『こころ』2779日目


今朝の 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド。未明から 突然のニワカ雨が降ったりやんだりの目まぐるしい天候でしたが 8:00すぎの撤収時には まるで映画『君の名は。』の一場面のような空。ここいらじゃ毎度おなじみ 夜明けの川風 突風に見舞われることもなく まあ上々のコンディションで Team KOKORO 9月最終週末のダミー練(ダミー娯楽ともいう) をスタートすることができました。
さあ〜ってと 「こころ」ちゃん… ボチボチ練習すっぺ!



ウォークドアップ基本練 草丈低エリア〜高エリア
 この放り投げでのウォークドアップ基本練 、まずは発砲音が鳴ったあと 確実に集中してマーキングしつつ 私の向く方向に アヤツも同調して向きを変えられるかどうか っというのが最初の課題。さらにそのあと 私の指差送り出し指示までアヤツが静止を保持できること、そのうえで マーキングした方向または 私の指示した方向へ 送り出し号令後、はじけ飛ぶように飛び出していけるかが 課題です。先週より自宅至近松林でもほぼ毎日同様の練習積み重ねてはいたのですが 今朝 目につくのは アヤツの静止位置が ここのところの練習時より前にズルズル出てしまう悪癖が露見しだしているということ。これは 明日日曜の練習時点で最優先に修正しなければなりませんね。
  我がTeam 後方への 旋回送り出しの場合、アヤツが後ろを回り私の左側面に出る 我ら基本の動きで旋回するか あるいは アヤツがその場で頭を軸に旋回 (旋回後 私の右側面に付く位置関係になります。) するイレギュラーな動きで旋回するかは 今日時点では あくまでアヤツのマーキング集中優先でケースバイケースにしています。 旋回後たとえアヤツが私の左にいても右にいても 慌てずに 静止状態から 私が指差したマーキングポイント先へ 同じように正確に送り込める間合いの 共通理解をアヤツとキチンと作れていれば それがいいように感じています。ただしこれはもう少しウォークドアップ基本練を積み重ねていく中で判断していこうとも思います。


 実はこの練習 ウォークドアップとしての主従送り出し間合いを練習する前記の意味合いのほかに、 重要な課題も含まれています。 ダミー放り投げでの回収ですので比較的アヤツとの距離が近いわけで、 アヤツを送り出したあと ダミー確保に至る ハンドリングをいかに洗練させていくかっていう 我らにとっては重点課題となっている部分のトレーニングをとにかくこの練習の中で 徹底的に突き詰めていきたいと思っています。レトリーブ1本の中で 最速、最確実 であるためには その"瞬間"に何が"本当に"必要かということを的確に判断し、さらにその上で レトリーブの過程を追求していくってことを Team KOKORO 究極の目標にしたいと思います。どこで ハンドリング介入してくべきか または介入せずアヤツに任せるべきかは 状況(草丈やフィールドの難易度、距離、風向き、風の強さ、アヤツのメンタル状態 等々)によりケースバイケース … ここが本当にハンドラーとしての成長を問われる部分。



プッシュバック超基本練再始動
プッシュバックの基本レクチャーについては先月からプロのサゼッションを受け 日々練習に勤しんできたのですが その練習の中で なかなかアヤツのイイところを引き出せずにいて あの手この手でアヤツに迷いなく確信をもって動けるようにという部分でどうしたものかなあ…といった状態になってしまっていました。 先週末1ヶ月ぶり2度目のプッシュバックの基本レクチャーをプロから受け 我らの現状に対しての修正を入れるべき部分 いろいろサゼッションを受けてきました。 先月からのプッシュバックの基本練の中で いろいろ全く新しい事をアヤツに要求してきたわけで、 当然アヤツの性質からしてどうしても 一旦は少し考えこむわけです。何を求められているのか…あるいは何は求められていないのか… 考える状況におかれれば アヤツどうしても指示に対して確信を持てるようになるまで 推進力に影がさしてしまいます。そもそも新しいことを始めたって 確信をもってアヤツが走れるように 上手に持っていくのがハンドラートレーナーの仕事です。 でっ 経験と対処の引き出しが全く足りないヘボなハンドラー(ワタシデス) が プッシュバックに対しての結果を少し慌てて求めすぎていたっていうのが 現状の結果ですね。 ですので 動画のようにプッシュバック超基本練から再始動です。 まあ私もアヤツも前から何やったって結果出るのには 周りの同期ペアより余計時間がかかってきたんですよ。今に始まったことじゃなくね。 やっぱりこういったプッシュバックっていう課題一つに取り組むのにも 経験と対処の引き出しが豊富な プロのコンサル、サゼッションは我らには絶対に必要です。
マイティまた来月もよろしゅ



