『こころ』1,241日目


松林小路を進むアヤツ

 新潟市内9:00時点ですでに27.7℃。新潟地方はまだ梅雨明け前ですが 週明けから急激に夏の様相となってきています。
ただ連日35℃超えの猛暑に見舞われている 皆さんに比べればそうとうマシ。 暑中お見舞い申し上げます。

 今朝も6:00前からアヤツとダミーをもって松林ひとまわりしてきました。開けたポイントにてブラインドダミーセットをしようとしていたところ 目の前 至近5mほどの藪淵から大きなキジが羽音を立てて飛び出してきました。
私もアヤツも飛び出すまでまったく気づかず… 先週来何度かフラッシュしている 例の個体だと思われます。奴さん我がTeamについて 若干学習した様子。ほとんど出会いがしらに近かったのですが こちらに発見される前にたまらず飛び出したのでしょう。しかしながら結果的に 私の目の前至近空中への飛び出し、猟場であれば絶好の位置… 。春先に追いかけた個体は 鳴き声松林中に響き渡っていましたが もうほとんど我がTeamに補足されないようになってきていましたので やはり最近のヤツは若鶏?
 その後アヤツに気づかれぬようキジが飛び出したポイントにダミーを投げ込み 小路を50mほど前進。反転しアヤツを呼び寄せ 今来た小路の先ポイントを セットアップ示差にて送りだしました。
小路に沿ってアドレナリン全開で飛び出していくアヤツ。ポイント直前でもトップスピードに乗ったまま小路直進、 明らかにポイントを感じていない様子。しかしポイント到達の瞬間 探せ号令にて 迷わず急ブレーキ 一瞬でポイント側の藪に飛び込んでいきました。いいぞ『こころ』!


 帰宅後 玄関前にて給餌前の軽い服従練習毎日しているのですが(時間にして2〜3分) 、たまたま本日はご近所なじみのミニダックス クリーム君に遭遇、決してアヤツ飛び出していったわけではありませんが 今やるべきことを 自己流に解釈クリーム君にむかってダウンで待機。この状況に本日は 主人やもおえず叱咤で修正しました。
 松林でも他犬とすれ違う際は 主人脇スワレ、ステイで一切動かないのが基本です。すれ違う犬が寄ってきても 飼い主さんが声をかけてくれても 主人の指示はスワレ、ステイ。この所作と どんな状況でも一瞬の躊躇もなく主人呼びに反応することは 松林、野山をともに歩く 我がTeamには鉄の掟です。理由は2つ。 ひとつは 他の犬飼いの方、散策中の方への 我々が出来る最低限の配慮はコントロールだと考えていること。
もうひとつは 『こころ』自身の安全のため。
 冬の猟場 状況によりアヤツ頭上至近を散弾が通過する現場、この時理屈ではなく主人指示に沿って完全にコントロールできない場合非常に危険な状況になりえます。
 我がTeamの現状 鉄の掟にまったくブレなし。 けさの一件 ミニダックス クリーム君と普段 なかよくしてもらっているゆえ アヤツのケジメが一瞬ゆるんでしまいました。ここで叱咤したこと 私自身はとても苦しい気持ちでした。
しかしアヤツ そういった主人の気持ちも含め 全てを理解した上での 『この程度まではイイだろう』行動だったわけです。ですので叱咤の対象は その場のかたちではなく『この程度まではイイだろう』に対してのもの… アヤツこのことは誤解なく理解したと思います。
クリームママさんごめんなさいね。びっくりしたでしょう。指示から解放した状態でまた遊ばせてくださいね。