『こころ』1,366日目(11/12記述)


富士見GRTフィールド

競技終了後 主人と共に富士見フィールド山野歩き中、アヤツ周囲にアンテナ研ぎ澄まして 気配を探っています。主人指示等特にしませんが 自然に我がTeam主人を中心とした緩やかゾーンの状態で繋がっています。


 先週末(11/12記述中)土日 とTeam KOKORO は本年度最後のGRT試合 富士見GRTチャンピオンシップ ミドルクラスに出走してきました。
ここにきて主人 ありがたいことに業務多忙(儲かってるわけじゃないですよ)、しかも丁度業務ピークと試合が重なり 時間的にも精神的にもかなりタイトな週末、現在11/12火曜昼前ですが 夜なべのダブルヘッダーみたいなことしてなんとか乗り切りました。
週末『こころ』娯楽にいそしみたい一心でなければ こんなパワーで業務はこなれませんな…ワッハッハ!


 さて富士見GRTチャンピオンシップ の首尾は… Team KOKORO 良く健闘しミドルクラス一位の成績。GRT、オビ 通算3勝目を記録すると共に 本年度GRTミドルクラスチャンピオンシップウィナーの栄誉に浴する事が出来ました。
 がっ!しかしながら今回前半2種目 現実には実にカッコワルイ作業となってしまいました。特にマーキングダミーをピンポイントで獲れなかった場合 の弱さモロに露見。だるま落としの最初が崩されると 我がTeamなかなか修正と応用がきかず、ハンドラーもどんどん上滑り気味に陥る悪循環。それでもダミー確保だけは外さないのは アヤツの持って生まれた能力と 豊富な練習量のなせる部分です。何も出来ないハンドラーとTeam KOKOROの窮地を アヤツ本来の底力で まるで何事もなかったかのように落ち着いてリカバリー! そんな決して褒められるような内容では無かったのですが、このようにマーキングダミーへ指示無しでもピンポイントにいけるかどうかが正にアドバンスクラスとの違い 来年度アドバンス参入に向けた本当にいい薬になりました。
 今回の富士見GRT アヤツ朝フィールドに降り立った直後から主人は特に意識せずとも自然と 適切なTeamのゆるやかなゾーンを保った状態。本部前集合からスタート待機にかけて準仕事モードで移動。 スタート待機についた時点でアヤツ既にやるべきことへの準備集中が完全に出来ていました。 これから目の前で起こるべきことガンドック仕事への期待感いっぱいで主人と共にスタートへ移動、その後発砲音マーク声で全4種目ともアヤツ FTスイッチ完全にON! もうこうなればアヤツどんなに待たされたってフライングなど一切心配なし、これがガンドックたる我が友『こころ』本来の姿です。主人ゲトン号令でアドレナリン全開にてフィールドへ飛び出して行きました。 いつもどうりだっ!いいぞ『こころ』!

 前回霧ヶ峰GRTに比べると 四苦八苦で当然成績ポイントも伸びませんでしたが こういった技術的な部分というのはアヤツと時間をかけて間合い培っていくことによりこれから先どんどん洗練されたものにしていけるであろうこと以前からそう考えていました。我がTeam霧ヶ峰GRTの反省会を経て今回富士見チャピオンシップに向けての一番の目標課題は、技術的なことではなく 実は試合の場でアヤツの底力を100%引っ張り出すことだったんですね。実際にその場で出来る事というのは、犬を落ち着かせる事とか冷静にさせる事とかくらいしかないのですが、 結局どんな場においても普段と同じメンタルですっと自然にゾーンに入っていけるようなことに慣れていくしかないんですね。 内容はともかく今回の富士見では4本ともアヤツの底力ほとんど出し切れたと思います。 ですから前回霧ヶ峰の時より今回の方が私の満足度は遥かに大きかった。我がTeam ミドルクラスとして最後までしっかりやり切ることが出来たと思います。
 世の荒波に少しだけもまれ 強くなったアヤツと我がTeam、先月今月と呼んでもらった千葉練での経験が非常に大きかったように感じています。Team CHIBAのみなさんありがとうございました。

 楽しかった本年度のGRTもすべて無事終了。これからは冬の猟期いよいよ本番、はたしてどれくらい猟場へアヤツを連れ出す機会に恵まれるかわかりませんが いい仕事が出来るよう努めたいと思います。
 長野のIさん『こころ』も私も去年より少し成長しました。
 『こころ』と それと『ブルース&シルバ』のGRT千曲川勢をぜひよろしくお願いします。千曲川の荒波で揉んでやってください。

 来年度から我がTeamいよいよアドバンスでの長い切磋琢磨が始まります。
 Team KOKORO 一歩前進!


スガシカオ/progress  「あと一歩だけ前へ 進もう!」