『こころ』1,596日目



新潟市近郊阿賀野川対岸河川敷フィールド 本日未明

 Team KOKORO 6月最後の週末はシンプルに長い距離を真っ直ぐ送り込む基本ダミー練に取り組むべく 未明4:20には 新潟市近郊阿賀野川対岸河川敷フィールドへ到着。朝日が眩しい晴天なれど 練習途中から 生暖かい強風が吹き出し その結果設定見た目以上に 難しいレトリーブとなりました。 ほぼ全面アヤツの肩丈草薮に覆われたフィールド… アヤツ縦横無尽に駆け回っておりました。仕事の出来としては あまりほめられた内容ではありませんでしたが こういった実戦的でチャレンジングな ダミー練 私もアヤツも 本当に楽しく 終わった後の満足感は大きいです。



ロングマーキング 140m
 これはまだ強風が吹き出す直前の走行でしたが、フィールドの草丈の刈り方が違うエリアに渡る走行となり ダミーポイント手前ななめに右から左へのフィールド草刈り境界線をまいて アヤツ左からダミーポイントに回り込んでいます。
結果 完全に風上(強風ではありませんが画面左から右へけっこうな風が吹いています)からのアクセスになり一旦ダミーポイントを右側に30〜40mオーバーランしてしまっています。本来のマーキング走行とうりポイントに向かって真っ直ぐアクアセスすべきか(相当な距離草丈の深いエリアを突っ切ることになります。)今回のように 障害物となるエリアをまいて走るか どちらが適切か評価が分かれる部分ですが 今回のアヤツの判断は実に合理的で いかにもアヤツらしい。ダミーポイントの位置じたいは風上アクセスでオーバーランしましたが マーキング把握は出来ていたと思います。この条件なら 私はアヤツらしいこの走りでいいと思っています。



ブラインドシッピング 90m X2 強風
 距離は90mですが この強風の中 全面肩丈草薮の完全ブラインドシッピング、結果的にけっこう難しい条件だったように思います。一本目の送り出しで 左に流れる我がTeam悪癖がまたも露見…まだまだまったくなってないですね。それでも直後のアヤツの動きを見ると主人指差に対して思わず方向がブレて飛び出してしまったこと もしかするとアヤツ気付いていたのかもしれません…それだけ主人指差の持つ意味を徐々に理解しだしたような気がしました。昨日の基本練で左に大きく流れてしまったとき そのまま流さずに一旦戻されてしまったことと果たして無関係でしょうか? 今回左に流れて飛び出した直後から ダミーポイントに確信を持って突き進むいつものアヤツと 明らかに動きが違います。一旦止めて 主人バック手符により再び走り出した時からは 方向、勢いとも いつもの確信に満ちた送り込みに戻せています。その後のリカバリーは培ってきた主従の間合いでクリア。 返しの2本目送り出しは アヤツ 主人指差方向に対するブレ 完全に修正してきています。強風時風下から回り込むセオリーとうりの ブラインドアプローチ。



ロングマーキング 180m強風
 この強風下においての全面肩丈草藪 180m ロングマーキングは かなりチャレンジングだったと思います。100m手前くらいから草薮の中に消えたアヤツ …そのさきどこをどう走っているのやら 主人からもほとんど把握できていません。時折見える尾っぽの先端らしき物を見つけ、ちょっとハンドラーがジタバタしすぎですね。草中に消えて見えなければハンドラーに出来ることなど実は ほとんど何もありません。もうここは犬の領域と割り切って任せるのがアヤツの場合は正しい!…この一本はアヤツがそれを証明して見せたということです。