『こころ』1,185日目


5/12 蓼科GRTにて

Team KOKORO 先週末開催の蓼科GRTミドルクラスに出走してきました。
このフィールド我がTeamにとって見た目以上に難しいフィールドです。(昨日記述 http://d.hatena.ne.jp/ysj/?of=1) 過去2年 跳ね返されている因縁の場。今年の首尾は… 奮戦するも犬動かず 残念ながらまたも跳ね返される結果となりました。
スタート送り出しの時点で 作業モードへのSWが入らず。 走り出し 私から離れある程度距離がでた時点ですぐに アヤツ 『作業どころじゃない』精神状態に陥っていくさま 一目瞭然、4種目とも同様。
日差しが若干きつい状況にあっても ヒールウォークやスタート待機でのスティデネス 特別指示しないでも必要な範囲は充分出来ていましたので 決して主従浮き足立っていたわけでも 入れ込みすぎていたわけでもありません。送り出すまでは ほとんど練習とうり なるも 送り出し後 ニオイ立つフィールドの状況に流され アヤツ普段の作業モード集中にまったく入れず。それでも やらねばならぬ仕事 主人との関係の中でよく理解していますので その時点で ものすごいプレッシャーとの葛藤 なのでしょう。現実にはアヤツにとって抗しがたい生理的欲求に近い刺激を 主人叱咤に促されなんとか得俵一本で踏みとどまった という4種目でありました。この状況で今のアヤツに出来ることはこれがすべてであったんだと思います。
今回の我がTeamの4種目 一見すると 初心ペアのレトリーブのように見えます。ミドルクラスとしてはまったく芯のないフラフラとした走りなれど 形に見えるすがたと アヤツの場合今回の実情は若干違います。しかし主従弱さがモロに露見ゆえまったくガンドッグとしての仕事にならなかったことも間違いありません。

本来ガンドック仕事は義務感のみでできるような仕事では決してありません。適切な義務感とはスティデネスのベースメンタルとしてあくまでマーキング、サーチ、レトリーブ 作業を補助するもの。(但し私の中ではこれなくして主従一体の作業などありえず きわめて重要な要素であることとの認識、 持って来ればいいってもんじゃ決してなし) ほとばしるようなFT魂発露 アドレナリン全開で飛び出していけないようでは 我が友『こころ』の仕事とはいえません。
今回 アヤツ ものすごい葛藤の中で 主人との関係 最後の義務感のみで 土俵際得俵一本ふみとどまり ダミーを回収してきていました。 Teamとして決してほめられた作業ではないも 見た目とは違い これはそんなに簡単にできることではありません。

本日午前中 Team動画反省会にて 様々な要因 変えるべき事項とるべき対応他 徹底討論。 我がTeam (私、カミサン、アヤツ) 秋のGRT後半戦にむけて 方針は決まりました。
『こころ』! 来シーズンの蓼科GRTでは おまえが葛藤などと戦う必要のないよう 1年をかけてTeamで必ずサポートしてやる。 雪辱は次機会を期そう!

我がTeam ここに至るまで 表にはほとんど出てきませんが日常から カミサンの絶大なバックアップにささえられていること記しておこうと思います。



試合後お楽しみタイム

千曲川勢… Mさんご夫妻 ご愛犬 ブルース&シルバ 湘南黒犬軍団
毎回GRTフィールドでのMさんとの会話、本当に楽しい時間。またよろしくお願いします。