『こころ』2772日目


秋分の日 昼下がり… こもれびのTeam KOKORO 八ヶ岳南麓拠点小屋(通称こころ山荘)

 Team KOKORO 秋分の日の本日は 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドにて 朝練後 八ヶ岳南麓へ移動 夕練。怒涛の2部練なれど アヤツ 一日ノリが落ちることなくイイカンジ。 アヤツも私にも 「練習」と言う名の日常娯楽なんでしょうね。 ただ一点、良く言うとソフトマウス…もともとアゴの力が弱くカミが甘いアヤツ、 通常のサイズのダミーで多数の回収の本数をこなすと だんだんアゴに疲れがたまるのか はたまた 復路走行中ダミーがずれてくるのに対応するためか (たぶん両方だと思います) どうしても回収復路の脚が落ちてきてしまう。 ですので練習量が多い場合は 比較的軽くて細い 小型のダミーを使用するようにしています。 あくまでもアヤツの場合なんですが コレで練習最後の方 かなりノリに違いが出ます。やっぱりあくまで 「練習」= 「娯楽」にしてやらないと 楽しくないっしょ。「苦行」にならんようにね。
 まあ 私… 過保護の親ばかハンドラートレーナーなんっすね。ワッハッハ!



ウォークドアップ基本練 強風高丈草原
  11月の森山メモリアルに向けて 今週からまた新たに本格的に始めた ウォークドアップ基本練、まずはヒールウォークから マーキング その後の送り出しまでの一連のTeamとしての動きを確認しながら再始動。
  我らここでの再始動確認課題は… 発砲音が鳴ったら 犬はモチロン第一優先はマーキング一点超集中! 但しっ 肝心かなめのマーキングに集中しながら 同時にトウチャンとシンクロして犬も止まる…ここで犬がズルズル前に出すぎないような間合いがオートマチックに出来ること、または マーキングが済んだ時点で犬が自ら正しいヒールポジションまでさがる位置修正が何事もなかったように 出来ること。 (でもそもそもマーキングに集中しながら理想的なヒールポジションに犬がとどまれることが基本なんでしょうね。)  それとどんなに気持ちが前のめりになっても トウチャンの指先送り出し指示が出る瞬間まで静止して…指差とゲトン後 弾けるように飛び出していくこと。
 発砲音が鳴ってから送り出すまでの わずか数秒間に これら一連の動き、主従共通理解された目には見えない空気のようなものが アヤツと私との間に 確固として存在するような 関係をTeam KOKOROは目指します。
ガンドックには 静止したときにハンドラーが向く方向に犬もシンクロして正しく方向を合わせ前方を注視する動きが求められ、 前方180°のマーキングなら比較的シンプルですが 背面180°のマーキングとなる場合 (ウォークドアップ形式のトライアルでは普通のことですね。) ハンドラーが後方へ旋回すると同時に犬も旋回し 前方のケースと同様な ヒールポジションに犬はピタッと付かなければなりません。ここでは ハンドラーの旋回方向と それに対して犬がどういうふうに旋回して ハンドラーと同じ向きを向くかという動きの流れを主従の間合いとして充分熟成しておくことが 私自身はとっても重要だと思っています。 実際には発砲音が鳴ってからの 一連の旋回の動きになるわけで(動画ではまだ導入のレベル1ですので旋回してから発砲音)、 発砲音が鳴ってから 頭の中マーキング意識 でいっぱいになった犬に ハンドラーとシンクロして旋回 ヒールポジションに付く動きをスムーズに引き出すことは 我らにとっては容易な事ではありません。 犬の気持ちと動き両面でのコントロールを ハンドラートレーナー(ワタシデス) に求められる ここが正に 仕事のしどころなんですね。
 でもね こういう課題、こういったこと ってのはもう犬との対話そのものですんで 実は私自身は 練習しててけっこう楽しんですよ。

動画では早朝の阿賀野川河川敷フィールド 強烈な川風にさらされた状態で 草丈のそれなりに高いエリアで マーキング回収反復していますが この状況でのダミー確保… 放り投げの10〜15mクラスとはいえ サクッと短時間で確保すること 実はかなり難しいです。動画では この状況で 親ばかハンドラーが過保護にほとんど主従連携して出来るだけ短時間にダミー確保するような作業になってますが これをできる限り洗練させていく事が 11月の森山メモリアルに向けた Team KOKORO 重点課題の一つです。 どこまでハンドラーが介入して主従連携しての作業にすべきか はたまた中途半端に介入せず アヤツの能力底力を自ら最大限発揮させるように育てていくか(7才半にして まだまだ育てていくべき伸び代がアヤツには満載だと私は大真面目に思っています。) のバランス判断(正にバランスだと思う) は 状況(草丈やフィールドの難易度、距離、風向き、風の強さ、アヤツのメンタル状態 等々)によりケースバイケース で ここがハンドラーとしての成長を問われる部分。
  指示を出して 仮に首尾よく指示に沿って犬が動かなったら 残念ながら当然ジャッジ評価は落ちますし、指示介入過多で ムダな動き(犬、ハンドラー 、またはその両方)が増えても同様です。 但しジャッジ評価を意識して(レトリーブの過程を重視するってことですね。決して考え方は間違ってない。) その結果として トータルで見て サクっとダミー確保できず ズルズル時間がかかってしまうようなレトリーブにはしてはならない と私は考えています。
レトリーブ現場で 最速、最確実 であるためには その"瞬間"に何が"本当に"必要かということを的確に判断し、さらにその上で レトリーブの過程を追求していくってことを 11月森山メモリアルに向けた Team KOKORO 究極の目標にしたいと思います。 上を目指すって 我らにとってはそういうことかなあ。
結局 アヤツじゃなくて 全部トウチャンの課題なんだよなあ…。しっかりしろ自分!
失敗したっていいじゃん…さあ やれるだけやってみよっ!



ウォークドアップ基本練 レベル2 バリエーション1、2

プッシュバック基本練 30m-90m 4本連続回収
 八ヶ岳南麓拠点小屋至近のフィールドでの 基本練反復の様子、このフィールドは 前の動画の新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドと比べて 草丈状況も整備され比較的易しいですし 強風に見舞われることもほとんどありません。 それでも時期的に草丈がイイカンジに伸びる時もありますし 何よりもこのフィールド起伏に富んで 林間のコースもとれるところが長所です。
画像のような現在の草丈状況ですと ダミーがだだ見えではないけど そんなにサーチとしては難しくない 、サーチエリアで ハンドラーとしての介入を極力控え アヤツが元々持っている犬としての能力底力を引き出せるように ヘボなハンドラー(ワタシデス) が間合い洗練のトレーニングを積み重ねるのには最高の環境です。
 まだまだハンドラー側のムダが全然多いよなっていう意識で 毎回動画を見返していきたいと思っています。



MONKEY MAJIK / 空はまるで
モンキーマジックの 「空はまるで」
この曲 古くは トーヨータイヤのCMソング、最近ではNHK Eテレ の 「奇跡のレッスン/ 世界の最強コーチと子供たち」 http://www4.nhk.or.jp/wonderlesson/
のエンディングテーマ曲。 昨夜も 「新体操編」再放送見てしまった!(教育テレビですぜ)  私 こういうの好きなんっすよ。
さてっと これから 朝練バシッっと決めて 山いくで〜。『こころ』っ、今日も一日 "ゆるく" いってみよっ!
なんか元気出てきました。