『こころ』2,145日目



晦日早朝 自宅至近松林にて
小雨模様、気温がそれほど下がらず 新潟にしては比較的穏やかな天候の大晦日です。
トウチャン昨夜は年賀状書きで徹夜、そのままアヤツと松林パトロールを楽しみました…例年とうりデス。



ブラインド 120m x 95m
 昨日未明 阿賀野川対岸側河川敷フィールドにて おこなった本年ダミー練納め。
フィールドには若干雪が残っている程度、風も弱くコンディションとしてはまあまあでした。
 120mと95mのブラインドを走らせたのですが 1本目の120m側はかなり難しい設定でした。
1本目 アヤツ 指し示された方向へ 真っ直ぐ飛び出し 正面手前のハザード帯をそのまま突破、ここまでは上々です… その後 進行直進方向は若干起伏小高い円形エリアに 丈のやや高いブッシュが群生するところ。アヤツ 小高い円形ブッシュエリアの淵に沿って 走行経路が弓なり状 左へと逸れてしまいました。そのまま走ると ブラインドポイントのかなり左を奥へ抜けてしまいます。ハザードを挟んでアヤツとの位置100mほどの場所で ホイッスルコントロール、なんとかアヤツの動きを一旦止めて 右方向へハンド指示。アヤツ ハンド指示に従い左奥から 小高い円形ブッシュエリアを回り込む形で ダミーポイント到達、ダミー確保。
  走行経路前方に いろいろなハザードが出現した場合 アヤツ ファーストチョイスは 迂回を選ぶ傾向がやはり露見。地形状況や実際の実猟形態等により ケースバイケースの場合もあると思ってはいますが この程度のハザード状況であれば やはり基本は指し示された方向へ 小高い円形ブッシュエリアを突っ切り一直線に奥へ 走り込むような意識であるべきでしょう。
今回はブッシュ帯を挟んで100m先でまだアヤツの姿が目視出来ましたので ホイッスルコントロール、ハンド指示にて リカバリーが効きましたが その先では、又ブラインドポイント付近では 手前ブッシュ帯に遮られ アヤツの姿や動きをハンドラーが確認することが出来なくなります。もうそうなると 大きくポイントを外していても 誘導リカバリーのしようがないんですね。
 これがガンドックは スタート位置で 指し示された方向へブレなく一直線に走り込んでいくことが 何よりも大切な基本である事の所以です。
 2本目へのインターバルでのアヤツの様子… 若干いつもより散漫な感じがします。そういった事が ハンドリングしていて ホイッスルコントロールの局面となった際 アヤツの反応の緩さに今日は表れてしまっているように感じました。
2本目95mはハザードを越えずにブラインドポイント付近まで一直線にアクセスしやすい設定になっています。それでも 左側のハザード帯一面の藪に吸収されず フィールド最奥まで走り切る事けっこう難しいのですが…アヤツ この難易度であればほぼセオリー通りの動きにてダミー確保。
 Team KOKOROの課題は 今日の練習の状況から明らか…「走行経路前方に いろいろなハザードが出現した場合の直進突破力」です。この課題 少々のことでは怯まない メンタルの強さをどう引き出していくかが大きなポイントだと私は感じています。但しアヤツに限っては 強さを引き出すというより 気持ちの弱い部分をスタートに付いた時点でうまく散らして 結果的に 自信満々で飛び出していけるようにもっていってやる事だと思います。これがアヤツのハンドラー相棒として私のしてやるべき唯一の仕事ですね。
次回年明け ダミー練初めは この課題を意識した設定を難易度を下げて基本から積み上げていけるようにしていきたいと思います。



Ray Charles / Let It Be
ご存じレノン=マッカートニーのビートルズナンバー 「Let It Be」、歌詞の内容は「ありのまま あるがままで生きなさい」とマリア様が背中を押してくださるという 実にシンプルなゴスペルソングそのもですから レイ・チャールズが歌えば最高の出来栄えになるのは当然ですね。 ビートルズのこの曲 私洋楽を聴き始めた中学生のころからの大切な一曲ですが…「Ray Charles / Let It Be 」がこんなにイカシテルとは ノーチェックでした。ポールの歌唱とは別のものとして スバラシイ。
「Let It Be」… Team KOKOROもかくありたし。


GRT関係者のみなさま、本年中はTeam KOKORO あちらこちらで 日々大変お世話になりました。
また来年も 宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。