『こころ』1,535日目


4/19 新潟市近郊里山フィールド 桜満開のころ

千葉練帰路 関越 谷川岳PA 名物 大盛もつに定食
14:00すぎに昼飯ヌキで千葉を出立した私、ハラペコでようやく夕方 谷川岳PA到達。
関越トラッカー御用達 直球勝負一本槍が気持ちいいくらいに潔い 男の定食… 絶品デス! 但しハンパない大盛! 居眠り運転ご注意!!


 世の中 いよいよGW突入 みなさん楽しんでいますか。
Team KOKORO は先週末土曜午後から移動し 日曜朝から昼過ぎまで 恒例で呼んでもらっている千葉練に行ってきました。
 日曜は千葉地方 朝から初夏のような日差し、風はそれでも幾分ひんやりとちょうどよく 実に気持ちいい千葉練となりました。
インターバルはアヤツ出来るだけ 日陰やクレートに戻し 休ませるようにしましたが それでも雪国新潟の黒ラブには けっこう暑かったと思います。ハアハアとアヤツ吐く息も熱く 後半帰りの脚もだいぶ落ちてきましたが、 それでもスタートで主人の元から送り出し ダミーポイント付近 下草に紛れたダミーを最後まで熱心にサーチ確保 勤しんでおりました。

 今回の千葉練 我がTeam たまたまですが いつもと違う事が一つ。 これは昨年春からですが アヤツとの距離が離れた際のアヤツからの目視しやすさという 考えにたって 試しに私 アヤツと野に出る時は常に 白い革の作業手袋をするようにしてみていたのですが… 実は今回 その白い革の作業手袋 自宅に忘れてきてしまったんですね。普段日常の松林歩きも含めて 素手でハンド指示したことはもうここ一年まったくありません。 今回フィールド周囲の木々も緑眩しく生い茂り、前回先月千葉練時より主人側から見て ロングでのサーチに入った アヤツの姿を 目視することだいぶ 見にくくなってきていました。同様にアヤツから見ると主人側もきっと見えにくくなっていたように思うのですが 特にロングディスタンスとなった時の アヤツの反応を見ていて いつもより主人を利用する意識が不足しているような印象を私自身は感じていました。 果たして主人思い過ごしか否か… 本日月曜 新潟自宅付近松林でのアヤツ、 ボール回収ごっこで いつもとうり 主人ハンド指示にレスポンス良く反応  やはり 私とアヤツとの間合いに 動く白い革の作業手袋 まったく無関係というわけではないなと思いました。


 もう一つは アヤツに 興味深い反応あり。 練習終盤 100m程度の3連続ロングマーキングを 頑張ってアヤツに走らせてみたのですが スタートでマーキング時 空中ダミー軌跡捕捉が 背景の燃え茂る緑に紛れ なかなか見えにくい設定 で マーキング補足をうまく追いきれていなかった アヤツ 下草にマーキング投下ダミーが紛れてしまうこのフィールド状況で スロアー位置を目標にまず走り出す アヤツらしいクセが昨日は いつもよりだいぶ顕著に出ていました。 これは私が 教えたことなどではありません。いかにもアヤツが考えそうなやりくち… マーキング不首尾時はけっこう合理的。 ただしこれはもろ刃の剣、マーキング種目とはいえ スロアー付近まで一旦到達後 いつものように主人挙動をチラ見 うまく利用する意識充分の場合は ダミー確保という部分では 実はこれ けっこうハマるんですね アヤツの場合。しかしそれではマーキング力を駆使して獲ったことにはなりませんが 犬であるアヤツから見ればそんなことは 全然ファーストチョイスではないわけです。
  その後 最後にもう一回 組長オリパパに投げてもらった 100mマーキング、今度はお願いし 空中ダミー軌跡が 青空バックに補足しやすい方向にて設定、アヤツ スタートで充分 空中ダミー軌跡を追いきっていたように私からは見えました。しかっし!! スタートして主人足元から 勢いよく飛び出していったアヤツ 首尾よく 走り出し50〜60mはダミー落下方向にほとんどブレなく突き進んでいました…ところが残り30〜40mといったところで 緩やかな円弧を描きながら スロアー オリパパの方へ吸い寄せられていくアヤツ…。 マーキングポイントから意識を一旦切ってしまったアヤツ その後はダミー確保まで当然右往左往する結果に …。 後で聞いたら オリパパと目が合った瞬間 アヤツ吸い寄せられるように接近してきたそうです。 ワッハッハ! 正に我がTeam 策士 策におぼれるを地でいくような 一本となりました。 非常に空中ダミー軌跡補足が難しい状況だったとはいえ 3回連続で 同じことやらせれば 4回目は何とか空中ダミー軌跡を追いきれていても 走っているうちに直近3回のイメージ学習にかき消されてしまう… いかにもアヤツらしい結果。これ実は アヤツの考えていることを誰よりも知っていなければならぬ 相棒たる 私がヘボゆえ そうなる設定を走らせてしまった結果の失敗なんですね。  
  我がTeam もう一度ロングマーキングの原点に戻って 下草などない落下後ダミーが目視できるような芝生のフィールドで 走りながらもマーキングダミーから意識を離さない基本中の基本集中反復を 地元新潟でこなしておく必要アリ。
 アドバンスだからと言って 難易度の高い練習ばかりしていればいいってもんじゃあないわけです。 練習のその一本の意味って何か 考えられないようでは アドバンスのハンドラーなどとはとても言えませんね。
 ハンドラーがヘボでスマン!『こころ』。

 地元新潟での単独練では決して経験することの出来ないことに来るたびに気づかせてもらえる。 やはり Team KOKORO にとって千葉練とは特別重要な意味を持ちます。
 Team CHIBAのみなさん 今回もありがとうございました。 次回5/11 蓼科GRTでは 皆で楽しくやりましょう。



ご存じ クラプトン Change The World
Team KOKORO もかくありたし