『こころ』1,302日目



阿賀野川対岸河川敷フィールド

阿賀野川対岸瀬

 今週末土日 Team KOKOROは先日偵察してあった阿賀野川対岸河川敷で腰を据えてダミー練に取り組もうと思っています。ようやく下界新潟でも暑さが一段落、犬にも動き易い気候となってきました。我がTeam 5月後半からのGRT、オビ シーズンサマーブレイク期間中 練習を積み重ねてきましたので ここから10月初旬のシーズン後半戦インまでのひと月あまりは あまり欲張らずに 今までやってきたことそのままを 主従落ち着いてオートマチックに動けるよう反復していこうと思います。
 少しづつでも主従とも落ち着いた仕事が出来るよう、また困難な状況下に置かれた時こそ アヤツの本来持っている底力を引っ張り出せるよう… そういう意識でシーズン後半戦から冬の猟期にかけて Team KOKOROはのぞみます。
 『こころ』! 退く進むもTeam一丸一蓮托生でいこうじゃないか。ワッハッハ!

 本日 未明暗いうちに出発し 予定とうり 日の出直前にアヤツ阿賀野川対岸河川敷に降り立ちました。川瀬まで3〜400mほど両側人丈深藪に被われたぬかるみの道を歩きます。川瀬ではTeam KOKORO特製ウォーターダミーを本流半ばめがけて放り込み 流れの中での回収を3本ほど。今朝は先日偵察時より水量、流れの速さとも穏やか。川幅の広い本流の流れというのは 見た目よりダミーを放ってみるとだいたい流されるのが早い印象があるのですが もう少し流れの早い日に 流されるダミー位置を考え少し川下に向けて泳ぐことなど 経験積み重ねさせてやりたいと思います。

 その後 至近距離での人丈深藪回収など楽しみながら 草丈程よく刈り込み手入れされた広大なフィールド部へ戻ります。至近距離での人丈深藪回収、ブラインドで探させると これがなかなか難しい。20m四方程度の狭いエリアなのですが アヤツ右へ左へ血眼になってサーチ。その後の 80m基本ブラインドでも同様でしたが本日は自慢の鼻を今一つうまく使えていない印象。河川敷一帯、微風に刈られて朽ちていく草藪他 夏の水辺河川敷独特のニオイは立っていましたが…詳細不明。



80m 基本ブラインド
 本日系統だった練習はこの80m基本ブラインド1本だけに留めました。 動画を見直しての一番の反省点はヒールウォーク後スタートに立った時の主人両足の向きです。ダミーポイントに対して右脚が前に出て両脚で正対出来ていない。アヤツは主人両脚正対に対して左真横平行に定座で着くよう教えてありますから 結果お尻が本来の正しい方向に対して右側に入りからだの方向が左向きに開いた定座になってしまっています。主人すぐ気づき自分の右脚を引き戻しますが アヤツお尻の向きは変わらず上体だけを曲げ主人示差方向に向けてダミーポイント目視する状況になってしまっています。
 その結果 これは我がTeamだけに当てはまることかもしれませんが アヤツにとっては定座の向き=お尻(骨盤)の向きですので スタートして走り出した直後から当然左向きに開いた定座の向きに真っ直ぐ、示差方向に対しては左方向へ流されていってしまいます。 80mブラインドで初めに大きく方向がぶれてしまうと Team作業で方向の修正は概ね出来るのですが たとえ方向は修正出来たとしても 犬自身が経験し積み重ねてきたスタートからの流れやサーチの感が狂ってしまう。だるま落としの一番下が崩されると二段目三段目がそこそこでも結果大きく手こずる…本日ブラインドダミーポイント至近を何度か通過しながらアヤツ感じられなかった原因は正にコレだと思います。
 スタートでセットアップ示差の指先をアヤツが確実に凝視した瞬間に送り出すようにしてきましたが 体の向きがダミーポイントに対し正対してなければ 当然真っ直ぐ飛び出していくことなど出来ません。 但し今回のTeam作業誘導に対して前記のような主人ミスの状況下 アヤツ自体は概ね よく落ち着いて対応出来ていたと思います。

 ここの河川敷 冒頭画像のような広大なフィールド部が何面か点在するのですが 草薮の刈り込み進行状況自体が変化するため 通常ダミー練時 コース設定距離計測の参考にしているGoogle地図航空写真と 実際の現地状況が 大きく異なり役に立ちません。
 本日後半はアヤツと広大な原野フィールドウォークを楽しみながら 明朝予定のロングマーキング集中練のため歩測しながらコース設定を検討しました。 明朝予報は雨ですが 大雨にならなければ 久しぶりに 確実にマーキングすることを課題とするロングマーキングをしっかり走らせたいと思っています。



ポルコ ロッソもカッコイイ!『紅の豚』/1992年スタジオジブリ作品
 昨夜の金曜ロードショー久しぶりに『紅の豚』見ました。ジブリ作品中私的にはダントツです。
 これを見てから「俺もいつか真っ赤なイタ車でカッコよく関越とばしてみたい…(真っ赤じゃなきゃダメ)」 と思っておりましたが、冬季 Team KOKORO 八ケ岳南麓拠点小屋アプローチ小路へは真っ赤なイタ車じゃとても入っていけないこと判明…。黒犬オヤジの夢ははかなく消える。せめてカッコだけでもポルコにあやかりし。(体型は充分あやかってマス。ワッハッハ!)