『こころ』1,286日目


 現在新潟市付近 大雨洪水雷注意報発令中。7:00すぎから遠い雷鳴とともに雨が 断続的に降り始めています。雨脚強くなったり弱くなったりの繰り返し あまり蒸し暑さはなく 真夏のゲリラ豪雨とは少し趣が異なり 季節の変わり目を感じさせる天候。
今週 前半あたりから朝晩アヤツと松林を歩いていても 秋の気配を風に感じるようになりました。


 Team KOKORO 本日は夜明けとともに 自宅至近松林小路を利用した軽いダミー練を行ないました。
 本日の課題は ロングブラインドにおいて犬がイメージしたポイントよりも主人指示によりさらに奥に送り込むことを意識した練習。先日の中越里山(http://d.hatena.ne.jp/ysj/20130810)で犬を落ち着かせることが出来ず苦戦した課題です。
 松林小路をアヤツとフリーウォーク中 アヤツに気づかれぬ様小路にボールを落とします。そのまま構わずアヤツとともに小路フリーウォーク、60mほど進んだのちアヤツをヒールにつけさらに20mほどヒールウォーク、定座指示でアヤツをすわれせ主人のみさらに10mほど前進後振り返り アヤツと正対 いきなりのバック指示でアヤツを今来た方向へ送り出します。アヤツ主人からヒール指示が出た時点で次になにか起こることは認識、この時点ですでにアドレナリンが出始めています。その後いきなりのバック指示でアヤツ虚を突かれたようですが 一瞬ののち主人意図を理解、今来た方向に獲物(ダミー、ボール)を求め 飛び出していきました。 ボールを落としておいたポイントの30mほど手前に右へそれる小路分岐があるのですが それた分岐路の先方向が実は我がTeamがよくブラインド回収を楽しむ窪地へと続いています。アヤツそのことを充分わかっていますので当然分岐ではよりダミーの(獲物の)ありそうな窪地方向へ一目散にそれてしまいます。このこと自体はあくまでも犬が経験からダミー(獲物)確保のために下した最適判断ですので私は正解だと思っています。 ここからが本日の課題、主従Team作業開始。まずは窪地手前藪で血眼になってすでにサーチに入っているアヤツを 我がTeamローカルルールロングホイッスル一笛にて小路分岐まで呼び戻します。主従ゾーンの強さが充分な状態であれば ロングホイッスル一笛にてアヤツ 主人指示を意識しチラ見出来る小路分岐まで戻るように思っておりました。小路分岐まで戻してスワレ指示にて一旦犬を落ち着かせリセット、バック号令にて小路ボールのある正しい方向へとあと30m犬を送り出せるかどうか が本日の課題。
 窪地手前藪をサーチ中のアヤツ ロングホイッスル一笛と主人示差にて 人犬ともに比較的落ち着いた対応でまずは小路分岐まで呼び戻すことできました。小路分岐で一旦犬を止め バック号令にて再度送り出しましたが 一回目は後方をまわりまた右方向窪地側へ流されるアヤツ、やはり意識が強く残っています。ここまでだと苦戦した前回中越里山時といっしょ、再度 ロングホイッスル一笛にてアヤツを分岐まで戻し バック指示 今度は首尾良くボールポイント方向へ 小路に沿って緩やかなコーナーの先に消えていきました。いいぞ『こころ』!
 ダミー、ボール (獲物)を確保したという結果自体では前回中越里山でのブラインド練習と変わりはありませんが 実際はTeamとして落ち着いて作業に当たれたこと私の感じる実感は全く違います。おそらくアヤツも何某かは同じような感覚をもったはず。犬も主人もメンタルが弱い我がTeam(ワッハッハ!)、強くなっていくには 単にダミーを獲ったということではなく 主従ゾーンの強さでダミーを獲る練習を日々積み重ねていくしか道はなし。



 自宅至近松林土手道、正味300mほど直線が続きます。ひたすら真っ直ぐ送り出す練習をするには打って付け。本日は180mほどをマーキングで走らせました。180m先のスロアーってほとんど豆粒デス。
 土手道脇は落差4mほどの急こう配崖藪になっており 千曲川猟場での水辺崖下りを意識して 時折崖下ダミー回収をさせています。自宅至近松林で設定できる最も千曲川猟場に近いシチュエーション。但し実際の猟場は直下に川面もせまり、勾配ももっともっと厳しい地形です。今年は秋口から八ヶ岳南麓拠点小屋への往き帰り機会を捉え実地でアヤツに自信をつけさせること 猟期前の必項課題と思っています。