『こころ』700日目


信濃千曲川本流


猟場でのアヤツ 移動の合間も常にFTスイッチが入った状態。

  本日Team kokoro待望の千曲川遠征 未明に荒天の新潟市内を出発、県境妙高付近激しい吹雪に見舞われ30分ほど遅れをとるも 北信濃に入ったら 冷え込んではいますが 小雪舞う程度後晴れ間も見え風も穏やかな絶好のコンディションに恵まれ 長野のIさん、お仲間ITさんとともにTeamで北信濃千曲川猟場をまわりました。 岸辺の積雪は30〜40Cmほど、昨夜の雪で気持ちのよいバージンスノー、新潟あたりの雪と違い軽く このくらいの積雪なら比較的楽に入っていけます。


  恵まれたのは好天のみならず 鴨との出会いにも非常に恵まれました。 本日 Teamで落とした獲物7羽 アヤツ 無事もれなく回収に成功! 今猟期3回目の出撃ですが アヤツの成長ぶり一速目をみはるほどの出来。本当によくやりました。 過去2回の経験でアヤツ この場での自分のやるべきこと理解したのがやはり大きい。教え込んだことは何もなし…理解することで アヤツのFTとして受け継がれたもともと持っているものが正に爆発します。ありていに言えば 主人のかかわっていることなど アヤツが今の状況を理解するための手助けにすぎません。(但しこれが適切に出来ていないとアヤツの力が発揮できない)


本流岸辺の崖を想定して自宅付近 松林一番の段差を投げ下ろしで回収トレーニング毎朝反復したことも多少は役にたったかもしれません。待機から発砲、獲物の落ちるのをしっかりマーキング後飛び出し、岸辺崖を一気に下り川に飛び込み、回収後流れに逆らわず岸に戻り 主人のもとに獲物レトリーブ。この一連が実にスムーズにこなせました。 獲物が落ちるのをマーキングしていない場合(複数落ちた等) 主人の出番です。ようは獲物がそこに落ちたことをアヤツに認識理解させるだけ。とはいえ 言葉で説明できない間柄ゆえ 主従の意思伝達力が問われる場面、まだまだ主人あわてるばかりで未熟さ本日も随所で露呈するも アヤツが何とか最後は決めてくれたというのが実情。Iさんからは その場その場で主人のすべきこと今回もひとつひとつ示唆、本日も主人貴重な経験勉強させてもらいました。


  今猟期のアヤツ実に成長しています。 ガンドドックFTラブの犬種に恥じない仕事ぶり 、主人として本当にうれしく思います。
今までのわが主従、GRT、オビ、松林パトロール 等に 進行形の多くの壁が存在します。望外なことを考えているわけでは決してないも ひとつひとつ アヤツとなら必ず乗り越えていけると確信しました。
アヤツは信じるに足る相棒です。


  Iさん本日は本当にありがとうございました。そして『こころ』を私などに託してくださった繁殖者である師匠 ありがとうございました。FTにしてよかった!


※ 通算出猟回数 3。通算回収数 9羽。