『こころ』1,273日目


朝もやの中越里山フィールド

 今週末より世の中一般的お盆期間に突入。
比較的日程に余裕が出来、練習に傾注しやすい一週間。Team KOKORO このお盆期間わずかでも前進できるよう 日々コツコツいきたいと思っています。


 本日夜明け前3:00出発にて 新潟市より約100Km、一月ぶりの中越里山フィールドダミー練にいってきました。
夜明けとともに練習開始しましたが 湿気で朝もやが出来るような状況、予定に沿って4本ほど集中練習にてパッときりあげました。
本日の出来、4本とも最終的にはダミーを拾うことできましたが 私自身の感触としては我がTeamの弱い側面がおもいきり前に出た内容でした。
一言でいうと 主人とともに仕事に向かう集中力がもう一つという印象。動画で見てもなかなか分かりづらいと思いますが アヤツ、もう少し落ち着いて主人の方への意識を高めねばいい仕事にはなりません。アヤツ自身の『前へ前へ』という気持ちが決して低いわけではありませんし、ヒールウォークも出来ていないわけではありませんが アヤツ自分自身で何もかもやろうとしすぎて 主人を中心としたゾーンとのバランスがもう一つの状態。
 自らのDNAで突き動かされるようにアドレナリン全開で仕事に向かう作業意欲の発露は ガンドックにとって重要な要素です。ただし実際には仕事として完結するためには 犬側から見れば主人をうまく使う、主人側から見ればあくまで主人を中心とした強いゾーンを保った状態が絶対に必要となってきます。 結局具体的な技術よりも一番大事なのは 犬と心を一つにすることなんですね。 我がTeam 練習を積み重ねていますから 本日のような状態でも 大抵の場合ダミーを確保することは出来ると思います。 でもそれは 誤魔化しにすぎません。
Team KOKOROにとって GRTとはダミーを拾うことではありません。 間違いなく主人が何を望んでいるか アヤツは充分理解していると思います。だからこそ我らはTeamなんです。

「『こころ』! 決して易しくない設定でよくぞダミー確保した。いいぞ!
でもいつもの俺たちはこんなもんじゃないだろう。とうちゃんは全く納得してないゼ!」

明日は近郊オビ練フィールドで ダミー、オビとも基本を見直したいと思います。



本日 どうしても右へ右へと流される。 リカバリーの連続でダミー確保。主人やむなくノイジーハンドラーになってしまっています。我がTeamアヤツをもう少し落ち着かせることが出来ていればこんな作業にはならずにすむはずです。レトリーブの状況そのものではなく 実はヒールウォークしているときの主従ゾーンの強さですでに勝負アリなんですね。改めて痛感。
回収後 遠方の有害鳥獣駆除銃声に敏感に反応色めき立つアヤツ、立派なガンドッグです。ワッハッハ!


設定としてはそれほど難易度が高いわけではありませんが 指示順外であるマーキング側ダミーに いきなり引っ張られています。これはアヤツ指示外であることを 実はよくわかっています。主人指示への義務感との葛藤ギリギリのところで踏みとどまってブラインド側ダミーから確保。ヒールウォーク時のアヤツ視線の動きも含め 本日の状態を象徴するような場面。ワッハッハ!

まだまだ いい日もあるし 悪い日もある。Team KOKORO あまり一喜一憂せず 淡々と練習積み重ねていけばいいんだと思っています。