黒ラブ『こころ』の日記をはじめるにあたり -3

『左ェ門』とは若いころはボールを持って海岸や松林を走らせるような散歩をしておりましたが、5〜6才になってからはのんびりといつもつかず離れずで、他の方にすれ違う際は呼びよせて座らせることが容易に出来るようになりました。『左ェ門』との間に流れる心地よい空気を感じながらのんびり歩いていることが楽しかった。その辺の感覚がTさんの言われている「会話」にちかいのかなと今思います。
『左ェ門』とは昨年2009年9月に病を得、別れとなりました。家に簡素な祭壇をつくって弔い後、荼毘に付し新潟沖日本海に散骨にて自然に帰してやりました。おどろくほど多くの方々から弔問をいただきました。この場をかりて心よりお礼申し上げます。  <つづく>

『左ェ門』と とうちゃん