『こころ』2,348日目


本日早朝強風の 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド

とにかくすごい強風でした。天候はそんなに悪くなく 自宅のある新潟市沿岸西地区付近 未明から日差しが照りつける週末の朝でしたが 少々風があるなという程度の印象。ところが本日ダミー練に訪れた近郊の平野部最奥 阿賀野川河川敷フィールドは この地域早朝夜明け直後に よく遭遇する上流山間部から 河口方向へ抜ける川風が 特に今朝は顕著で動画のような強風状態でした。 普通ならチョット ダミー練などおこなえる状況ではないのですが そこは Team KOKORO いつものこと…練習強行!



ハザード帯突破 ブラインド 115m
目の前 40m先には 私の肩くらいまで 伸びに伸びた奥行き 5m〜ほどの大ハザード帯が完全に行く手を阻むようなフィールド状況… もうこうなれば Team KOKORO やる事は決まり! いかにしてこの大ハザードをアヤツに真っ直ぐ突破させる動きを引き出すかという事のみ。ハザード突破練には絶好のシュチュエーションです。 本日は 専属スロアーが参加出来ませんでしたので  ブラインドにて ハザード帯の先に設定したブラインドダミーポイントに向かって 一直線にハザードを越えていけるように まずは ハザード帯の向こうから 一度ブラインドポイントに向かってアヤツに1本目の回収を走らせています。ブラインドポイントには 元々2mほどの間隔をあけてダミーを2本セットしておきました。 ブラインドポイントは スタートからハザード帯を越えて115mですが ハザードの先から60mほどは1本目でダミーポイントに走り込ませていますので アヤツには回収したダミーポイントの意識が強く残ります。 その後私と共にハザード帯をヒールウォークでスタートまで戻るところから動画に記録されていますが 半袖の私 両手を上げねばハザード帯を通過できないようなスゴイ状態… 。
最近アヤツをヒールに付けて歩きながら 私より前に出ない意識、私が止まれば同時にアヤツも止まれるような意識 (ズルズル前に出ないという程度のことですが) を持つようアヤツに 少しだけ要求しています。特別強く働きかけたりしているわけでは無く ヒールについて歩いているときに 正しい位置をコツコツアヤツに伝え 必要に応じ修正、うまく出来れば軽く頭をなでてやる程度の こと積み重ねているだけなのですが…そんなことだけでも 人の意識の変化は犬にも伝わり 犬がうまく合わせてくるようになるものだなあなどと 少し実感。そんなこと考えながら最近は動画のような ヒールウォークしてます。
もう最近のアヤツ これだけお膳立てしてやれば 私の求めていることは 一発で理解してますね。(いつものことですからアタリマエ) スタート後 アヤツからは おそらく行く手を遮る 壁のような存在の 大ハザード帯を 狙い通り一直線に突破! その後残り 60m近くある ブッシュの点在するフィールドを ブラインドポイントへほぼピンポイントアクセス。ポイント付近まで距離を走り込んだ状態で アヤツ 左へ10mほど位置がずれていますが 私のホイッスルコントロールと ハンド指示の方向へ 軌道修正 難なくダミー確保。復路は大ハザード帯で咥えたダミーがひっかかり 苦労したようですが 時間をかけて無事 ハザード帯突破 。
いいぞっ『こころ』! 我が相棒ながら本当に健気なヤツです。



