『こころ』1,260日目

 Team KOKORO 本日 日曜は 未明4:30出発にて 新潟市近郊里山フィールドへダミー練にいってきました。このフィールド昨日の阿賀野川フィールドとはうってかわり、広さはさほどありませんが 周囲藪にかこまれた窪地。
本日の課題、目標は 犬を落ち着かせてのセットアップ示差、誘導コントロールにおいて 人犬一体 同じ方向、距離感を意識できる息の合ったTeam作業 基本練習を 意思の疎通が取りやすい短い距離で積み重ねること。


ブラインドセルフサーチ5本 
 車から降りた直後に 上部のフィールド開けた50m四方くらいの場所にて あらかじめフィールド脇際藪の入り口に仕込んでおいたブラインドダミー5個をセルフサーチさせました。フィールドに出るなりアヤツ 広範囲に駆け回り夢中でサーチに入ります。しばらく走りまわった後 フィールドの中ほどで こちらを振り返り『とうちゃん!どこよっ!』と聞き返してきます。この時点では主人『自分で探しな』と 解放のゼスチャーで突きはなしてみました。再び縦横無尽にセルフサーチに入るアヤツ 何かを感じあるポイント付近にとどまっている際 主人からの『探せ』号令で1本目確保。排泄後 2本目は呼び戻しヒールにつけてセットアップ示差送り出し。ただしこの時点でアヤツ逆方向ブッシュ下の3本目を明らかに感じていました。3本目の方角に意識が完全にいっているアヤツを ここはあえて逆方向2本目に向けておくりだします。アヤツ 送り出し後感じている3本目の意識に相当引っ張られましたが、主人の断固とした2本目への誘導でふりきり2本目確保。2本目を主人にデリバリー後 一旦解放すると感じていた3本目をあっという間に確保。記憶出来ていたのか再度ニオイをとったのかは不明。その後同方向 これも感じていたのでしょう4本目をあっというまに確保。最後にまったくノーマークのままだった5本目をセットアップ示差送り出しと若干の誘導で確保。途中褒美のボール、排泄などをしつつ ここまでフィールドに出てから5分ほど。比較的狭い範囲にての回収ゆえ 連続回収ですが のってる状態のアヤツ 集中力、持久力 ともあまり疲労感は感じさせません。プレッシャーの何もないリラックスした状態ゆえ疲労感も感じさせないのでしょう。リラックスしたユルイ心理状態でも主人とともに仕事に向かう姿勢にブレがありません。今日のアヤツ『前へ前へ』という気持ちと 仕事を丁寧にこなすための適切な義務感(指示順回収時等)のバランスが非常によかったと思います。主人との意思の疎通が取りやすい短い距離だったからということが大きいのですが これをどんなに主従距離が離れていても同様になれるよう少しづつ積み重ねていきたいと思います。



30mダブル (ブラインド⇒マーキング 指示順)


50mブラインド(橋越え)

 最初のセルフサーチ同様に 本日の課題、目標 『息の合ったTeam作業』を意識した練習設定。30mダブル、50mブラインドとも ほぼ狙いどうりの内容。



80mマーキング藪

 最後は 主人とともに落ち着いてヒールウォークすることによりマーキングダミーを確実に空中で補足すること意識した設定。
ダミー投下ポイントは80m先。迷彩を着たスロアーは高い藪の中で ほとんどスタートから認識は出来ません。
アヤツ完全に主人の体の向きの先に意識を集中しています。この状態であればこの難しいマーキング設定でも空中のダミー補足成功。
ポイントは藪群を2っ越えたウラですので 送り出してしまえば 主人はほとんど何もできません。(スロアーからのサインで 付近サーチ中、ダミー確保は伝えられています。)
コース幅は広くありませんので比較的方向のブレは出にくいのですが そこそこ実戦に近い環境。
スロアーのカミサンの話しでは アヤツ ポイント付近やや広範囲2まわりでダミー確保。
上々と思います。いいぞ『こころ』!