『こころ』1,394日目


 12/7 埼玉秋ヶ瀬オビ試合、 前日先乗りの下見も含め 今回のオビ試合 本日の千葉練でのアヤツの状態を見て 相当の緊張を長時間強いていたんだなと 改めて思いました。



 12/7 午後 埼玉秋ヶ瀬オビ終了後 八ヶ岳南麓拠点小屋への移動中。中央高速長坂ICよりの八ヶ岳

 12/8 早朝 千葉練への移動中 首都高台場線レインボーブリッジ手前通過中

 
 年間走行一般のマイカーよりだいぶ長距離となるKOKORO号 何かあった際自らを守るべきツールとして先日ドライブレコーダーを設置してみました。今どきのヤツは常時録画にGPS付きで 帰宅後PCにて通しで再生できます。(GPSデーターによるGoogleマップの追尾付!) 意外と静止画切り出し後の画像がキレイ…行動記録として これはけっこうオモシロイ!


 日曜日のTeam KOKOROは Team CHIBA組長 Oパパに呼んでもらった 我がTeam今年最後の千葉練 、まだ夜明け前 気温-2°C (ここいらの未明としてはこの時期この気温はずいぶん暖かいようにおもいます) の八ヶ岳南麓から下界へ下っていきました。今朝の千葉曇りがちでしたが 季節風ふきすさぶ我が新潟にくらべると穏やかで充分過ごしやすい一日。さて首尾やいかに…。
 本日の千葉練フィールドでのアヤツの状態を見て 一昨日の先乗りの下見も含め 今回の埼玉秋ヶ瀬オビ試合 アヤツに相当の緊張を長時間強いていたんだなと 改めて思いました。 本日のアヤツ ここ数日来の抑制された気持ちストレスで もう本当はダミー仕事どころではないという精神状態でした。 地元新潟にて主人と一対一で オビ練をこなす分には もうほとんど気持ち的な負荷など主人からは見受けられぬようになってきていると感じていましたが(常にボール娯楽、ブラインドダミー娯楽等で気持ちをほぐしながらでしたから、アヤツにとって半分は娯楽にしてやれることうまく出来ていたんですね)、 オビ試合とそれに伴う数日来のいろいろな意味での負荷は別格 アヤツにとっては土曜日オビ試合が終わった時点で いっぱいいっぱいだったんだと思います。 オビも含め試合時に 特別いつもと違ったことを主人強いるということはあえてしていません。練習前にフセ休止であまり周囲のことに気が散らないよう落ちつかせる(主人の存在を自ら少しだけ普段より強く意識しだします) ことは必ずさせていますがこれは普段の練習でも変わりありません。 しかしアヤツには 試合にむけての主人ちょっとしたピリッとした空気も敏感に伝わるんですね。 これは以前GRTベテランの先輩にアドバイスを受けていたこと。とにかく主人が自分の犬のその時の状況をよく見て 見逃さず感じとることが何よりも大切であることを この週末私は改めて学ぶことができました。本日も適切なタイミングでの助言ありがとうございます。(実に犬をよく観察されている!)
 朝 千葉練フィールドに降り立った時点でアヤツの状態の変化は私も感じていました。主人との緩やかなゾーンの状態がいつもよりだいぶ薄れているのが明らかであること、それがこの週末のオビ試合一連の負荷による主人との関係バランスの崩れに起因していること(それでも少しづつ負荷をかけそれを乗り越えていかねば使役犬ペアとしての成長はありません)、それとこれはたまたまですが 多くの待機中の犬ハンドラーの至近を走行の視界に入れながらダミーに向かわなければならなかった朝一本目のシュチュエーション(アヤツがこれがニガテなんですね…ワッハッハ! 普段とうりのメンタルであれば脚はどうしても多少鈍りますが おそらくそれほどの影響にはならなかったと思います。) それらが全部ひっくるめアヤツには 大きなストレスになっていたというのが本日の状態です。実際のステレスの主因引き金は おそらく土曜日のオビ試合 決してそんなに悪い出来ではなく ちゃんと結果も残したにもかかわらず 主人が満足できていなかったこと 敏感に感じ取ったためでしょう。それでも私自身は特別対応を変えていた意識はないんですけれど、本当はその時点で 思いっきり気持ちをほぐしすべてをリセット納得させてやるべきだったんですね。
 前半のアヤツの状態を見て 必要なのは とにかく今出来る範囲でもアヤツの気持ちをほぐしてやることと思いました。それと同時に今日の練習はもうダミー回収技術の練習ではなく 「気持ちはどんな状況でもいいから がんばって最後までちゃんと主人に付き合いなさい」とのアヤツへのメッセージを明確に送ってやろうと思いました。 あの状態であえて送り出すことについて いろいろな見方があることは承知しています。 それでもあえて負荷をかけることを今回は選びました。それは地元新潟の単独練では決して経験を積むことの出来ない負荷であること、こんな状態でもサーチ範囲まで到達すれば普段の集中度と比べらくもありませんが それでもアヤツちゃんといつもとうり主人とコンタクトをとりつつ冷静にダミー確保していたこと そして帰りの脚が"活き"ていたこと 、9月10月の千葉練でアヤツにとっての気持ちの負荷をかけられていた経験が 10月霧ケ峰GRT、11月富士見GRTでの快走に大きな力となったこと 等が理由です。
外からみると非常にカッコワルイはなはだ推進力のない褒められた仕事ぶりではないのですが、実際はアヤツにとってあのストレスフルな状況下 最期まで主人の期待に本当によく応えてくれたと思います。『こころ』!よくやったぞっ。 この経験を必ず次へつなげていかなければなりません。無駄な練習など何一つもありませんね。
 千葉練はTeam KOKOROにとっていろいろな意味で特別重要な意味を持ちます。
Team CHIBAのみなさん またよろしくお願いします。

 現在八ヶ岳南麓拠点小屋 12/9月曜未明です。もう今日は夜明けとともに いつもとうり山野歩き娯楽に繰り出そうと思います。