黒ラブ『こころ』の日記をはじめるにあたり -1

私たち家族が新たな家族の一員となる黒ラブ『こころ』の日記をはじめるにあたり、やはり我が家の先代犬である黒ラブ『左ェ門』について少し触れておく必要があります。
『左ェ門』は98年7月 生後40日ほどで我が家にやってきました。
 私が不注意で免許更新を忘れうっかり免許失効してしまった事がすべてのはじまりでした。春先に免許再取得のため通った激安教習所の教習時間がたまたま早朝であったがために自分でも早起き生活が出来るんだと再認識し、免許再取得後も早起きに慣れた気安さから犬でも飼ってみるかとカミさんに相談したことがきっかけでした。自営とういう仕事柄一日中自宅でのPCワークでしたので犬でもいなきゃこもりっきりになっちゃうという状況も動機のひとつなのですが、自宅がすぐ広い海岸松林に隣接し犬を飼う環境として申しぶん無かったことも要因のひとつであったように思います。
 さしたる知識もないままカミさんと近所のペットショップをまわりそのうちのひとつのショップの社長さんに探してもらったのが『左ェ門』でした。当時はハスキーブームが一段落しにわかにラブ、ゴールデンが巷に増え始めていた時期です。社長さんは私が素人とみるや柴等の小型犬を選ぶことを強く推奨します。私は私で存在感のある大きいヤツがイイなどとのたわまったものですから、逆に社長さんの方が説得モードになる始末。今思うと怖いもの知らずってのは恐ろしいもんだと思います。結局そこまで言うならと社長さんが推薦してくれた大型犬がゴールデンでした。そこでカミさんの意見が入ります。「ゴールデンは毛足が長くて室内の掃除が大変そう。短毛のラブの方がその辺はラクそう。」さすがカミさんだけに現実を直視した正論でした。とうちゃんは犬種選びにロマンしかいだきませんでしたので。(ただ実際はラブの剛毛抜けに苦労するのですが、レトリバーと同居するいじょう避けて通れない苦労ですね。)そこで社長さんが探してくれたのがFT黒ラブ『左ェ門』でした。社長さん曰くFTだから極端に大きくならない、PDだから超カシコイ。その言葉はまったく事実でした。事実だったのですが、そりゃまあ活発なやつで…。 <つづく>

左ェ門