『こころ』917日目


  この週末金曜午後からTeam KOKOROは埼玉遠征A訓練士オビ練にいってきました。金曜日没直前と土曜早朝のダブルヘッダーを目論見ましたが お盆帰省上り大渋滞をすり抜け埼玉オビ練フィールドに到着するとちょうど大雨雷注意報発令、雷鳴轟くゲリラ豪雨。とても練習できる状況ではなくその日は断念。翌朝6:00から改めて仕切り直し。一週間コツコツ練習してきたイメージで訓練に望むも 息が今ひとつ合わず。練習後半は大分よくなったものの思っていたようにはなかなか行きません。ただ主人としていろいろなこと学ぶことのできた訓練となりました。これを次回につなげていきたい。


  さて7:30に訓練終了後 小雨曇り模様で比較的日差しが弱かったので 長野山間部にあるフィールドにまわり小一時間ほどアヤツとダミー練楽しんできました。 いつもの新潟市近郊里山フィールドより広大な荒野、アヤツをステイでまたせて150m程度のシンプルなロングマーキングをインターバルを取りながら5〜6本。里山フィールドでも150m程度を設定していますが ここ長野山間フィールドではダミーまでの間アヤツの行く手には自分の背丈程の野花が咲き誇り そこを100m程度くくぐり抜けた先にダミーを放ってあります。マーキングはしていてもアヤツ野花のトンネルを突っ切っる途上で距離勘がまったくつかめず 始めは走っているうちに手ぶらで主人直前から飛び出してきたりしています。そこで主人と共に野花のトンネルを突っ切りダミーとの距離20〜30mまで接近しダミー位置を示しサーチ。これを何回も繰り返しました。
千曲川での実猟のときは距離感がもっと短いのですが 今回と同様にアヤツ主人と一緒に急崖を川面まで降りターゲットにアプローチしていく練習を繰り返していくうちに  その状況での距離感、崖の上り下り、川の流れ、主人の使い方を学習、みるみる自信をつけ 自分のものにしていきました。
アヤツはそういう優れた能力を生まれつき持ち合わせています。今回も主人とともに野花藪の荒野を歩き 夢中でサーチしていく中で必ずこの荒野でのダミー回収の"キモ"を自分のものにしていくと思いました。
  地元里山フィールドでの150m程度の回収はこなしていましたので ここ長野山間フィールドでも夏道をうまく縫ってダミーのポイントにアクセスできる設定では問題なく一発回収。やはり単に距離の問題ではなく行く手を阻むいろいろな障害を経験させておくことがオールマイティなガンドッグになるために重要なことと実感。いつもの里山フィールドでは経験できないことがいっぱいあるわけです。 新潟在住ゆえ限りがありますができるだけ いろいろな機会を得て、いろいろな場所へ連れ出してやりたいと改めて思いました。


このお盆期間中、昨冬公開された 原田知世/大泉洋の映画『しあわせのパン』鑑賞。
北海道洞爺湖畔丘の上 月浦が舞台の夫婦物語。俺も『こころ』と(家族も)こんなところで暮らしたい。
その主題歌 忌野清志郎/矢野顕子 『ひとつだけ』 本当にスバラシイ。清志郎好きでした。合掌。


映画『しあわせのパン』