『こころ』1,590日目

 週末日曜日 Team KOKORO 基本ダミー練 今朝は阿賀野川対岸側河川敷へまわり 下草藪がアヤツ肩丈まで伸びたフィールド状況にて 黙々と基本反復しました。
昨日のフィールド状況とは違い 下草藪の伸び方がダミー練にちょうどいい。さて首尾やいかに…。


基本ダミー練 40mx65m ブラインドx2
 ブラインドの基本ダミー練は 刈り取られた走行エリアから 下草藪エリア内に入った2mと3m奥に 完全ブラインドで2本配置。 ダミーポイントを変えずに スタート位置を下げていくいつもの手法。
我がTeam ブラインドスタートでの セットアップ指差時に 毎回 アヤツ体重が必ず左方向にかかった状態になります。左前脚に体重がかかり 結果アヤツの腰が主人側に大きく入った(いわゆる腰が開いた状態) 姿勢になってしまうこの動画のような修正すべき状態は 私のセットアップ指差の仕方による影響も大ですが、ではもっとハンドラーが立ち上がったままの自然な姿勢でセットアップ指差すれば良いかというと アヤツとのあいだでは 単純にそうわけではないんですね。 アヤツ普通に主人脚側で前方注視する場面でも主人姿勢とは関係なくほとんど必ず 無意識に左前脚に体重がかかった姿勢になります。これは主従が延々と培ってきた間合い、主人脚側に付いた状態で 犬が右上に顔を上げ 主人とコンタクトを常に取ろうするアヤツの強い意識から来ているクセのように私は思います。 修正すべきは セットアップ指差時アヤツの両前脚に真っ直ぐ体重がかかるような姿勢を主人が導くことです。当然この動画のような腰が開いた状態では真っ直ぐ飛び出すことなど出来ません。 その上で いつも意識している アヤツが主人指先の方向にブレなく意識集中できているか見極めた瞬間に送り出してやる。 これらブラインドスタートでの改善項目 、真っ直ぐに送り出すためのとても重要なこと。夏の間の我がTeam 大きな課題と思っています。
 動画では左前に体重がかかった状態で飛び出したアヤツ 数mは指示された指差方向に進みますが その後2本ともどうしても左方向へ弓なり状に走行軌跡が流れていきます。この動画ではちょっとその主従悪いクセが極端に出た例なのですが 、この程度の距離であれば主従の間合いロングホイッスル一笛でリカバリー出来てしまうため 結果問題を目立なくしてしまいます。やはり動画で見直すこと重要。



基本ダミー練 80m ブラインド
下草藪内を80mほど走らせる 基本ブラインドのシンプルな設定。先ほどより多少実戦的ですが それほど難易度は高くありません。
先ほどのブラインド基本練 セットアップ時 左流れにしてしまったことを意識し とにかく真っ直ぐ送り出すことに主人意識を集中していました。 腰の開きはさっきよりずいぶん改善出来ていて、一旦は真っ直ぐ送り出せていますが クセを把握して主人が都合よく送り出し調整しているだけで 本当の問題の解決にはまだなっていませんね。
ここではブラインドポイント付近でアヤツ "感じて" 自力ピンポイント回収に成功していますが、次の練習で100mほどのブラインド設定走行時 ブラインドポイントを通りすぎてしまい50mほど奥までオーバーラン。うまく戻してダミー確保は出来ましたがバタバタの結果に…。マーキングでもブラインドでも ダミー埋没する下草藪のフィールド状況であれば その瞬間をアヤツに伝える適切な笛符が必要ですね。



ロングマーキング 150m
最後は下草藪内を150mほど走らせる ロングマーキング。下草藪内であってもマーキングでこの距離であればアヤツ首尾よく ピンポイント確保。今月初めから取り組み始めた真っ直ぐシンプルに距離を走らせる基本練、 すこしづつアヤツに浸透してきています。