『こころ』2654日目


日曜日早朝 ダミー練撤収前、アヤツ今日もいいかおしとう。


 5月最後の週末、今週は事務所業務や何やで トウチャン バタバタの状態でしたが 週末恒例のダミー練(娯楽ともいう)は相変わらず楽しくやってます。
次週末は6月最初の週末で 埼玉での千葉練?!の予定。

 考えてみると Team KOKORO ここしばらく 練習でも試合でも 本当にいろいろな場所、状況の違ったフィールドで 走ることができています。そういった部分 我ら非常に恵まれた状態。それぞれの地形や水辺、林間に高草丈や深藪 等 フィールド状況で、 またそれぞれに犬を走らせてみると やっぱりその場その時々で いろんなことに気づきます。さらに 雨風雪気温他 その時々の気象条件によっても留意するポイントが違っていたり 犬やハンドラーの気分、心の持ちようによっても全く別なものになってみたり と …まあ犬もハンドラーもいろんな経験値を蓄積していくことができます。 たまにはその経験値が 落とし穴になったりもするわけですが その落とし穴にはまったことも 結局次への経験値になるわけです。
そんなわけで次週末お邪魔します埼玉ホームフィールドのみなさん、Team KOKORO はじめてのフィールドでまたいろいろ経験させてもらいま〜す。組長よろしくお願いしま〜す。
楽しくやりましょう。



突っ走り基本練 220m ハザード突破
先週の八ヶ岳南麓でのダミー練で 我らここのところ試合でも 練習でも ダミーポイントの距離感が 長くとも80m〜程度設定に若干偏ってしまっていたことを感じ、そんなわけで 新潟に戻ったらまずは走らせようと思っていた ロングディスタンスの突っ走り基本練をおこなっています。
 動画のように スタートから220m先のダミーポイント手前50m程度のところまでまずはアヤツとともに歩き ダミーポイントに私が発砲音とともにダミーを投下するところをつぶさに見せたうえ、ともにスタートまで戻ってきます。そのうえで アヤツを220m先のダミーポイントに向けて送り出すという手順。動画のように ダミーポイント手前40m程度はけっこうボサや藪がイイカンジに伸びてきており 犬がそのエリアに突入後は ダミーポイントも含め スタートから犬の動きは全く見えません。ですから まずは 犬が確実にダミーポイント付近でサクっとダミーを確保できるよう 最初のポイント手前50m程度からマーキングが完全にできていることが非常に重要で、この設定で犬を走らせる絶対条件です。(ハンドラーからは全く死角の 220m先で犬が迷い 走り回りの状態にしてしまうと手も足も出ず…要注意) 最後の最後ダミーポイント20mほど手前は 畦のくぼみ越えに ハザード帯と車も走れる幅の夏道が横に走っており いわゆる フィールドエリアエンドのさらに奥 ハザード帯と夏道を越えて20mほど隣のフィールドエリアまで走り込ませるという娯楽設定。以前おこなったこのコースでのロングディスタンス突っ走り基本練は フィールドエリアエンドまでの200mで走らせていましたので 今回はチョットしたおまけつきです。 我がTeam そうやって少しづつ アヤツの経験値を増やすこと積み重ねてきました。さて首尾やいかに…。

 アヤツ もうトウチャンとダミーポイント手前まで歩き マーキング後 スタートまで戻った時点で 自らに求められていること( まあやる事ですね) 完全に理解できていたと思います。以前もこのコースで (200mですが) 同じことしていますし… 逆に言えばトウチャンのやること(設定)なんてバレバレって思てるでしょうね。 私自身もこれだけお膳立てして走らす220mですから特に何もなく走ってくるだろうと思ってました。実際の走りもだいたいそんな感じなんですが 1点だけ… アヤツ ダミー確保直後のこちら側フィールドエリアへの 戻りで 直近の畦のくぼみ越えとハザード帯を回避し 橋側の夏道を回り込んで戻ってきています。 コレ ロングディスタンスだったからっというわけではなく 実はアヤツ ダミー確保直後の戻りの方向選択が音痴な部分常々あり…その癖が出たかなっと 私は思いました。
コレ 常々私は感じているんですが アヤツの戻りの方向が…特にダミー確保直後 音痴で 一瞬明後日の方向へ戻りだしたりしちゃうんですね。その癖を修正しようと いまだに私が右手を上げ 大きな声で呼び込むこと 意識してやってるんですが 。アヤツは来た経路をできるだけそのまんま戻ってくること私が求めていること おおむねわかっちゃいるんようなんですが…まだまだこの癖は修正に時間をかけないといけませんね。 アヤツ 橋側の夏道を回り込んで 現れ 私が見えた瞬間! 正規のフィールド中央 草丈の中の往路と同じ経路を走るべく 慌てて走路を修正しています。そのまま夏道を戻ってきてはいけないこと、トウチャンの求めてること実はよ〜く理解していたりするわけですよ。戻りついたらトウチャンの機嫌が悪くならない頃合いを実にうまくついてくるわけです。
う〜ん どうするトウチャン…。こういうところにアマチャンがでますよねえ。



ドリブン基本練 40〜55m
このエリア 現在 ボサや藪 草丈がちょうどいいんで ドリブン基本練 3ヶ所 2本づつ 計6本をサクッと取らせようと思いました。
この設定 意識したのは 中央のポイント手前の 少し草丈の高い部分と 奥のボサ群を真っすぐ越えさせること。 その部分については このドリブンを走らす前に ボサ群の直近から一度真っすぐ走らせてみたりと… まあある程度事前にお膳だてしておいたんですね。 結果 中央のポイントはイイカンジでねらい通り 少し草丈の高い部分と 奥のボサ群を真っすぐ越えていってます。
 予想外だったのが 左のポイントへの2本! 少し走るべき経路と 私がダミーを投下しに行った歩きあとが 方向的にも近かったんですね。アヤツ2本とも私の歩きあとを半分くらいトレースする走り… 確かにアクセスとしては そんなに大ブレではないんですが 私の指示した方向は ポイントのもっと左側から巻き気味に走り込む経路でした…。アヤツ 左2本目の戻り 私の歩きあとを戻りながら 私の直前で右に巻いて戻ってこようとした動きが動画にはっきりと残ってますが… コレ アヤツの ヤバイかなあ〜っという意識から生じているように 正直私感じます。わかってんだよなあ アヤツ…。
結果これもその時点ではお咎めなしになっちゃってるんですが…う〜ん どうするトウチャン…。
こいうところってのが アヤツとの関係で 変えていくべき部分だよね。
ただこれを どう伝えて変えていくかってのが トレーナーハンドラーとして 考えどころって思ってます。
それぞれのペア、主従によって どういう対応がベターかってこと 千差万別なんでしょうね。だからこそ 犬をよく見て 私自身がまずは考えなきゃならないことだと思うわけです。



Sting - Fields of gold
スティングの Fields of gold 私 お気に入りの一曲。この曲聴くと 心拍数が下がる気がするんですよ。
来週 30年ぶりに 武道館にスティング聴きに行ってきます。