ブラインドダブル 35m x 70m
 練習最後は けっこう実践的なブラインド。 ほとんどライン上 35m と 70mのダブルを 手前から順に獲らせたんだけど これはダブルにしないで コースを変えたシングルブラインド2本で走らすべきでしたね。 アヤツ 1本目35m確保後 2本目の70mポイントに向け 方向ブレなく まあいい感じで飛び出していけていたんですが… 35m地点を越えて 若干1本目を獲ったエリアでもう1本獲らせる トウチャンのやりそうなことが頭をよぎったのカモ…。 本当は35mを越えてそのまま背丈より高い草丈エリアに突入後も 奥へ奥へと突き進むのがこのケースでのブラインドの基本です。 カメラの位置からはよく見えないのですが… 残念ながらアヤツ35m付近を過ぎて5〜10mほどの地点で 若干左右 に迷いを生じている動きが見えまして その時点でハンドラー バック声符により 1プッシュが必要と判断しました。 その後アヤツ バック声符に良く反応し 高い草丈エリアを首尾よく70mのダミーポイント付近まで押し出していくことに何とか成功。あとは状況を見ながらサーチホイッスル( Team KOKORO の場合この時の1発目は"サーチホイッスル"っていうよりも 意味合いとしては "半径2mだぜホイッスル"です。両者の違いは…"サーチホイッスル"の場合 犬の"鼻先の方向"至近にターゲットがある状況で吹かれる。 "半径2mだぜホイッスル"は 推進力をもって ターゲットの半径2m以内付近を奥へすり抜けようとしている犬への "ここがエリアだぜ"伝達。 主目的は奥へすり抜けるのを防ぐ意味合いが強い。今回の1本目35mを確保した際に1発あてた笛も典型的な"半径2mだぜホイッスル"。犬を完全に止める場合もある。 ) を入れる判断をし ダミー確保です。
 まずはブラインドの基本通りの動きをアヤツから引き出す練習として 1本目から迷わず70m先のターゲットポイントへ突き進ませてやるような設定にするべきでした。

 ダミー練をおこなう場合 基本はマーキング回収を積み重ねさせますが 「こころ」の場合は 必ずダミー練毎に1本ないし2本は 40〜80m程度のミドルレンジの完全ブラインドを走らせておくことが重要だと私は思っています。 サッカー選手でもよく試合に出てないと試合勘が落ちるっていいますよね。たぶんそれと同じようなイメージで ある程度の距離を真っすぐ押し出すブラインド勘とでも言いましょうか …ブラインドレトリーブには犬の頭の中にそういった勘みたいなものが刷り込まれていることが重要だと感じます。 この勘を養うにはやはり 日常的に"完全"ブラインドを走らせておく必要があると私は感じます。

 但し 成功体験としていいイメージで走らせておくことが必項で そこは それぞれのペアごとケースバイケースの 適切な設定(距離、草丈状態、雨風天候状況、ポイントの難易度等) を調整したうえで もう最初は超易しい設定からでも 気持ちよく走らせることが大事。 正に 相棒のすべてを熟知した ハンドラートレーナーさんの仕事のしどころですね。



Billy Joel - Let It Be (from Live at Shea Stadium) ft. Paul McCartney
うわっ 見つけちゃいましたYoutubeBilly Joel 2008年 ニューヨーク シェイ・スタジアム (大リーグ ニューヨーク Mets本拠地) Liveでの Let It Be / ft. Paul McCartney.
う〜ん っ チョット良すぎます…この動画! やっぱ名曲だあっ。
"あるがままに”…Team KOKOROもかくありたし。
New Yorkが一つになっている!