黒ラブ『こころ』の日記をはじめるにあたり -4

『左ェ門』を失ってしばらくの間は自分の無力感と喪失感にさいなまれる日がつづきましたが、1ヶ月半ほどたって海葬が済んだ10月下旬ころよりこころの整理がつき、少しづつですがこれからどうするかなんとなく考え始めるようになりました。
ただ自分の無力感が非常に強かったので果たして自分に本当にまた犬が飼えるのやいなや。『左ェ門』がくるまでは、日中ほとんど外に出ることもなく、付き合いの幅も世界もものすごく狭かったのですが、『左ェ門』との11年のおかげでたくさんのものを私と私の家族はもらった事改めて強く感じておりましたので、春になったら新しい家族を探そうかという気持ちにだんだんとなってきました。『左ェ門』はFT黒ラブのオスで、素人の私には当初なかなかもてあまし大変な思いも多少しましたが、8才を超えたころから性格的にもだいぶ落ち着き、良き家庭犬にすることができました。その経験もふまえ新しい家族は落ち着いた素養を持った英国ガイド系(ショー系)黒ラブをと考えておりましたが、一方でアクティブであった『左ェ門』との経験からFTへの思いも絶ちがたく、たまたまFT愛好家である高知のTさんHP(http://www.geocities.jp/purahanoharu2003/index.html)にたどりついたしだいです。<つづく>
※ FT:フィールドトライアル系ラブラドールレトリバー

日本海晩秋