『こころ』2650日目


トウチャン 昨夜は業務に追われ半夜なべ…それでも小屋では 早朝ダミー娯楽に行っちゃうんです。撤収前のアヤツ 満足そうなカオ。我らはやっぱコレかなあ 基本娯楽ですんで…。
 朝メシ後 またまた下界の日常に戻ります。八ヶ岳南麓 今回も楽しゅうございました。




モリーマーキング 65m x2 145m x3
今日の設定 スタートで待機しているアヤツに 65m と145mのポイントに2本づつダミーを置くところを見せ メモリーマーキングで走らせるつもりの設定でした。ただ結果的にはそうはならず 左65m 真っ赤な躑躅の根元のダミーポイントは アヤツ 明確にダミーをセットしたこと認識できてましが その後 中央 森前方を長い距離 私が歩いて移動して右奥145mのポイントにダミーを置いたことは 残念ながらアヤツからは認識できていません。 動画を見返すと… なるほどこれじゃあ 右奥145mにダミーをセットしたこと またそれをアヤツが明確に認識できるであろうこと予測していた私のコース設定が全く 間違いだったことがわかります。 まず右奥145mの距離では 発砲音等とともに 空中高くダミースローをおこない その場面をアヤツにまのあたりにさせない限り 迷わせるような歩き方をしたのちに この距離でダミーを置いただけでは メモリーマーキングポイントとして認識させること まず無理でしたね。
結果的に 右側奥145m 真っ赤な躑躅の根元のダミーポイントは完全にアヤツからはブラインド設定になってしまっています。 また私が 中央 森前方を長い距離歩いて移動したことが アヤツから見ると 完全に迷わせるフェイクの動きになっていますね。もともとそういう意図もあったのですが それは右奥のダミーポイントをアヤツがメモリーして認識できているという前提で フェイクを振り切り メモリーマーキングポイントに走らせるというイメージでした。結果右奥145mのダミーポイントは全くのブラインドの状態で フェイクの動きにより 少なからずアヤツの頭の中 中央 森付近 または森を越えた奥 というダミーポイント先読み意識に支配されてしまった状況の中 残念ながらアヤツ 145mを指示された方向へぶれなく一直線に走り込むことできませんでした。 ショートしてしまった要因としては ここのところ試合でも 練習でも ダミーポイントの距離感が 長くとも80m〜程度の回収が多かったというのもあげられますね。 やはり同じ80m〜の設定を回収するのでも 普段その距離でばかり練習している犬の回収と 150m程度までは日常走り込む練習を積んでいる犬の回収とは 違いが出てきます。 ましてや 頭の中私の設定時フェイクの動きで 右奥145mのポイントをアヤツにスタートで意識させることが非常に難しい状況で ロングディスタンスを指示された方向へぶれなく一直線に走り込ませるためには 普段から 150〜160m以上の距離を 一直線に突っ走らせる練習を積み重ねておく必要は必項ですね。
 そんなわけで 右奥145mの回収となった2本目4本目は 結果的に コントロールの練習のような状況、犬の走行方向を 都度止めて修正し 奥へプッシュするリカバリーの繰り返しとなってしまっています。 こういう森の中央奥への犬の先読みが 非常に強い状況の場合 無理に 手前から右奥145mのポイントに送り込むことをトライするよりも いったんアヤツに中央森奥まで突破させたのち 右前方へのリコールサーチングでダミー確保させるのが"正解"ですね。(ただしコレ ロングディスタンスで犬のコントロールができること前提デス…要注意ポイント) 事実 2本目4本目ともそういった流れでのダミー確保になっています。 とにかくロングディスタンスの場合まずハンドリングで考えるべきことは 四の五の言わず奥へ送り込むってことが肝ですね。 いったん奥まで送り込めば 左右手前へのコントロールは 奥へ送りながらの左右コントロールよりも数段容易になります。やはり動画を見返しての反省会は重要…いつもアヤツが私にいろいろなことを教えてくれます。勉強になりました。
一番最後に予定のなかった突っ走り基本練を右奥145mのポイントまで私が一直線に歩いてダミーを置きにいくとこをアヤツに スタートで見せたうえ走らせています。もうこのポイント3回目ですから当然といえば当然なんですが 糸を引いたように145m一直線の走り! 終わりよければすべてよし!(ってことに一旦しておきましょう)



Keep Pushin' - Reo Speedwagon  1976
 REOスピードワゴンってシカゴのバンド、チョット年配の洋楽ファンならけっこうご存じと思います。80年代の初め アルバム「禁じられた夜」(Hi Infidelity) が全米で大ヒット シングルカットの 「Keep On Loving You 」も同時に全米1位です。
 コレ またまた私の高校生の時の話なんですが、 アルバム「禁じられた夜」で売れまくる 2年位前から 私 けっこうスピードワゴンのファンでした。ファンになったきっかけは 偶然 FMで聴いた(多分渋谷洋一のサウンドストリートだと思います) この曲 「キープ・プッシング」です。 まあこの曲 彼らが売れまくる前を代表するような シンプルでストレートな直球勝負 ロックサウンドです。また アルバムでも ポップでキャッチーな面は当時からありましたが 基本このシンプルでストレートな直球勝負 ロックサウンド路線が身上のバンドで 私はそういうところがとっても気に入ってたんですね。
そんな時 スピードワゴンの NEWアルバムが出るというんで 私はすっごく期待しいてたんです。しかしっ! リリースされたNEWアルバム 「禁じられた夜」は シンプルでストレートなロックサウンドが影を潜め 当時流行のコンテンポラリーアダルトロックとでも言いましょうか すっかり口当たりの良い 甘いバラード中心。まるで夜のヒットスタジオに出てきそうな曲調ばかり。 もともとキャッチーな曲調も彼らの持ち味ではあったんですが このアルバム 私が スピードワゴンに期待していたものとは全く方向違いに感じてしまったんですね。 スピードワゴンのLP盤 何枚かコレクションしていた私ですが… 残念ながら アルバム 「禁じられた夜」が最後に購入した1枚になってしまいました。 浮世の趨勢は私の期待などとは正反対に アルバム 「禁じられた夜」は 超が付くほどの大ヒットアルバムとなりました…。 長く洋楽ファンやってると その時々でいろんな思いでありやなんですが 元ロック小僧の私… 世の趨勢についていけない ガラパゴス化はこのころから始まりだしたように思います。

 40年たった今でも私の背中を押してくれる一曲「キープ・プッシング」… と "昔の" スピードワゴン バンザーイ!