『こころ』1,625日目


4/26 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド

 新潟市付近 猛暑日であった昨日とは変わり 本日日曜は未明から ところどころで突風を伴うゲリラ豪雨に見舞われる天候。そんな中Team KOKORO は本日も近郊阿賀野川河川敷フィールドで未明のダミー練を強行。
 我がTeam 、GRTのサマーブレイク期間中ここまでは比較的シンプルなトレーニングを意識して中心にしてきました。(基本のヒールウォークやセットアップ送り出しの方向ブレ修正、長い距離を真っ直ぐ突き進む練習 等) 今週末は昨日から少し ややこしい課題に取り組み始めています。(コントロール項目 ストップとハンドシグナル) 
 そんな中で ハンドラーのスキルとして 犬の先読みを切る習慣をつけておくことの大切さを 少しづつ実感しはじめていますので  シンプルなマーキング回収でも 2個のダミーをうまく使って 犬に的を絞らせない習慣(先読みを切り、結果ハンドラーの指示をじっくり待てる習慣)をつけること練習に導入していきたいと思っています。
 本日はその とっかかりとして 左右まわりターンバック基本導入 と ロングマーキングの先読み修正 の練習に取り組みました。



左右まわりターンバック基本導入
 この課題については 以前から練習会等での技術講習時 いつも話題になってきました。昨秋 GRTA森山会長の ガンドックセミナーで 英国の猟場においてのこのコマンドの必要性と使う場面について 簡単にご説明もいただいています。
 それを我がTeam としては GRT競技種目の中で 具体的に生かす場面がたまたま無かったため 習得のための反復練習に入っていなかっただけなのですが 、ここにきて 左右それぞれの方向にまわらせるという事じたいよりも 「まわる方向を含め 次の行動を先読みした状態で 犬に決めさせるのではなく ハンドラーが決める」という間合いを醸成しておくことの重要性を感じ まったく一から練習に導入していくことにしました。
 アヤツ… 特別指示しなければ まずほとんどの場合は右まわりでターンするクセがついています。 ただし左方向に送りたいハンドシグナルにはきちんと左まわりのターンで対応しますので 獲らせるダミーをやや左後方に投げた上で それを利用し ちょっと変な左手ターンバック指示で左まわりさせています。これからすこしづつ この変な左手ターンバック指示を 誇張なく普通の感じにしていくのが導入の流れです。 動画では右まわりでも同様に 変な右手ターンバック指示になってしまったのですが… これが大失敗!アヤツ 何を要求指示されたのか まったく理解できず右往左往…。 右回りは普通にすれば普通に出来ていたわけですから 今までとうりでOKだったわけです。ハンドラーがヘボだから犬の足をひっぱってしまう典型のカタチ。 すまん『こころ』!



ロングマーキング 170mx2 (先読み修正)
 先読み修正ロングマーキング練は 遠方マーキングダミーに送り出される直前の時点で 犬が 必ず次に送り出されるであろうことを 常に読み切った状態が習慣化してしまった 我がTeamの日常に 予測外の指示を入れて ワンクッション置くのが目的。アヤツに気づかれないよう うまくスタート後方2mほどのところにミニダミーセットしました。 遠方投下ダミーマーキング後 ハンドラーが戻り 普段ですとここで マーキングダミーの方向に弾けたように送り出されていくのですが… 今日はイキナリバック指示でまず後方のミニダミーを拾うこと要求。しかし2回ほど繰り返しても 次は 遠方のマーキングダミーに向けて送り出されるであろうこと いぜんとして先読みしています。 やもおえず 遠方マーキングダミーにむけても 左まわりのターンバックで 送りだしました。 さすがにアヤツ 頭の中かなり混乱しているようですが 若干の方向ブレもなんとかリカバーしてマーキングダミー確保。返しの2本目は シンプルにマーキングさせた後 すぐに送りだしましたが 真っ直ぐ突き進む走行中も やはり アヤツ いろんなこと考えて走っているのは 動画を見ると明らかですね。
 シンプルに真っ直ぐ突き進む 事と 冷静に状況や主人意図を考えながら走る事が バランスよく出来ていなければなりません。もともと主人意図をよく考えながら走るのが アヤツのストロングポイントですので 気持ち的に弾ける部分をスポイルしてしまうことのないように アヤツに関しては このような先読み修正のロングマーキング練習設定  忘れたころに折にふれて する程度がちょどいいように思います。



スガ シカオ - アストライド
スガシカオ2年ぶりのメジャー復帰第一作。
2011年「今の自分自身に疑問を持った」との趣旨のファンへのメッシージを残し突然メジャーシーンから一歩引く決断をした彼。
http://www.oricon.co.jp/news/2003153/full/
彼の中には明確な理由があった事 このメジャー復帰第一作から伝わってきます。
普通では合理的な事でないのですが、作品がすべてを物語っていますね。 スバラシイ!

Team KOKORO もかくありたし