『こころ』784日目



新潟市西区新川漁港灯台。先日の爆弾低気圧で防波堤ごと傾きました。


未明、チラチラと小雪舞う中 今週末もTeam KOKOROは里山ダミー練敢行します。
里山フィールドへの途中、自宅15分ほど新潟市西区新川漁港灯台。先日の爆弾低気圧で防波堤ごと傾きました。NHKの全国ニュースにVTRが出てしまい、ご心配いただきましたみなさま この場をかりましてお礼申し上げます。

22日の富士見GRTは我が主従ミドルクラスにエントリーしました。千曲川、松林パトロール、GRTの現場で 獲物またはダミー確保という同じ目標に向かって共同作業を積み重ねてきた我が主従。アヤツ、主人との間に蓄積されたいろいろな共通理解が少しづつ動きの中に現れるようになってきています。我が主従 今は共同作業の中でどんどん新しい経験蓄積を重ねる時期、作業としてはまだまだ波があり不安定なるも ここは思い切ってミドルクラスの課題に挑むときと判断しました。またミドルクラスでの困難予想されたことなれど右往左往せず 主従一歩づつ乗り越えていくのみ…。千曲川をともに歩いた主人としては時間は多少かかるかもしれませんがアヤツ問題なく乗り越えるであろうと思っています。

  さて週末ダミー練1日目 新潟市近郊なんと未明より雪模様、里山フィールド雪原に逆戻り…。そんな中 本日はブラインドとマーキングのダブルにて 順序指定の回収をテーマにしてみました。 従来までのTeam KOKOROダブルは送り出す時点でアヤツがマーキングできているダミー優先にて回収していました。 1本目を回収した時点で2本目のマーキング記憶が出来ていればそのまま指差なし、アヤツの様子を見てできていないと主人が感じればじっくり指差の上送り出していました。アヤツの様子を見ればだいたいわかります。 しかしミドルクラスクラスより順序指定の回収を求められます。

  ブラインド先取り指定にて 40mダブル ブラインド X マーキング 方向を逆にしつつ3セットほど。初めての指示設定ゆえアヤツ当然送り出しの場では 従来とうりマーキングできている放り投げられた方にしか意識が行きません。マーキングダミーの方向前足に重心の8割はかかっている状態。まずはこれを指差でブラインドの方向へ意識を向けようと試みるも当然アヤツ理解に苦しみます。体重が半分くらい指差の方向に向いた瞬間に送りだしますが アヤツやはりマーキングダミーに向かいます。 ここで主人アヤツのせな越しに声をかけ一瞬アヤツが主人を見た瞬間ブラインドの方角を身振りで指示。ここでアヤツ気が付きました。ブラインド方向へ走り主人『さがせ』にてサーチ開始。アヤツマーキングダミーがすぐ採れるところにあることわかっているも まずはきちんと指示とうりブラインドから回収に成功。その後記憶してあるマーキングダミーも難なく回収。 今回主人も順序指定の回収をアヤツと初めて取り組むにあたり 確信してマーキングダミーに向かうアヤツののせな越しに声をかけて一瞬意識を主人に戻したこと 痛し痒しかと思っています。(結果的には声ではなく笛で止まっています。これは完全に主従共通理解シッピングルールの意識でのアヤツ行動)まだ主従の共通作業ルール教える途上とはいえ 順序指定の回収の練習としてはすこし実践的すぎたのかも。今回動画カメラの撮影範囲で両ダミー間40°ほどの角度でしたが 明日は120°20mくらいからいかねばなりません。ようはもう少し送り出しの時点でマーキングダミーではなく指差の方向に意識がいく条件付けが必要だったと思いました。ただし動画は2セット目で、最終3セット目は方向を逆にして送り出し時マーキングダミーに前のめりになりつつも 送り出し後せな越し声、笛なしにてブラインド先取り。アヤツなにがしかの学習はできたもよう。主人も学習しました。


その後コースをいつものロングマーキングする場所に変え マーキングの80mダブルを2セットほど。今回は従来とうりのダブル設定なのですが 先日の松林ダミー練のあたりからダブルのマーキング2本目記憶がアマイ様子。もしかしてアヤツ1より多い数かぞえられない…ワッハッハ! 2セットとも2本目の回収時 主人押し出しを要する内容。両セットとも1本目はアヤツらしい韋駄天回収できていますので アヤツ ロングは1本目での完結感が若干強いのかもしれません。たしかに80m越えのシングル、このコースにて遠方マーキング習熟と気持ちよくまっすぐ走らせる目的にて 繰り返し走らせていました。このようにダブルの2本目が比較的ロングな場合も我が主従課題であることに気づきました。 ミドルクラスにおける我が主従課題、順序指定の回収とロングダブル2本目 の2点 うまくアヤツに意識つけできるような練習設定し克服していこうと思います。


  ダミー練最後は50mほどのマーキングシングル。ただし遠方方向へのダミースローゆえマーキング距離感はつかみにくく、その上窪地奥小川超えの藪中という設定。しかも先日の小川超えとは違いマーキングダミー落下地点はアヤツから見えません。 先日は事前になんとなく小川超え付近フィールドウォークしておきましたが、今回はいきなりの設定。アヤツダミーが小川超え奥に落ちたこと小川手前を軽くサーチして認識、その後小川渡河地点をさがします。動画では見えませんがダミー落下地点小川手前岸は水面からオーバーハングした50〜60cm程度の崖。飛び降りることは出来ても小川から上がってはこれません。本日の小川、昨夜来の降雪降雨で水かさ流れとも急な状況、先日の小川超え時と難易度は一変しています。そんななかアヤツ小川沿いに走り水面に降りられる渡河地点を冷静に判断、往復とも問題なく渡河 回収成功。
動画では小川手前で時間がかかっているように見えるかもしれませんが、主人としては アヤツ千曲川での経験が如何なく発揮された実にアヤツらしい いい仕事やってくれたと思っています。いいぞっ!『こころ』


ダミー練ひととうり終了後のお楽しみタイム、いつものため池へ羽付ダミー放り投げでアヤツ発散させておわり。
主人指示を待ちきれずお尻がにじり出るだるまさん状態、ハーフフライングはもう今日はご愛嬌。
それでもアヤツ決してやみくもに走り出しているわけではなく、入水のポイントどこが一番効率いいか送り出し前に瞬時に判断している動き。こういった部分に アヤツにとっての千曲川での経験がいかに 変えがたい貴重なものであったかがわかります。



40mダブル ブラインド(先取り指定) X マーキング …カッコワルイ



50mマーキングシングル 小川超え藪



おたのしみタイム ため池 羽付ダミー放り投げ