『こころ』1,624日目


未明日の出時刻の 新潟市近郊阿賀野川


レーニング後のお楽しみタイム。ここまでアヤツダミー回収で相当の距離を走っていますが(都合約1,600m)  そこはお楽しみタイム…トリッキーな動きで弾けておりました。アヤツと共に実は私にも最高に楽しい時間!主人が楽しければ アヤツもさらに楽しい!!  我がTeam得意の未明のハッピーサイクル!


 みなさんお暑うございます。新潟地方 梅雨が明けたのやらなんやらさっぱりわからないのですが 昨日から急激に夏本番の暑さ。本日は最高気温36℃真夏日の予報が出ています。
そんな中 我がTeam KOKORO まだ薄暗い未明4:00前に自宅を発ち 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールドへ早朝ダミー練にいってきました。
フィールド到着4:30前、日の出10分ほど前ですがすでに充分明かるくなっています。ただし本日はあまり風がなくこの時間ですでに蒸し暑さ満載。



ブラインド基本 50mx70mx100mx160m
 練習前半は 3個のボールとひとつのミニダミーを フィールド上点在する小さなブッシュ群付近へそれぞれ犬に見せずに事前にセットしての 4連続完全ブラインドを50m、70m、100m、160m の順に回収させるトレーニング。 課題は セットアップ指差送り出し方向にブレなく飛び出していけるかどうか、 各ポイントの距離感を走行中の犬に ハンドリングで正しく適切に伝えることができるかどうか、回収作業のつなぎでうまく集中を維持し 落ち着いた振る舞いと正しい位置でのヒールウォークが保てているかどうか 、出来るだけバタバタにならず必要に応じたコントロール(ストップ、ハンドシグナル)でスムーズに確保できるかどうか(…ノイジーハンドラーなど論外)  といったところでした。 フィールドは見通し良く平坦で下草丈もそれほどではありませんでしたので あえて普通のダミーより小さくて見つけにくい ボール、ミニダミーを使ってみました。 正確なヒールウォークから始まって 短距離からロングディスタンスまで 比較的ダミーポイントが送り出し角度上狭い範囲で点在している設定ゆえ 複数ブラインド指示順回収の基本をひととうり試される内容となりました。さて首尾やいかに。

 今回の動画 車から犬を降ろすところからカメラを回しているのですが 今朝はアヤツいつもよりオートマチックな 仕事モードギンギンの「主人を中心としたゾーン状態」が若干緩やかなように感じました。リコールホイッスルでヒールに戻して 少しヒールウォーク前進してみましたが アヤツいつもより集中度合が緩やか… 主人左マワリのヒールウォークターンでアヤツの進路を遮り もう少し主人を意識するように何回かアヤツに促しています。1本目の状態では明らかに 今何をしようとしているのかアヤツにうまく伝えることが出来ていなかったです。 こういった部分にGRTアドバンストップクラスハンドラーとの経験の差が歴然と表れます。2本目以降は 合い間にボールでのアオリなどと入れて アヤツを仕事モード ノッテル状態にうまく戻せました。
 さて1本目 送り出し方向はOKですが アヤツ 50mボールポイント手前で 完全に右にある100mボールポイントのニオイをとって右方向に流れていきます。ここで主人1回目のコントロール アヤツをとめて左へ戻すハンドシグナル。しかしアヤツ軽く左にフェイントを入れたのみで再び大きく右に流れていってしまいます。ここでのアヤツの頭の中は…「ん…なんで止めるん?(謎) もう右だってニオイとってわかっとるがな…トウチャン!」です。大きく右へ流れた2回目のコントロールストップコマンドは アヤツさらに右への確信が強まっていますので 動画のとうりいつもよりレスポンスが良くありません。それでもなんとか止めて 主従の間合い ホイッスルコントロールで左に戻すところは 決してほめられた動きではありませんが アヤツならでは … 最後は主従の間合い ホイッスルコントロールを信じて左のボールポイントまで戻ってきたんですね。 我がTeam もうこれは1回目のコントロール 止めた時点で どんなに犬が右へ先読みしていても 必ず左方向へ送り込めるようにTeamの間合いを強化していくしかありません。胆は普段からいかに犬に行動を先読みをさせない習慣をつけるかですね。
 2、3、4本目 は送り出し方向、距離感の伝達 は概ねイメージとうりでしたが 走行途中で犬が直前に獲ったブッシュ付近を必ず一度確認に行き、 そこに無いことがわかるとその場で主人送り込み方向の指示を確認しています。いつもやっている 直近に獲ったポイント付近のダブル回収をアヤツ完全に先読みしての行動ですが、 今回指示はしましたが 直近回収ポイント付近に2個めがあるという先読みじたいは結果的に切ったことになるのではないでしょうか。
我がTeam まだまだ立派なガンドックへの道は遥か…。



