『こころ』2,330日目


先週末土日 Team KOKORO はひと月ぶりに 八ヶ岳南麓拠点小屋にいってました。
主な目的は… 敷地の草刈りとウッドデッキのペンキ塗りです。


先月父の日に 我が家のネイチャン(高2)から「ニッカ 余市 シングルモルト」 ミニチュアボトルいただきました。余市 蒸留所シングルモルトと言えば 日本のウイスキーの父 マッサン「竹鶴政孝」爺が精魂込めて蒸留所の場所選定から一つ一つ創り上げた銘柄。ウィスキーはモルトを蒸留貯蔵熟成する土地の気候風土や水に大きく影響を受けます。
余市 シングルモルト」 まず飲んでみての私の 第一印象はそのスモーキーフレーバーの強い風味です。私が知っているウイスキーでコレに一番フレーバーが近いのは…ノンエイジの余市とはクオリティーが若干異なりますが、先年ご親戚から頂戴し 拠点小屋ウィスキーコレクションに秘蔵されている スコットランドアイラ島シングルモルト銘柄 「BOWMORE 12年」ですね。私自身はもっともっと奥深いであろうスコットランドシングルモルト銘柄については残念ながら「BOWMORE 12年」しか知りませんので もっと他に同様のフレーバーを持つ スコッチシングルモルトが存在するのかもしれません。でもド素人の私にはこれだけで充分でした。マッサン「竹鶴政孝」爺が北海道余市の地において 自らが創りだすはじめてのジャパニーズウィスキーで 何を理想として目指したのか…。自らが修行した本場スコットランドと伍するシングルモルトを目指したスピリットは 充分に伝わってきました。
 現在の「余市 シングルモルト」はマッサンが創りあげた当時の味わいとは若干違っているかもしれません。それでも 「余市 シングルモルト」も「BOWMORE 12年」もそのピード由来のスモーキーフレーバーに 私は 磯の香りを強く感じるんですよ。日本海沿いの余市蒸留所も 北海沿いのアイラ島ボウモア蒸留所も 冬季は特に海が荒れる沿岸の土地柄。
このスモーキーフレーバー チョット一般受けする 飲みやすいフレーバーとはとても言えません。私 地元「白州シングルモルト」を始め サントリーのウィスキー銘柄 各価格帯のものほとんど全て好みですが サントリーではまず出てこないタイプのウィスキーではないでしょうか。
 マッサン「竹鶴政孝」爺は 自らが理想とする 本場スコットランドに伍するウィスキーを愚直に目指したんですね。私 そんなことを想い…「余市 シングルモルト」を飲んでチョット感動しました。
 Team KOKOROもかくありたし。今はまだ雲をつかむような話ですが ガンドックの本場 英国に一歩でも二歩でも近づけるようチャレンジしていきたいと思います。




ここいらに小屋を持つと 年に一度の草刈りとペンキ塗りは必項の作業、こういった野良仕事が苦にならないオヤジでないと なかなか山小屋暮らしは出来ません。ただ私などこれらの作業苦にしないで小屋暮らしを楽しむには 完璧を目指さないのが胆と思っていますが 、我が拠点小屋お隣でいつも親しくしていただいている山暮らし超ベテランのご主人の草刈り後敷地の仕上がりと見較べると… そのクオリティーの違いは歴然! まだまだまったく山小屋オヤジとしてヒヨッコですな…ワッハッハ!
週末土日ヘトヘトになるまで 草刈りオヤジでしたが これもまた楽し!



