『こころ』2891日


本日夜明け直後の 新潟市 沿岸部自宅至近松林。天候晴れ 弱風 気温-2℃。 
ここ何日か新潟も暖かな日が続き 雨など降り 先週末の積雪も だいぶ薄くなってきています。 現在松林内 雪の厚さ20cm程度 吹き溜まりで膝下くらい。 この時間帯は表面が固くクラストして中ザクザクの状態… 非常に歩きにくい。
でもアヤツと歩いてると なんか ウサギでも出そうな猟場っぽくってトウチャンの気分は チョットいい感じ…なんちゃってガンドックなんですが…。
宅地に隣接して 実際には撃てる場所じゃないんですが 2月後半から夏前くらいまで キジの若鳥たちがもうウジャウジャ出ます。



雪上林間直進基本練 35m 左右 5本回収
雪上林間の不整地を直進押し出していく練習設定、左3本 右2本の都合5本。スタートでアヤツを待たせて 私がダミーをポイントに置いてくるところを 見せたうえで左右交互に走らせています。 まずはターゲットポイントまで 不整地、障害物を越えつつ できるだけ直進するという事。次にターゲットを確保して振り返った直後のアヤツが戻るべき目標として 私を常に目視する習慣をつけさせること。走行時の直進性を引き出すために 走っているときのアヤツの視線を上げたいんですね。 これは 実際にターゲットポイントまで行ってみるとよくわかるのですが 丁度幾重にも折り重なった松に遮られ スタートで持つハンドラーの姿が見えそうで見えなさそうで見える…っていう丁度いい見やすさの状態であるため ハンドラーがスタート位置で大きく手を広げて目標へ誘導することがとっても効果的にアヤツの意識に入ってくるコース状況なんですね。
 左の2本目スタート時 試しに私がマーキング送り出しの態勢で膝を落とさずに送り出してみたのですが… アヤツ 飛び出して数メートルでショート! でも当然ですよね、マーキングの態勢で送り出された場合 アヤツはマーキング(またはメモリーマーキング) したターゲットへ走り込む意識が正しく出来上がっているため 、マーキングしてないこの左の2本目をマーキングの態勢で送り出されれば迷ってしまうわけです。 仕切り直して 私が膝を落とし ブラインドの態勢でセットアップ送り出ししてみると 問題なくターゲットポイントまで押し出していけてますので この送り出し方の違いを 私の意図としてアヤツは明確に区別して認識していることがわかります。
 本数を重ねるごと 段々と往復ともアクセスの直進性が増していっています。これ コースの周囲が 楽な経路を迂回しようと思えばいくらでも迂回できる状況なわけですから 出来うる限り直進して障害物を越えていくという 私の指示意図もきちんと伝わっているように思います。 犬がこういう意識で走れている限りは 私自身は現時点で 1m膨らんだとか膨らまないとかそういった部分はもはや直進性の本質的なことではないような気がしています。程度問題なんですが ハンドラーが越えていくべき障害物だと感じたところを越えていけなければ これを犬に伝えて修正していくことの繰り返し…あとはアヤツが感じてくれるはず。
時間はかかりますが この春から初夏にかけて どんどんアヤツの直進性が上がっていくと思っています。




 雪上マーキング基本練 55m x 2 起伏アリ落下点スタートの犬からは目視出来ず
動画でマーキングダミーを投入する際のカメラ位置は ほぼアヤツ目線の高さで撮影するようにしてみました。地形の起伏がそのまま雪面の起伏となりアヤツ目線では ダミー空中軌跡は見えても ダミー落下点及び 走り込んでいく先の地形すら全く目視できない状況なのがよくわかります。ダミー落下点は正面高い松が数本並んださらに数メートルほど奥。落下点付近の地形すらわからない状況で 果たしてアヤツ 首尾よく距離を合わせ走り込んでいけるでしょうか…。
 私自身のスタート前の予測は アヤツ 数本並んだ松付近でショートし リカバリーのワンプッシュが必要になるのではないかと思っていたのですが… アヤツ 数本並んだ松ハザードなどには目もくれず 若干蛇行しつつも雪上のターゲットポイントを捉え 自力で押し出して行けました。 アヤツ 成長しましたね。
 ターゲットポイント至近でハンドラーホイッスにあわせた動きでサーチに入る間合いを常態化させていた我ら 状況にあわせ少しホイッスル介入のタイミングを見直しただけなのですが(あくまでその場の状況にあわせてです。従来私の不適切だったハンドリングを見直したという事。ホイッスルを吹くことが不適切という考え方ではありません。) アヤツの意識も私に合わせ変わってきていることがわかります。 良くも悪くも私が変われば アヤツもストレートに変わる関係。その局面局面で犬からどんな動きや対応を引き出したいのかという事が きっとその場でどんなハンドリング介入をするかのまたはしないのかの 基準になるのかなあ。 その日のフィールドや天候 風の状況、犬の状態、周囲の環境 等により ケースバイケース。 ハンドラーの仕事として その場で何が適切なのか 判断できるようになるためには 相棒がその場で何を考えているのか、どう動くのか 何となく予測がつくような主従にならないといけませんね。 やっぱりいろんな意味でディープな関係である事が まずは Team KOKORO的 "いろはのい" のような気がします。
まずは我ら "いろはのい" をしっかり出来るようにならないといけませんね。 練習っだあっ 『こころ』っ!



Jason Mraz & Colbie Caillat - Lucky 2008
ジェイソン・ムラーズコルビー・キャレイも ゆるくていいよね。
この曲 Lucky いつもお世話になっている Google Play Music でよく流れるんです…っというかそんなステーションばっかり聴いてるから Google Play Musicでうまい具合におすすめチョイスしてくるんですね。
ここんとこ新潟もけっこうあったかくて Lucky !
さて週末です。こころ ちゃん 練習すっぺ。ゆるくいこうぜっ!