『こころ』1,697日目


目が三角! やはりフィールドでのFTはこうじゃなきゃいけませんね。
この画像は昨年の霧ヶ峰です。今年は荒天に諸事モロモロでとても親バカ撮影までは手が回らず…。


 先週末開催の霧ヶ峰GRT 台風来襲前日の荒天の中 よくぞやり切ったと思います。
出走された ハンドラーのみなさん GRT関係者 諸兄 大変ご苦労さまでした。
各位ご協力、ご尽力 のおかげにて この場をかりましてお礼申し上げます。


 さて Team KOKOROの首尾は…。
大荒れ ズブ濡れの状況の中 主従とも奮闘! 成績じたいも 大荒れ ズブ濡れの 結果ではありましたが 私の中では満足度充分の 次につながる試合にすることが出来たと思っています。
 我がTeam サマーブレイク期間のあいだ 地元新潟にて ダミー練(ダミ娯楽ともいう) を積み重ねてきました。 ここ3週間ほど前から 有志自主練、GRT千葉練 等 都合3回ほど 他犬やハンドラーに囲まれた試合時に近い状況での練習会に参加することができました。 ただ アヤツ そのいずれでも 地元新潟でのTeam 2名と1頭 の未明ダミー練時の 集中度に遠く及ばずの状態は明らかで いわゆる "ヘタレ走り"かまたは それに近い状態だったんですね。有志自主練、GRT千葉練での アヤツ いつものダミー練と違い 見慣れないスロアーやジャッジ、他犬のワチャワチャや ギャラリーが気になりだすと とたんに集中力の半分は簡単に持っていかれるような状態でした。 アヤツそういう環境がキライなんですね。 そういうアヤツのメンタルは ブラインド種目でポイント付近のスロアーが気になり(ビビッて) 勢いよく走っていけない…、帰りの脚で スタート地点ハンドラー背後の ギャラリーを気にして スピードが落ちたり ハンドラー直前でダミーを離してしまう(もうやめようぜトウチャン…と言ってます) 、今一つ集中が乗りきっていないゆえ マーキングの集中(執着)がいまいち 等 ストレートに状態に表れます。
 これまでのアヤツとのかかわりの中でそういう弱い犬に私がしてしまった部分大なのですが これはもう そういった環境が普通になるように慣れていくしかないわけで そのために我がTeam 従来から出来るかぎり千葉練等で揉んでもらう事をお願いしているわけです。以前に比べると相当慣れてきましたが ここ3週ほどまたしても ヘタレの虫が アヤツの前面に出てくるような状態が抜けきれず 私自身は前日深夜まで ハンドラーとして何か出来ることはないか 考えておりました。結局、 あくまでやもおえずの行動なのですが 試合の現場でアヤツの 「イヤダナー」って思う気持ちを 何気にほぐしてやるくらいしか出来ないのですが。
 本来はガンドックのハンドラーはそんなことエネルギーの使いどころではないんですね。実際実猟の現場に降り立てばその瞬間 アヤツはこれからおこる事を理解していますので ハリキリまくりで そんなつまらないことにエネルギーを使う必要など皆無。 これが本来の姿です。GRTは競技会とはいえ あくまで実猟の現場を模した競技ですので オビディエンスのような スタートへのつけ方、気の使い方 をすること本意ではないのですが アヤツの場合はしょうがないですね。
 その結果は… アヤツ 4種目とも 目が三角の状態 100%の勢いでスタートから飛び出していきました。 もう一度この状態になれば アヤツ ギャラリーもへったくれも気になりません。
 今回 成績じたいはまったく振るわず 特にスティディネスの部分はアドバンスにあるまじき状態ではありましたが これはもうひとえにハンドラーがヘボだった故の結果、アヤツ自身は ここ何週か乗り越えられなかった ハードルを何事も無かったかのように軽々と乗り越えて見せてくれたんですね。
 また次も我がTeamは同じハードルに挑むところからのスタートとなります。次はどうなるかはまったくわかりませんが とにかく今回はアヤツ見事やってくれました…成績なんて関係なく腹の底から笑いがこみあげてくるほどうれしかったです。
いいぞっ『こころ』! 次もドカンと頼むぜ!

 今回の霧ヶ峰GRT 千葉組の皆さんの健闘 奮闘 まじかで拝見しました。 また千葉練よろしく揉んでください。
※ 撤収時ターフ収納までお手伝いいただき ありがとうございました。