『こころ』1,210日目


週末土曜日 Team KOKORO 4:30出発にて 新潟近郊田んぼの中のオビ練フィールドに ダミー&オビ 基本練にいってきました。GRT オビディアンスとも サマーブレイク期間中にて秋まで試合がありません。両種目とも 実戦的なことから少し離れ ポイントを絞った基本パート課題に取り組み中。


本日のダミー練 ブラインド種目は藪のない芝のオビ練フィールドの特色をいかし ポイントへ真っ直ぐ送り込む練習。途中 直交する 手前樹木植え込みや舗装遊歩道を超えつつ 芝のフィールドを横断 奥の植え込み根元のポイントまで 80mほど真っ直ぐ送りこむのがテーマです。結果セットアップ示差の方角から若干15°くらい送り出しのが方角がブレました。 芝のフィールドを横断中ホイッスル一回にて修正誘導 うまくポイント付近に到達、サーチ2まわりほどでダミー確保。
しかし本日最大の課題は セットアップ示差時まずはアヤツがどの方向を意識しているのかもっと緻密に感じ取って 主人指先の方向へ正確に送り出せるよう 主従一体とならねばならぬということ。15°のブレは80m先では横20mのブレになり、そこに藪があればアヤツそのままサーチに入ってしまいます。今回は平らな芝のフィールド横断中でしたので比較的容易に修正誘導できましたが 富士見高原等の実戦山野フィールドでは間違ったポイントで一度サーチに入りはじめたら 犬を落ち着かせるまで相当手こずること必項。
セットアップ示差時 主人と犬が同じ方角を正確に意識できているかこのサマーブレイク期間中徹底してこだわろうと思います。アヤツにとってセットアップ示唆主人指先の真っ直ぐ先に間違いなくダミーがあった成功体験をいかに練習の中で積み重ねていくかだと思っています。


マーキング種目は 150mと180mのきわめてシンプルなロングマーキングシングルを2本。本日のテーマはスタートまでのヒールウォーク中 アヤツこれから起こるであろうダミースローを明確に意識できているかということ。何も言わずとも主人とスタートにむけて歩き始めた瞬間からその後の仕事(まずはマーキング)を意識出来ねばなりません。
同じヒールについて歩くことでもオビのヒールウォークとガンドックのヒールウォークはここの部分、持つべき意識 が決定的に違います。ガンドックのヒールウォークとは主人も犬も 目の前に広がるフィールドでこれから起こること… カモ、キジがどこから飛び出してくるか…に全神経を研ぎ澄ました状態で 共に前進すること。本来主人は(多くの場合射手)犬のことなどに意識とエネルギーを使えるような場面では決してありません。犬はその状況を理解して 前方獲物に集中しつつも主人に歩調をあわすというのがガンドッグの姿。
スタートできちんと集中してマーキング出来ていれば 本日のように綺麗な芝のフィールドでは距離はまったく関係ありません。 2本ともアヤツ 確信をもってアドレナリン全開でダミーへ真っ直ぐ飛び出していきました。
  仕事にブレなし !いいぞ『こころ』!



こちらはオビ ヒールウォーク基本練習。 ひととうりダミー練をこなした後 10分ほどのダウン(伏せ)休止課題をはさんで オビ練に入りました。 涼しい早朝でしたので ダミー練で相当走った後ですが オビ課題への集中が特に落ちるということはありません。主人とともにフィールドに出ればテンションの強弱はありますが あくまでも主人を意識してのゾーンに入っていますので 主従少しづつ強くなってきました。 このあたりにアヤツの成長を感じます。 ヒールウォークじたいはこうやって動画を見直すと 横方向やターン時の犬の位置をもっと正しくアヤツに伝えていく必要がはっきりわかります。もっと丁寧にパートを区切っていく練習が必要ですね。
こういった部分ヒールウォークの精度を上げて オビらしい所作に安定してオートマチックに入っていけるように練習積み重ねていくことが このサマーブレイク中の課題です。