ロングマーキング基本 200mx2
 練習後半は平坦で下草丈の低いフィールドで シンプルにロングマーキング200mを 返しで2本。練習前半は 基本とはいえ ブラインドの総合力を問うようなややこしい設定での回収でしたので 後半は もう四の五の言わずとにかくきちんとマーキングして 長い距離を真っ直ぐ突っ走るだけです。200mとはいえこのコース 何度もロングディスタンス走っているコースですので 意識的に練習前半と難易度のバランスをとりました。  今朝はほとんど無風状態でしたが いつもは日の出のこの時間帯 川岸付近特有の上流山側から河口(海)方向に向かってかなり強い風が吹きます。(画面では向かい風方向)
 さすがに200mですので 1本目は スタートでアヤツ スロアーの存在を把握できていなかった様子。発砲音を聞いた直後から前遠方を必死で凝視していますが 空中のダミー軌跡は追い切れていなかったようですね。 それでもスタート後 発砲音のした前方へ向かって200mを真っ直ぐ突き進んでいきます。 この辺は先ほど練習前半のブラインドでロングディスタンスを走る様子とまったく違い、完全に確信を持ってどこまでも真っ直ぐ突き進む基本的な意識と動きは上々のようです。 空中のダミー軌跡を追い切れていなかった今回のような場合、走行中距離が詰り スロアー位置を認識できるようになると スロアーを基準にダミーサーチ確保に入ります。アヤツ 完全にスロアーのスロー範囲内にダミーがあることを理解しています。ダミーポイント付近到達後 左右サーチに流れる範囲からはっきりそれがわかります。
 返しの2本目は アヤツ スロアーの場所を把握していますので スタート位置で 発砲音の後、投下される空中のダミー軌跡を 今度は首尾よく追い切れているようでした。(スロアーと 1本目とは必ず左右逆に投げる事前打ち合わせ済) 今度はスロアー基準の走行経路を経ずに ダミー投下位置へ一直線でした。
  本日のロングマーキング 要改善項目は 1本目2本目とも発砲音とともに 前方空中のダミー軌跡マーキングに夢中で集中するあまり 犬がスタート位置でズルズルと前ににじり出してしまっている部分。これはもう次は自分が前方に送り出されて回収するダミーであること 犬が強く先読みしていることに他なりません。 明日の練習では 前方のダミーをマーキングさせた後 前へ飛び出す気満々のアヤツに 先に仕込んでおいた後方のブラインドダミー回収に走らせる 予想外の設定で アヤツの先読みを思いっきりブッタ切ってやろうと思います。ワッハッハ!



Judy and Mary/ 小さな頃から  1995年
 ジュディーアンドマリーの 小さな頃から は1995年当時 首都圏フジテレビで24時過ぎに放送していた Roomsというミニ番組のエンディングテーマーで初めて聴いた曲です。
まだ今の仕事を始めたばかりの時期で よく埼玉のクライアントに出張のため宿泊していた ビジネスホテルで 聴いた思い出があります。なんか私にとって すごく輝いて聴こえたんですね。
私の中では20年経っても稀代の名曲の一つ。

 まだまだまったくなっていませんが Team KOKOROも かくありたし。