『こころ』966日目


 

  ようやく秋らしい気候となってきた10月の3連休、我がTeam KOKORO 埼玉オビ練から長野山間荒野へまわる恒例ダブルヘッダー遠征こなしてきました。 10/8新潟オビ試合のため中一日の休養をとるため当初10/6の遠征日程を予定していましたが なによりも優先しなければならない葬際があり 急遽オビ試合前日なれど全行程760Kmの遠征となりました。オビ試合を考えれば休ませるべきところですが 直近よりも先を見据えての判断、あとはオビ試合当日出来ることをするのみ。

 今朝は8:00から埼玉オビ練フィールドにてA訓練士訓練。いつもより若干遅めの開始でしたので新潟出発は3:30。それでもずいぶんいつもより楽に感じます。(私にとっては唯一最大の娯楽ゆえ当然か…ワッハッハ)
 今日はアヤツ入りの集中が散漫なところやや散見。当然主従とも生身ゆえいつも同じようにはまだまだうまく入れませんが、いつもの練習時と違う場所環境でのこの部分主従一貫した課題であること間違いありません。ここ一週間のアヤツとの過ごしかた、日常のテンションとの切り替えが訓練開始とともに普通に出来てこないと当然オビにはなりません。主人工夫すべき部分、できることはまだまだあり。
 A訓練士との練習内容も本日はこの切り替えの部分が中心となりました。


 埼玉でのオビ練後、長野山間荒野へまわりダミー練。途中中央道連休渋滞に巻き込まれるも昼をはさみ1本づつに時間をかけつつ都合9本ほど。そのうち5本は50mほどのダブルの練習でしたのでアヤツ実走はかなりの量になりました。
回収順指示のダブル、 スロアー(カミサン)の投下距離がどうしても短いですので 実践よりもダミー間隔が狭くなりました。地元里山フィールドでも同様ですが アヤツ風向きとはまた別に サーチに入る際の方角が進行方向右流れになる傾向がはっきりでるようです。(走行中左ダミー に確信が持てない場合まず右に流れる) そのためスロアーより進行方向左にあるダミーを先に取らせる設定では 主従ともにもっともっと工夫と経験が必要です。送り出しの方角、流れたときにどこで主人が介入するかのタイミング判断はいろいろな背景がからみますので直近の一本の見た目などでは一概には決めらません。 経験が浅い我が主従アヤツの中ではまだまだ マーキングシングルでのサーチと明確には棲み分け出来ていませんので 右へ流れたからといってすぐに主人が介入するのがアヤツとのTeam作業をこれから1〜2シーズンスパンでじっくり練り上げていく上でプラスであるのか否か…。シングルの藪サーチやロング等でアヤツが自らサーチ範囲を適切に判断したり主人やスロアーを 適切なタイミングで自ら使うこと 最近いい流れで実践反復中ゆえ 主人ここは先を見据えて考えどころかと思っています。 変なクセをつけないという考えかたももちろんありますが 主人介入が早すぎるのも アヤツの一番優れているところ「判断して動く力」を発揮させる上では相容れないこと。 回収順指示のダブルにおいても直近結果などよりも 先を見据え調和のとれたTeam作業アヤツと積み重ね時間をかけて作り上げていきたいと思っています。 
  本日最後は150mロングマーキングシングル。インターバルを充分とっているとはいえ アヤツもだいぶ疲れてきましたので 復路の脚がのびるよう スタートから上る設定。しかしその結果 いかんせんスタート位置が低くなりますのでスロアーの位置が下草により非常に見えにくくなっていまいました。ダミースローも試合の半分くらいの高さしか上がりませんでしたので マーキング自体も非常に見えにくかった状況。アヤツ スロアーへの集中はきちんと出来ていましたがそれでもマーキングが難しい状況であったこと変わりありません。スタートして下草群を突き進むうち若干左に流れたか…それでもアヤツ自らスロアーの位置を基準に方角と距離感を修正サーチに入ります。投下後ダミーはアヤツの腹下ほどの下草群の中ゆえ当然遠方からの目視はできません。夢中でサーチしていくうちに右前方にだんだんと流れ ずいぶん手前まで戻ってしまいました。ここで距離100m前後か… 。ここまで主人示差のみはしていましたが介入なし アヤツ主人示差を見ていたんだかいないんだかわからず… 。今日はこのタイミングで初めて主人介入し 積極的Team作業に入りました。主人からは藪下草に紛れしっぽと頭くらいしか見えなかったのですが 笛とそれに続く声かけにより おそらく主人を意識したのでしょう。大きな示差とともにバック号令 一発でいつものように奥へ奥へと進んでいくアヤツ 再度スロアー付近まで戻り進行方向左側にあるダミーを 鼻と探せ号令で サーチ範囲特定 首尾よく回収成功。これが左先回収順指示のダブル設定であったら このタイミングでの主人積極介入では 完全に右の指示外ダミーを咥えていたと思います。それでも今日の時点では私はこれで良かったんだと思っています。
よくやった『こころ』!
さあ明日は新潟オビ試合だ。しっかりやるぞ!