『こころ』1,891日目


4/19 千葉練ウォーター 撤収前撮影。「表情がカタイ!」と某先輩一喝に とうちゃんこの表情…(先日 笛の吹きすぎで 前歯抜けました…かなりあやしい ワッハッハ!)



今宵は「ブラックニッカ スペシャル 」
"いつもの"「SUNTORY OLD」と同価格帯晩酌銘柄。先月いただいた「ブラックニッカ 復刻板 」があまりにクオリティー高すぎで そのイメージで賞味すると 肩すかしをくらいますが 、なるほど晩酌銘柄として毎晩いただいてみると…実にうまくブレンドされていると感じるようになってきました。私の個人的印象に過ぎぬのですが 某高校生(あくまで某…正確には某高専生ですが)が 当時 主にいただいていたのはサミーデービスJrのCMで売出し中のSUNTORY「WHITE」(OLDは社会人なりたてくらいから先輩にひっついて主に 赤羽、王子、東十条あたりの スナックでしこたま飲ませていただきました。東京での修行時代、青春ってやつカモ…楽しかったワッハッハ!) で、 たま〜にいただいていた「ブラックニッカ」では随分と味わいが違うもんだな(ニッカは…) と感じた思い出があります。
今ロックでいただいていますが 少し氷が解けだしてきたタイミングで 何とも言えないほのかな甘い香りが 強すぎず弱すぎず  ちょうどいい。"いつもの"「SUNTORY OLD」はじめ サントリーの晩酌銘柄にはないこの味わい。サントリーのようなカッコイイCMはしてませんでしたが ニッカのこだわりを感じます。スバラシイ!


 さて肝心の4/19千葉練ウォーター首尾の方ですが 、アヤツ 久しぶりにヘタレメンタル丸出しで パタッと脚が止まる状況に陥り 超カッコワルイ姿露見。
原因は明らかで 練習前半に私が要求した練習設定に ドン引きしてアヤツ気持ちがすっかり萎えてしまったんですね。
その設定とは…対岸から参加犬がウロウロしている河原の藪にマーキングでダミーを採らせるという設定。対岸のポイントは道路からアヤツを抱えて下す1mくらいの段差下、狭いスペースに 入水ポイントはいきなり足の届かない深さという設定でした。
 結果的にアヤツ ビビッて入水できなかったのですが 。一見すると 入水地点の状況がアヤツには厳しすぎたように見えますが…本質的にはそんな末端の事ではないんですね。(もちろん楽な条件からすこしずつ自信をつけさせていくことがセオリーですし、大切な事です。)
 実は過去 少ないながらも経験している千曲川実猟 回収においては こんな程度の川越え回収入水ポイント設定は いただきシュチュエーションなんですね。アヤツがビビッて萎えてしまったのはおそらく入水そのもではありません。入水そのものももちろんおっかなかったんでしょうが むしろその先ダミーポイント付近に多くの参加犬 参加者の皆さんがウロウロしている状況に 自分一人で(とうちゃんから離れて)河を渡り 参加犬ウロウロシュチュエーションを突破してダミーを回収にいくこと要求した とうちゃんにドン引きで ヘタレメンタル丸出しの気持ちが萎えた状態になってしまったんですね。(それはないだろーとうちゃん! と対岸で送り出す時 とうちゃんの顔を見て言ってました…ワッハッハ!、 またそのポイントからケンコーボールを水中に軽く投放り込むと…へっぴり腰にはなっていましたが ちゃんと入水回収。) 過去千葉練時 同様なヘタレメンタル丸出しで 脚がパタッと止まってしまったこと年に数回はありました。直近では 昨年1月の 始めてのフィールド木更津ダム湖畔での千葉練時 スタートからアヤツの視線の先 参加者多数待機中のエリアに隣接したマーキングダミーポイントを朝一で設定された際 そこで他犬ウロウロに萎えたアヤツ…一日ヘタレメンタルから抜け出せぬ結果に…。初めてのフィールド、初めてのシュチュエーション、 視線の先に他犬ウロウロ というのが アヤツのヘタレメンタル陥り時のほとんど毎回不変のキーワードです。 いわゆる"弱い"部分のあるアヤツ、他犬とダミー、ボールの取り合いになったりというシュチュエーションが 本当に イヤ なんですね。非常に頭のいい犬ですので もともとそういうこと考え込んでしまう部分はあるヤツですが 私が アマチャンで箱入りにしてしまった部分はかなり大きいです。
アヤツ 一度萎えると なかなかヘタレメンタルからその日一日は抜け出せません。たいしたことではないのに 私の送り出しに行けなかったことも アヤツのガラスのようなハートにひびを付けてしまうんでしょうね…けなげなヤツですので。マーキングの意識が弱いとか 焚きつけられるような意欲が弱いとか 実はそういうこと 技術的な事ではないんですね。ここでは実際に目に見える状況だけではない意外と複雑な主従人生の機微があれこれ介在しています。 故に 私としては本意ではありませんが 特に 試合や 新しいフィールド条件設定時においては 犬の出し方や 条件設定に ちょっとだけ配慮してやる必要があるんですね。本当に!…ちょっとだけで全然違う。 ただ今回に関して 最初の対岸からの送り出し時 参加犬ウロウロシュチュエーションまでは私が予測 調整できなかったんですね。故に今回アヤツが 一日ヘタレメンタルに 陥ってしまったのは 全てヘボなハンドラーの責任です。 こうなればこうなること 私自身は過去何度も経験して全てよくわかっていたわけですから…。
Team KOKOROにとって千葉練とは、 地元新潟での気持ちよく回収できる単独ダミー練レトリーブだけではない事、アヤツにとって 世の中ってやつを 学んでもらうための貴重な機会。今回の一件をとってみても Team KOKOROにとって極めて重要な意味を持ちます。


