『こころ』1,245日目



本日未明 小雨の新潟市近郊里山フィールドにて。アヤツいきいきしてます。


 関東甲信、西日本 各地で連日の猛暑日が続く中、新潟は日本海に停滞中の前線の影響で今週は雨続きです。湿度は非常に高いですが 黒犬にとって真夏の猛暑よりはだいぶマシ。雨も悪くないかなどと思ったりしています。
今週は主人やや業務がたて込み 夕方などは アヤツ やる気満々にもかかわらず軽い散歩で 済まされたりしていました。 昨日、本日と 早朝 オビ練とダミー練 に行ってきたのですが その分 アヤツ すごい張り切りようでした。

 昨日は夜明けとともに近郊オビ練フィールドへ。オビ練の前に いつものように仕込み済ダミーを アヤツに 完全ブラインドで獲らせます。比較的長め80mほど 歩道、生垣、芝生広場越え 設定。 40mほど先 歩道、生垣を越えたころで生垣に沿って直角に曲ってしまいました…が、ロングホイッスル一笛にてアヤツ主人をチラ見 いつもどうり方向を主人示差方向に修正 真っ直ぐダミーポイントに向かい芝生フィールドを奥へと越えていきました。いいぞ『こころ』!
本当は80mを一発で送りこめれば一番いいのですが 実際にはある程度の距離(40〜60mくらい)を走った後  障害物が無ければ アヤツ停止で振り返り主人を確認するか あるいはダミーのありそうな藪 や生垣が付近にあれば 一旦そういったダミーのありそうなポイントを意識した方向に向かいます。 ブラインド種目の場合 セットアップ示差で方向は指示して送り出しますが ポイントの距離までは指示しようがありません。その時々により30mのときも80mのときも130mのときもあるのが普通です。 まずはセットアップ示差の方向へアドレナリン全開で真っ直ぐ飛び出すのが基本ですが 多くの場合 飛び出したあとは どこで主人とコンタクトをとるか(主人を利用するともいう) は犬が積み重ねた経験から判断します。昨日のようにポイント手前で ダミーのありそうなポイントを意識した方向に向かった後も 主人から探せ号令が出るまでは その付近の距離感で正しいのかアヤツ確信しているわけではないように思います。 我がTeamのローカルルールで ロングホイッスル一笛は 「そこいらじゃないぜ! 主人示差をチラ見せよ」の合図です。この合図でアヤツ 主人をチラ見 主人示差のとうり方向と距離感を修正しています。 このようにブラインドでダミーポイントまでの誘導は人犬のTeam作業ですが 首尾よくポイント付近へ到達し 探せ号令が出たら 後はもう犬の領域、強力なFTのDNAを駆使してのサーチは 犬に任せるのみ。
 Team作業のしかたも ホイッスルで犬を停めて バック号令や示差等でポイント方向へ送りだしてみたり トップスピードのまま 探せ号令で急ブレーキをかけたりと ケースバイケースなのですが 主人からの働きかけがあったら常に犬が主人を意識するということが 共通の基本です。
 今朝も我がTeam 大雨洪水注意報発令中の中、未明近郊里山フィールドにて 長短距離 ブラインドセットしてのダミー練 楽しんできました。この連休 後半は中越里山フィールドへ遠征し マーキング強化練!
アヤツとともに野のでることが本当に楽しい。アヤツ 実にいい犬になりました。



Yes Roundabout Acoustic
主に70年代から80年代に活躍したイギリス Progressive rock の雄 「Yes」。 彼らの初期代表曲 「Roundabout」/1971全米13位。動画は2004年「Yes Acoustic」から。
私は中学時代から脈々と聞き続けている 旋律の美しい名曲。
詩は難解なのですが Roundabout = ロータリ式円形交差点。いつでもナチェラルにあるべき方向を変えられる生き方 という解釈も…。
Team KOKOROもかくありたし。
Yes Roundabout Acoustic 雨の土曜にはぴったりです。