『こころ』1,267日目


暑い夏には水辺遊びに限ります。波高く 流れのある 海岸や川しか泳いでいなかったアヤツ。静かな湖面は気持ちよさげに泳いでおりました。

6年目 KOKORO号昨日走行14万キロに到達。あと4年 25万キロまでは頑張ってもらわにゃ困ります。


 昨日3(土)は GRT知り合いのTotoパパさんからお誘いをうけ 某長野県東部 水辺フィールドにて 昼をはさみ半日ほど遊ばせてもらいました。
 昨日の遊び場は「日本で一番海から遠い場所」… 新潟市を早朝朝出て ほぼ千曲川と平行に遡ること約270〜280Km。我がTeamにはこの程度の移動距離は普通ですが 昨夕 6年目 KOKORO号走行14万キロに到達。本日夕方 八ヶ岳拠点小屋より新潟まで帰路320Km走行、そして明日は 主人所沢クライアントまで往復600Km日帰り出張予定と 移動をRoad Sailingとして楽しめないとやっていけませんな…ワッハッハ!


 昨日は我がTeam 完全OFFでアヤツを遊ばせてやろうと思っておりました。但し主人としては 何組かの犬飼いの皆さんとともに いつもと全く違う場にアヤツを連れ出してやるということ 初めから意識はしていました。 アヤツ 若犬のころより まわりの状況から非常に影響を受けやすいところがあります。おにいさんおねえさんとダンゴになって遊ばせてやろうと試みたこともありますが、アヤツ気おくれしてまったく入っていけませんでした。もちろん自信をつけさせるという考え方もありますが そういった部分 性格的にはやはり元々弱いんですね。そばに他の犬がウロウロしているだけで 目の前にボールやダミーがあっても 自分が行っていいものか考えてしまうんです。昨日のように我が主従には完全OFF 遊びの認識になっている状態ですと GRTでおなじみのTotoちゃんが 魅力的なボールを追いかけていても 本当は自分も飛び込んでいきたいのですが 思いきれずに Totoちゃんのまわりをそれとなくウロウロ…。完全にヘタレ丸出し。それでも昨日はTotoちゃんのまわりをウロウロしだしていましたので少し成長のあとが見えました。ワッハッハ!

 Totoパパさんのスローでダミー数本捕らせたのですが… アヤツ いつもとの違い遊び意識の途中のレトリーブに頭の中グチャグチャだった様子。考え込みながら一つ一つ対応していました。時折困ってしまってニオイに引っ張られたりと ヘタレなアヤツにとって如何すればいいのか…のストレスのなせるわざです。ダミーやボールそのものへの執着心がズバリ作業意欲の源になるのが多くのレトリバーの普通と思うのですが、アヤツの場合 ここの部分は仔犬のころから明らかに違います。

  アヤツにとってFTとしてのDNAスイッチが明確に入るのは 猟(ダミー含)への出撃を意識したときです。 主人とともに山野歩きに出る、あるいはこれから起こる猟のため車から降りて主人ヒールにつくとき (日々のダミー練、ダミーサーチもアヤツにとってすでに完全に猟です。) もうその時点で主人が何もしなくてもアヤツ メンタルの準備は完了しています。主人を中心とした強いゾーンにオートマチックに入った状態。最近はオビ練のときも合間にブラインドダミーを採らせたりしてきましたので オビですらその一部のような気持ちになっています。
  今回のようなシュチュレーションでは いつもと全く 入りのメンタルが違いますので アヤツには全く応用が利かず…。ただ私は使役犬としての仕事を 主人とともに猟(ダミー仕事)をおこなうこと強く意識したときに 猟欲と自信に満ち溢れたガンドックに一瞬にしてなれるのですから 遊びメンタルの時のヘタレはそれでもいいと思っています。 『こころ』…解放してやった時は あまりイロイロいわないから自由にやりな。ただし必要なときにとうちゃん足元で落ち着いて休止することと 解放されて どんなに離れてもとうちゃんを見失っちゃ駄目だぜ。(昨日移動中にアヤツ 主人見失う失態。バカチンがっ!ワッハッハ!)

 昼食後まだ皆さんが歓談中 ちょっとアヤツと二人きりで 歓談サイト 脇の緩やかな斜面を3〜4mほど降りた沢に下ってみたのですが 喧騒を離れ斜面に入った瞬間アヤツ目の色が変わりFTスイッチが入りました。なにも言いませんが主人とともに沢へ何か(アヤツの中では獲物だと思います)を探しに行く意識満々。

 GRT、オビの試合時に 『こころ』の底力のトビラを開ける鍵とは…。ハンドラー次第ということですね。 ワッハッハ!

 Totoパパママさんはじめ今回ご一緒下さった皆さん 大変楽しかったです。
Team KOKOROをまた呼んでください!


リラックスしたヒールウォーク/本日早朝 八ヶ岳南麓拠点小屋前
ガンドック作業時のヒールウォーク、オビ作業時のヒールウォーク のほかに 我がTeamもう一パターンのヒールウォークがあります。それほど拘束感のないリラックスした心理状態なれど 主人ヒール歩調からはずれない(動画)、一応ヒールの要求は出しますが この状態なら アヤツ主人を意識はしていますが それにエネルギーを浪費することなどありません。(但し解放するときは充分解放してやることが必要です。) こういった日常の積み重ねた所作を 試合前等にはうまく使いたいですね。 アヤツ リラックスしていますが緩やかな主人とのゾーン、遊びモードではありません。