『こころ』1,917日目




 本日も 未明より Team KOKORO 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドに出て 基本のダミー練 を軽く楽しんできました。
今朝は 曇りの天候 、夜明けの時点で既に気温14℃ 、日中は初夏の陽気になること予想されます。



バックターン旋回方向指定基本導入 45°
昨日より導入始めたバックターン旋回方向指定の基本 セットです。 角度は左右背後各々45°ですから 自然にターンバックでダミー方向に向かって旋回していれば 指示外ダミーを獲る心配はまずありません。この45°を時間をかけて徐々に狭め ひとまず15°くらいの所まで持っていければ だいぶ実践的になります。胆は 一切失敗させぬこと。そのために ダミーの投下距離と角度、ハンドラーとの距離 を逐次調整し常に適切な難易度設定にて練習することが大切のように思います。あと根を詰めぬこと重要。 我がTeamの場合は 毎日練習の入りにパッと2〜3本やって サッとやめるの繰り返しくらいがちょうどいいように思いました。このあたりの頻度はペアによってケースバイケースですね。ペアで楽しむ気分転換 バックターン旋回方向指定ごっこくらいのカンジが楽しいですね。
今日のアヤツ 昨日と違い 私と正対した時点では 私の方真っすぐの姿勢でハンド指示を待っています。(昨日は半身意識の強い方のダミー側にもっていかれていました。)ですので私は 左右交互に送り出す指示でダミーを獲らせました。しかし 改めて動画で見てみると アヤツ 私のハンド指示が方向交互に来る事 予測先読みしているようですね。 姿勢としてはアヤツ ニュートラルで待っているように見えますが … 私完全に読まれています。ヤラレタゼ!
 旋回方向のカタチ、ハンド指示のカタチ 云々は二の次で 本当に大切なのは アヤツの心の先読みを 私が常に切りまくることですから カタチだけニュートラルになっていても こんなん事じゃあイケマセン。 やはり動画反省会は大切。



セットアップ送り出し 基本練 70m x 2
このサマーブレーク期間で 我がTeam バージョンアップすべき大きな課題の一つに ブラインドの距離感対応推進力改善があります。
ブラインドダミーポイントが明らかに遠方のブッシュ群、森の中、目標物となる立木付近の藪 等 スタートから見て その距離感がほとんど明らかな場合 、アヤツでも比較的一直線に ダミーポイントまで送りこめる可能性がだいぶ上がって来ました。 GRT試合でもほとんどの場合 そういったブラインド設定になるのですが ブラインドポイントになりそうなアヤシイ ブッシュ群、藪 、立木等が 本当のブラインドポイントまでの間 ランダムに混在しているようなフィールド状況、 また全く目標物がなく ダミー埋没する草原ど真ん中草丈内にブラインドポイントが仕込まれた設定等の場合 アヤツのイメージとしては セットアップで方向指示にて送り出されても 手前から順々に少しづつアヤシイ ポイント ニオウ草丈内 を意識しながら進む傾向があります。 このこと犬が考えながら走るために 縦への推進力が物足りなく見える場合もありますが 私自身は必ずしもマイナスの行動だとは思っていません。
 今朝も毎日の自宅至近松林パトロールでもそうでしたが、 アヤツと緩やかな脚側で歩いていても 途中私がまったく気づかない だいぶ離れた藪の中からのキジのニオイを獲れば… アヤツ瞬時に目が三角スイッチONで 松林や薮中に飛び込み キジ探しに入ります。首尾よく飛ばせることも スカに終わることもありますが 野に出ればアヤツ 周囲のニオイ物音気配 にものすごく敏感 生来のハンターの血なんでしょうね。そういう敏感なところが アヤツには元々能力として備わっています。
我がTeam アヤツの周辺状況への敏感さゆえに 完全ブラインドセットアップ送り出し時に 状況次第で 縦への推進力に物足りなさが生じているならば それはセットアップ送り出し時は 手前のアヤシイ状況、ハザードには目もくれず 一直線に セットアップで指示した方向へ突き進め という主従の間合いの醸成 距離感や推進力爆発へ背中を押す私からの意図伝達 がきちんと出来ていないことが原因なんですね。
 この部分が サマーブレーク期間で 我がTeam バージョンアップすべき大きな課題です。

