『こころ』1,387日目




 師走に入り ここのところ新潟地方いよいよ冬の足音がまじかに迫ってきたこと実感する天気が続いています。先日降った水っぽい雪はどうにか消えましたが 雪のない野でダミー練が出来るのも時間の問題、予報ではとても暖冬など期待できそうもありません。
 さてこの週末はTeam KOKORO 土曜は阿賀野川河川敷フィールドでの集中オビ練 日曜は近郊里山フィールドにてダミー練と 精力的にこなしています。 土曜日風雨の中でのまとまったオビ練 アヤツよく集中して出来てきています。 アヤツの場合 何をやらせても雨雪風はまったく影響を受けないようです。体のキレは冬季雪が降ってくるようになると俄然良くなり 黒犬だからでしょうか、ぽかぽか陽気の小春日和日差しにはてきめんにキレが落ちます。どちらかというと嵐の女なんですね。ワッハッハ!
 次週末12/7埼玉秋ヶ瀬オビ試合でこのまま普通とうりの所作を出せるかどうかが今回の我がTeamの課題目標です。


 さて本日日曜は何とか雨の上がった新潟市近郊里山フィールドで アドバンスクラス設定のダミー練こなしてきました。
 始めは仕込み済ダミーのブラインド連続5本回収です。2本ほど近距離を形とうり獲らせて その後90mほどの丈短藪中ブラインドを返しで連続3本。添付動画は近距離2本と90mの一本目まで。90mのブラインドは比較的コース幅がせまく方向のブレにくい設定ゆえ なんとかほぼブレ最小限でダミーポイント方向へ送り出せています。いつもとうりアヤツ自身の判断で停止振り返り主人指示を確認(主人指示を引き出す、主人を使うともいう) していますが、そのタイミングはアヤツの経験値からくる読み予測から来ています。 帰宅後今日の動画を確認していてあることに気づきました。アヤツ 主人のセットアップ時送り出しの強さ(声とアクションの強さ)に合わせ 距離感を明確に予測して対応しています。基本は主人ローストないし探せ指示が出るまで真っ直ぐに であることは承知しています。ただ詳部では我がTeamの培い醸成されつつある主従の間合い若干違うのかもしれません。これは一概に間違いなどでは決してないと私は思っています。この冬の期間中 こういった主従間合いの詳細ひとつひとつ丁寧に突き詰めていきたいと思います。


 最後は150mのロングマーキング 返しで連続2本です。とにかくマーキング力向上が一番の狙いですので本日はスロアーに目立つ白いヤッケを着せました。動画はスロアーがダミー投下後からの撮影。
 まずスタート位置主人ヒールにて落ち着いて前方を凝視することが アヤツ当たり前のように出来ていないとロングマーキングは始まりません。我がTeam単独でのダミー練においてはアヤツ ダミー仕事への期待感でいっぱいの状態ゆえ 主人とともにスタートについた時点でマーキングへの集中備えにブレはありません。これを試合や他流練習会の場等いついかなる状況でも瞬時に集中ゾーンに入っていけるようになることが直近の課題です。
 さすがに150mとなるとアヤツからは主人豆粒のようにしか見えませんが 状況に合わせアヤツ良く冷静に主人を利用しダミー確保しています。犬は動体視力だっ!というネタ(情報)を最近仕入れた主人、 ハンドシグナルというよりボディーアクションに近い状態で踊っています。これも我がTeam笑える試行錯誤の一環なのですが 動画で見るとちょっとカッコワルイ…ワッハッハ!
 1本目画面左の小さな水路を越えたすぐのところにダミーはあるのですが アヤツその小さな水路をスムーズに越えて行けません。なぜでしょうか?スタートから上がってくる途中 ほぼ中間地点に動画では見えないのですが 幅深さ1.5mほどの水量水流とも充分の小河があります。アヤツ2本とも軽々とひとっとびで越えてきています。 その小河と比べれば画面左の小さな水路なども物の数ではないハズ…。 動画で見て始めてわかることなのですが ダミー至近の水路飛び越えるべき地点に たまたま白い肥料袋のような物と白い棒のようなものが置いてあったんですね。今回はアヤツその白い人工物を明らかに警戒してます。 こういうケースで全然気にならないときと警戒するときとそれぞれあり 私にはその違いが判らないのですが(アヤツ何でもかんでも神経質に警戒するわけではありません) 今回はアヤツその白い物体に近づかぬようにやもおえず一旦小路を下ってから水路を渡りダミー付近の野原にアクセスしています。この行動の評価いろいろな考え方がありますが 不用意に飛び込まないこの慎重さ いかにもアヤツらしい。アヤツには何かあやしく感じたのでしょうが もしこれが猟罠だったらどうでしょう。
 アヤツ一旦ダミーをサーチするモードに入ってからは 大きな円が少しづつダミーポイントに近づいていくようにサーチしている様子が動画からはっきりと読み取ることが出来ます。今回のこの動きを動画で見て 改めて主人ハンドラーとして今までイメージしていた探せ号令のタイミングを大幅に見直すべきと思いました。もちろんケースバイケースなのですが 今回のようにダミーポイントを中心にやや大き目でも円を描いてサーチしはじめたら 主人はあれこれ騒がずアヤツに任せるべきところまで我がTeam来たように感じます。 ここまでくればあとは犬の能力の領域、ハンドラーに出来ることなど実はほとんどありません。


  今週末もTeam KOKORO ダミー娯楽を満喫できました。
まもなく降る雪でフィールドが被われるまで Team KOKORO 週末ダミー娯楽は続きます。



仕込みブラインド 近距離〜90m 連続3本


ロングマーキング 150m 連続2本 1本目