『こころ』1,400日目


早朝 新潟市近郊里山ダミー練フィールド 薄っすらと積雪。


 いつも思うのですが、ガンドックにミスコン?があったら…アヤツ圧勝かっ! 親バカ失礼 ワッハッハ!


 この週末冬型の寒気強まり日本海側は荒れ模様です。新潟市付近 季節風が強いなれど積雪はあまり大したことなく まあいつもの状況。まだまだ充分ダミー娯楽に勤しむこと可能です。ここいら雪が降っても季節風で跳ばされ地面になかなか着かない環境、その分風は強いですが…。
 夜明け直後の午前6:00 まだ暗い時間帯 Team KOKOROは吹雪の中 近郊里山フィールドへダミー練に向かいました。 フィールドに着くと運良く吹雪も収まり 積雪も幾らでもない状況 ダミー練に支障はありません。ラッキーでした。

 本日はいつもどうり車から降ろした直後 近距離仕込み済ブラインドをダブルで獲らせました。1本目フィールドの端土手を完全に下った少し奥にダミー転がしておいたのですが いつもはもう少し手前土手斜面の途中にブラインドダミー仕込みます。アヤツ土手の左右がまずはアヤシイと思ったのか土手左右をひととうり探して回ります。動画で見ると このあたり主人バック号令を 土手左右方向に距離を出し流れることとアヤツ主人意図を若干勘違いしていますね。いつもの土手斜面の途中は始めの段階でダミーの有無一応確認していますので 土手斜面付近は"無い"と一旦判断していること明らかな動き。しかしアヤツ その前提で土手左右に流れ探していても一向に見つからず、また流れるたびに主人ロングホイッスル一笛(我がTeamローカルルールで そっちじゃないぜ まわれ右っ!) のサインが送られてくる状況。さらにダミー直上土手上で主人から繰り返し送られるバック号令…ここでアヤツ既に一度確認した土手斜面の途中付近又はさらに奥にダミーがある可能性を 自らの判断で考え意識しはじめています。結局最後は主人指示のバック号令意図を正確に理解し 土手下奥のダミー位置を特定 ダミー確保となりました。 今回土手奥のダミーをいつもよりずいぶん奥に仕込んでおいたことは主従間合いのバリエーションのため 主人意識してやったことです。犬もハンドラーも右往左往して動画で見ても見た目にはとってもカッコワルイ レトリーブに見えますが 我がTeamにとっては狙いとうり本当にいい練習となりました。
 今までもこうやって我がTeam お互いの間合いを少しづつ醸成してきています。これからも直近見た目にはカッコワルイですが こういったいつもより少し難しい設定でお互いの間合いを一つづつ丁寧に醸成培っていきたいと思います。  これはアヤツの持って生まれた主人意図を見極める理解力、学習力の高さゆえ可能な我がTeamの流儀 、 本当に私は犬飼いとしていい相棒に恵まれたと感じます。


 直後のロングブラインド120m基本練では アヤツ先ほどの経験をすぐに活用しています。
このコース比較的コース幅が狭く(それでも幅30mはありますし、左藪、右池、途中夏道越え等 惑わす環境には事欠きません)我がTeam ある程度の距離をブラインドで真っ直ぐ送り出すための練習に良く使うコースです。アヤツ何度も走っていますので ある程度設定意図は理解しているのですが ブラインド距離設定もそのたびに 長、短、中と出来るだけ変えるようにしてきています。 今日はほぼコースいっぱいの120mブラインドでの設定、先々週走らせたブラインドより30mほど奥にダミー仕込んでおきました。ダミーポイント方向からたまたま非常にいい風が吹いていたこともあるのですが 本日はブラインドセットアップ示差で 100mほどほぼ方向ブレなく走らせる経験をアヤツに積ませること出来ました。さらにダミーポイントまで残り10〜20mほどを主人バック号令に一発反応、送り込みに成功。アヤツさきほどの近距離ブラインドでの主人との間合いを見事にすぐに応用!(主人をうまく利用するともいう) ダミーポイントをほぼ特定。 そのあとは探せ号令で 鼻をフグフグ言わせアドレナリン全開夢中でサーチしている様子 動画にてはっきりと見て取れます。いいそ『こころ』!
 
 最後はロングマーキング130mを返しで2本。途中いろいろな障害物を越えてアクセスさせる設定。Google地図上 直線距離で130mほどですので実走は150〜170mほど。スタート後斜面を下り小屋脇の橋を渡るとアヤツの進路を マーキングポイント方向に直交して幅深さ3m程の急水流水路が阻みます。さすがにひとっとびはリスクが高い(運動能力の高い犬なら飛び越えるかどうかくらいの幅、傾斜)、アヤツどうするか… 水路手前でマーキングポイント方向に直接渡れそうな場所を探しながら動画画面右方向に走っています。結果的には右の橋へ迂回しながら夏道をマーキングポイントへ登っていきました。今回の状況では アヤツそれが合理的と判断しましたが 水路付近の状況によっては  どこかで水路を渡ること決断し、わざわざ楽な夏を道経由 迂回せずに走ると思います。(先々週のロングマーキングX2では往路両方とも夏道迂回せず直線的にアクセス) 迂回するしないのその場での判断は私はアヤツにさせていますが ガンドックとして適切な判断にはアヤツのメンタルが整った状態でフィールドへ送り出してやることが重要だと思っています。
 本日のコース状況 下草も低く 比較的マーキングがしやすい状況でしたので ほとんど主人誘導、介入なしにマーキングダミー確保。ロングマーキングとしての基本的な反復練習をこなすことが出来ました。



近距離ブラインド基本練ダブル


ロングブラインド120m基本練


ロングマーキング130m基本練X2 (ダミー投下後スロアーが撮影)