 セットアップ送り出しで指示された方向の真っすぐ先に 必ずダミーポイントがあること どんな周辺状況であっても アヤツが確信を持って 手前のアヤシイ状況、ハザードを何事もなかったかのように 振り切って真っすぐ突き進めるような主従間合いの醸成。 セットアップで送り出す際に 突き進める推進力を発揮できるような背中の押し方 、我がTeamローカルな 意思の伝え方練習を工夫する中で試行錯誤 模索していく作業を積み重ねようと思っています。


今朝のセットアップ送り出し練は 目標物の無い 平坦なフィールド草丈内に埋没した完全ブラインドで 距離は70mほどです。左は 今朝もキジのニオイをとり飛び込んでいった岸部の深藪、右には 一見スロアーに見える スロアーのダミー(立っているだけで今回は投げません。ダミーを投げればI型ダブルになるレイアウト あえて作ってみました。アヤツに設定趣旨理解が進めば その時はI型囮ダミー投下予定) ブラインドダミーポイントは 左右ハザードに挟まれた 奥 目標物の無い草丈内埋没ですから 70mですがワンプッシュピンポイントで完全ブラインドを送り込むには我がTeamのレベルでは少々難しいです。
 結果動画1本目のように 2プッシュ 1リカバリーで何とか送り込み ダミー確保。見た目より難しい設定ではあるのですが まあ我がTeamの現時点での力ですとこの程度になると思います。 動画2本目は アヤツが確信を持ってピンポイントで走り込めるように スタートでアヤツを待たせて 1本目と同じ草丈埋没ポイントにダミーを置くところを見せて補助した上で セットアップ送り出しています。 この2本目のように目標物の無いダミーポイントへ ハザードに囲まれていても 一直線ピンポイント推進力のある送り込みが出来るように 間合いを積み重ね醸成していくことが目標になります。 完全ブラインド、 100m以上、ワンプッシュピンポイント送り込み のイメージを目指したいと思います。
今朝は1本目完全ブラインド、2本目ダミーポイントへ置くところを見せて補助しましたが これが逆でも同様の 趣旨をアヤツに伝えるための設定としてのバリエーションになります。まだまだいろいろ工夫しようと思います。
 


ロングマーキング 250m x 2
本日最後のセットは ロングマーキング 250m x 返しで2本。いろいろ主従の新たな間合を伝える練習をこなしましたので 最後はアヤツ いただきシュチュエーションで突っ走らせました。 このあたり ロングマーキング時 直前のI型ダブルセットのイメージをひきづって しまった 5/10蓼科GRTの反省に立っています。練習も試合も全部 前後つながっているという事 忘れてはなりません。
距離250mですが スロアーには黄色のカッパを着用させましたので アヤツ スタートでダミーの放られるポイントは容易に認識できると思います。あとはダミー空中軌跡を追い切ること出来るかどうか。 スタート後170mすぎから アスファルト駐車場約28mを越えて 奥のフィールド側へ走り込んでいく設定ですが スロアー位置は明らかですので マーキングダミーの空中軌跡を追い切れてさえいれば  アヤツにはハザードにはならいと予測していました。

1本目 駐車場を越えてから そのままマーキングダミーポイントへピンポイントで走り込むアヤツ…完全にダミー空中軌跡を追い切れています。OKデス。2本目は向かって右後方へのダミースローなのですが やはりダミースローが左右真横ではなく 特に若干後方の場合 180mを越えると ダミー空中軌跡を追い切るのは難しいですね。私はスタートでアヤツと共に目を凝らしていましたが 2本目は追い切ること出来ませんでした。アヤツ 発砲音とその発砲煙は認識できていますので1本目のポイントとスロアー位置をアンカーにして走ります。 スロアーからの情報では 1本目のダミーポイントからスロアーを中心に ダミースロー到達可能距離の範囲 円を描きながら鼻力全開のど迫力サーチだったそうです。少しづつ円が小さくなり 瞬間ニオイをとって からはダミーポイント一直線だったそうです。もうこうなると完全に犬の領域 私の出る幕ではありませんね。



Thinking about you - Norah Jones 2006年
最近 我が八ヶ岳南麓拠点小屋でよく ノラ ジョーンズ Youtube視聴するのですが 肩の力が抜けた独特のリラックス感が 山暮らしにマッチしています。
ほとんど一日ノラジョーンズかけっぱなしでも OK。 すごく時間が緩やかに流れるんですよね。
リッラックス…!が大事。 我がTeamも 肩のちからを抜いて この夏もダミー練娯楽 楽しんでやろうと思います。主人が楽しければ犬も楽しい!!