『こころ』1,296日目



新潟市関屋浜、秋雨前線通過中

 日曜日、主人業務夜なべ明けのまま 日の出とともに 新潟市関屋浜西海岸公園広場にオビ練に行ってきました。
 新潟地方秋雨前線通過中、風向きも刻々変化し 急に本降りの雨になったりと不安定な天候。しかし比較的涼しい秋の風です。
 ここ西海岸公園広場は 関屋浜海水浴場入口の ところどころ草が広がる100mx50m程度の広場 なのですが、昨日練習をおこなった 近郊田んぼの中のオビ練フィールドとともに オビ課題練習を通しでひととうりおこなうのに適した場所です。
 広場外周、特に海側はブラインドダミーをランダムに放り込んでおくにはちょうど良い ちょっとした草丈のエリアがあり その広すぎない大きさともあいまり 犬とのコンタクトを一つ一つ丁寧に取ながらのTeam作業基本練習をするにも最適の場所。 本日のオビ練前の軽いダミー練、主人がいくつかのダミーを持って広場を歩きながら アヤツが見ていないときに 草丈のエリアにダミーを放り込み アヤツに回収させながら広場を回ります。 アヤツがサーチしているうちに また複数のダミーを草丈エリアに放り込む流れで 広場をふた回り程度。本日は犬との距離が30m程度の間隔を見計らって 動いている犬を一旦止めスワレのハンドシグナルで定座させたうえ バックまたは左右ハンドシグナルで任意の方向へ送り込むことの練習 がねらいです。
  あくまでもアヤツ自身が持っているダミー(獲物)を獲りたいという 前へ前への気持ちが我がTeam 作業のベースですので 誘導時必ずしも犬を止めたり ハンドシグナル過多になったりするのは 私自身はあまり良いことではないように思っています。そのことは先日の阿賀野川対岸河川敷のような、獲物だらけ(水鳥、キジ他)の猟場に近い環境の原野をアヤツとフィールドウォークしていて 野生味満点 正に血沸き肉躍る アヤツの様子を見ると強く感じます。 ですので我がTeamとしては アヤツ側から見ると ダミー(獲物)確保のために 主人をうまく利用するのが近道、という意識で主人指示やハンドシグナルを 感じられるような成功体験を多く積み重ねることが 大切なように思います。主人を中心とした強いゾーンに入っている状態で アヤツに主人意思がまずは確実に伝わっていることが前提なのですが その上で昨日の140m基本ブラインド練のような アドレナリンが出まくっている状態のアヤツを 一瞬でも冷静に落ち着かせることが Teamとしてバタバタした落ち着きのない仕事にならないようにするためには 重要。 そういう意識で 本日の練習となりました。
 本日はアヤツ概ね首尾良く ハンドシグナルに沿った 定座と指示方向送り込み 落ち着いた作業をこなせておりました。 但し 意思の疎通のとりやすい短い距離であったのが本日比較的首尾良くいった一番の理由、スワレ、ハンドシグナルの指示に まだまだ 時折大きな声符をつけてなんとかといった状態…これではいけません。 我がTeamの場合 犬をスワレさせることが目的なのではなく 落ち着かせ冷静にさせるのが目的なのですから 指示事体も落ち着いた 短笛とハンドシグナルだけで確実に反応できるよう もっともっとこういった基本練習を積み重ねることが 必要です。