マーキングダブル基本練 30mx2 + 40mx2

マーキング基本練 50m
この週末は拠点小屋至近フィールドにて 距離を落としたマーキングの基本練習を軽くおこないました。草丈は アヤツの腹下くらいまで伸びてきている状態。ダミー練をするにはちょうどいいカンジです。このフィールド 夏休み前には 一回綺麗に草刈りが入りますので いい状態も今のうちです。
 未明でまだ朝霧が晴れませんが 始めの動画は下り 30m と 40mのダブル設定を連続2セット 都合4本で 正面立木の真後ろにスロアーを配置し 出来るだけ アヤツにスロアー位置を意識させずに ダミー落下点へ真っ直ぐ走らせられるような設定にしてあります。スタートでのアヤツから スロアーはまったく見えていませんが これからダミーが投下されるかブラインドで走り込む方向を指示されるであろうこと アヤツ充分意識出来ていて 物凄い集中力で 前方を凝視探っています。スタートして右1本目は草丈に埋没した投下ダミーをサーチ確保すること手間とりましたが概ね 4本とも落下点に向かって真っ直ぐアクセス出来ています。
 このくらいの短距離で草丈に埋没したダミーを回収する練習をしてみると 主従連携してダミーサーチ確保していく主従の間合いつくりには 実にいいトレーニングになること改めてわかります。本当に短距離から主従連携してダミーサーチ確保する経験を 積み重ねていくうちに、犬が常にハンドラーのチョットした手の動きやホイッスル 声符の指示にどんどん敏感に反応するようになっていくこと感じます。アヤツから見れば… とっても合理的なヤツですので ダミー確保するために トウチャンと連携していくことが最も確実である事 無意識に学習し その首尾よくいった体験が 頭のど真ん中にインプット蓄積されていくというところではないでしょうか。決して意思のない回収ロボット犬をリモコンで操作するような感覚ではない事 アヤツとやっていて私は感じます。
 2つ目の動画は シングルですがさきほどとほぼ同じ設定で 少しだけ距離を延ばしてあります。走り出し真っ直ぐダミー落下点に加速できていますが… 落下点直前 スロアー位置に気付いたアヤツ スロアーの隠れている右方向へ走り込んでいってしまいます。アヤツ マーキング空中ダミーの捕捉はおそらく出来ていたと思いますが もうスロアーを感じた(目視、鼻で)瞬間に 意識が吸い寄せられてしまうのは完全にクセになってしまっていますね … ワッハッハ!
何でもかんでも自己流試行錯誤でやってきたTeam KOKORO …立派なガンドックペアへの道は遥か。



呼び込みトレーニン
 練習終了後撤収前に 我がTeam専属スロアーのカミサンと アヤツで 1本ミニダミー放り投げ回収をした時の様子です。アヤツ カミサンにダミーをデリバリーしなきゃならない事おそらくわかっちゃいるんでしょうが つい私に持ってきちゃっています。これをカミサンがとにかく必死に呼びまくって 直接受け取り 褒めて褒めて褒めまくって 最終的に犬に迷いなくデリバリーさせるようにするのが 呼び込みの基本ですね。
 私は 普段アヤツとやってって当たり前のように デリバリーしていましたが いろいろな影響で復路デリバリーの脚が遅くなったり バックレチッチに逃げたりと 特に試合時などのプレッシャーがかかる場面ではまだまだ安定してません。
褒めて褒めて褒めまくって 最終的に犬に迷いなくデリバリーさせるようにするのが 基本。我がTeamも練習時は 改めて もう一度基本に立ち返りたいと思いました。



海を見ていた午後 / 荒井由美
私以前随分とスキー楽しんでましたので スキーヤーのご多分に漏れず ユーミン結構聴いてました。 と言っても 時期的には松任谷由美 名義になってから、 代々木で大規模な舞台装置でのコンサートを毎年恒例でおこなうカリスマスターとして売れまくっていた時期あたりからが私のリアルタイムです。荒井由美時代の 数ある名曲は 当時中学高校生だったロック小僧の私には ほとんど耳に入ってこなかったんですね。
 「海を見ていた午後」など 荒井由美時代のユーミン初期の名曲は 派手さはありませんが どの曲も全く別の輝きを放っています。
スバラシイ。