 ヘタレメンタル全開のアヤツに対して 私の考えていたことはただ一つ、どんな状況でもいいから とにかく今日一日はとうちゃんとの練習に最後までキチンと付きあわせるということです。既にこの時点で我がTeamにとっては技術の練習では ありませんし、以前から一貫してそうしてきました。 こんなメンタルの状態で送り出せば特にアヤツの場合は 当然脚は止まります。そんな状況でもあえて送り出すことには賛否あること承知しています。過去少なからずリスペクトしていた GRT千葉大先輩から正論の苦言をいただいたこともあります。(苦言内容についてはまったくそのとうりです。暖かい苦言でした。感謝しています。) でもそれでも私は今回のように とうちゃんとの練習にはどんな状況でもいいから最後までキチンと付きあわせようと思っています。
果たしてその経験が効いたか否かは アヤツに聴いてみないとわかりませんが 、GRT試合 連戦していく中 シーズンに必ずどっかで一度は 主従土俵際いっぱいいっぱい得俵一本で 踏ん張らなければならない状況に追い込まれることがあるんですね。 意欲ビンビンだけでは越えていけないそういった ペアにとってギリギリの状況下最後まで主従一体となってダミー確保という共通目標に向かっていけるかどうかとういう瀬戸際で 常に主人と共にあるという気持ちがきわめて大きな意味を持つと私は思っていますし、アヤツとはそういう主従でありたいと思っています。
 ある意味ひじょうにレベルの低いは話しではありますが 過去 リカバリーの局面で 土俵際 得俵一本で何度も踏みとどまったアヤツのガンバリにTeam KOKOROは窮地から救われた経験が一度や二度じゃありません。


 5月の連休中千葉練、5/10 蓼科GRTと続きますが もはや 我が主従のその時々で置かれる 諸状況については経験上 100% ハンドラーである私が予測出来るんですね。そんな状況下でアヤツの底力を引き出せないとしたら… これはもうアヤツの問題ではありません。
ひとえにハンドラーがヘボだと いうこと以外 言い訳のしよう無し…。とうちゃん プレッシャーだあっ… ワッハッハ!
でもGRTに集うペアー数多い中で メンタルなんてことにエネルギー使うペアは我がTeam だけだよなあ〜。宿命ですね。



Weather Report - Birdland  1977年 ウェーザーリポート アルバム「Heavy Weather」のA面一曲目です。コーラスグループ 「マンハッタン トランスファー」のHit曲で有名ですね。
高専生が越後長岡で通い詰めた 某JAZZ喫茶でよくかけてもらいました。生粋のJAZZファンから見れば メインストリームから外れた流行のフュージョンでしたが 某JAZZ喫茶ではコアなものからフュージョンまで バランスよくいろいろなジャンルを聴かせてもらいました。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが 某高専生はそこで いろんなことを吸収したんでしょうね。大らかな時代、大らかな某高専でした。 これには感謝しかありません。