強風マーキング I型ダブル 85m x 50m
手前が囮のI型ダブルマーキング 奥先取の設定。 ここはあえて手前のダミー落下ポイントに アヤツの気を引く 目印付き杭を刺しておく 超娯楽設定にて走らせました。
スタート手前にちょっとしたブッシュ帯があるのですが スタートにステイさせたアヤツの目線からは結構 先の視界が遮られ 特に落下ポイントを直接目視しつらい状況だと思います。こういった部分 人目線だけでなく 犬の目の高さでどう見えるか 考慮してコース設定すること重要ですね。このシュチュエーションだと おそらく手前の囮マーキングポイントはアヤツ問題なく追い切れると思いますが 奥の先取りダミー落下点マーキングポイントと その軌跡はなかなか明確に把握し強くマーキング意識すること難しいでしょう。 特に奥の先取りポイント 付近 ブッシュや草丈の違う部分が入れ込んでいますので 余計理解を複雑にしてしまっています。特に距離感の把握が非常に難しいんですね。 ダミーを放った私でさえ 走り込んでいくアヤツに どのタイミングでローストホイッスルを吹くか迷うくらいですから 実際に走り込んでいく低い視線のアヤツには 自力で距離感を合わせる事 非常に難しい状況であることは確かです。
まあまだまだ我がTeamのスキルではやもおえぬことですが 先取りの奥マーキングポイントを明確に意識できなかったアヤツ どうしても 手前の囮マーキングポイント目印付き杭の位置へ 意識が引っ張られます。それでも 私の必死のバック号令にすぐに 手前囮を確保してはいけない事 アヤツの頭によみがえり 指示通り奥へと向かいます。それでももうこの時点で 奥の先取りマーキングポイントへの意識が どうしてもさらに弱くなっていますので ポイントより若干手前でショート、 あと10mほどがなかなか押し出していけません。
私の意識としては 絶対に囮側を獲らせること避けねばならぬ気持ちがアセリとなり もうバック号令など絶叫に近い状態… 超カッコワルイ。帰宅後 動画チェックすると… 確かに囮側目印付き杭にアヤツ相当引っ張られていますが その後 私との間合い 誘導指示に きちんとレスポンス良く正しく反応すること 良く出来ています。強風で アヤツにホイッスル、声符が聞こえないのではないかなどという心配が私の頭をよぎり余計 肩に力が入ってしまっての絶叫露見でしたが 動画を見る限りは 現在のアヤツと私の コンタクトレベルでみると 全然絶叫など不要でしたね。
  相変わらずダメダメハンドラーのあわてぶりでしたが 主従の間合いを醸成していく過程の我がTeamには ハンドラーとして いい経験積み重ねたように思います。Team KOKORO 今後同じようなシュチュエーションに陥ったとしても 落ち着いてかつ自信をもってリカバリーしていけるように思います。



Styx - The Best Of Times 1981
スティクスは80年代人気のあった米シカゴの ロックバンドです。 比較的ポピュラーで聴きやすいサウンドに日本でも多くのファンを獲得 当時NHKで日本公演の模様がほとんどそのまま放送され それがきっかけでファンになった私のような高校生もおりました。 来日当時 彼らの代表作 アルバム「Paradise Theatre (パラダイスシアター)」 が全米アルバム1位を獲得し 話題になっており 私もアナログLP盤購入し けっこう聴きこんでました。
 アルバム「Paradise Theatre (パラダイスシアター)」 は 1928年開場 そして30年後 58年閉鎖となってしまったシカゴの劇場をモチーフに 栄枯盛衰は世の常 、実は今が 「The Best Of Times 」というのが アルバムを通してのメッセージとなっています。
アルバムを通して 一つのストーリーにメッセージが込められてくるような この手法がまるで 映画を見ているかのようにすごく新鮮に感じましたし また何よりも 全編シンプルでポピュラーな曲調のロックサウンドに乗せ 郷愁をそそる歌詞とメロディー。まあ良い映画を見た時のように 私の心に刺さったんですね。



Styx 「Paradise Theatre 」 当時のアナログ盤紙ジャケ引っ張り出してみると…私にしては珍しく 輸入盤でなく日本盤でした。湯川れい子サンのライナーノーツに懐かしを感じます。英文の歌詞はジャケット見開きに載ってますが やはりライナーノーツの日本語対訳が欲しかったんでしょうね。ジャケットのすりきれ方が青春の愛聴盤であったこと物語ってます。
本日のお供は セブンの激安ビール(発泡酒) ザ・ブリュー。ロング缶で¥170ちょっとですが けっこうクセのない さわやかな飲み口。 缶に表記されている「のどごしスッキリ」にいつわりなし! コレ 侮れません。今週の掘り出し物。