『こころ』1,632日目

 8月に入りました。 Team KOKORO 8月始めの週末は 新潟市近郊阿賀野川河川敷の 草丈が短い方のフィールドを使い 基本ダミー練 いつものように反復してきました。
6月、7月と 主に シンプルに長い距離をひたすら真っ直ぐ突っ走る、セットアップ送り出しの方向ブレをなくす、主従ともに落ち着いた誘導サーチ作業、正確で落ち着いたヒールウォーク 等を主な課題に 基本のダミー練を積み重ねてきました。8月に入り GRTサマーブレイク期間も折り返し、次週末からは 基本を反復することに加え 課題を明確にして 実戦的な設定を取り入れていこうと思います。 ですので今週末は 練習積み重ねてきた 基本の動きを下草の低いフィールドで難易度を落として 確認するような軽目の内容となりました。

※ 我がTeamのダミー練設定は基本とはいえ GRTアドバンスクラスに出走することを目標に考えて決めています。下草の低いフィールドですのでそれほど難易度は高くないのですが 特に距離設定についてはGRT ノービス、ミドル参戦をお考えの場合の基本練習であれば  距離をずっと短く設定して 一本一本確実に犬との意思の疎通を取りながら ペアの間合いを醸成していくことが非常に有効だと思います。



ロングマーキング基本 120m 〜 ブラインド基本 80m x 65m

  始めにロングマーキングを走らせた後 左右の完全ブラインドダブルの設定。 ロングマーキング後の 中短距離ブラインドですので オーバーランしてバタバタにならないようにと 注意していたのですが… 2本目ブラインド右の方は ややオーバーランぎみのアヤツを 止めずに ロングホイッスルで誘導する間合いとなり、その結果動画のとうり ハンドラー 指示がバタバタの状態になってしまっています。(アヤツ自身はハンドラ−の意図をよくくみ取ってちゃんと動けています。) 下草丈もなく 距離も短いので この程度でダミーは確保できていますが 草丈藪の高いGRT実戦のフィールドで 100m以上の距離 の状況であったらこうはいっていないと思います。今回のように流れを止めずにホイッスルコントロール(ロングホイッスル)で距離を伝え誘導する場合は、始めの一発でダミーポイントへ犬を誘導できなければなりません。 犬は確信を持ってもっと奥まで走り込もうとしている状態なわけですから 始めの一発でダミーポイントへ犬を誘導出来ないようであれば その後のバタバタや迷走を防ぐために やはりセオリー通り ストップホイッスルで犬の動きを一度完全に止めるのが 正解のようにこの動画をみると思います。 確信を持って 走り込んでいる犬の動きを一旦完全に止める ストップホイッスル(コントロール)は非常に難しいことです。 我がTeamの GRTサマーブレイク期間後半の 課題は もうこれに尽きると思います。



左右ターンバック基本 60m x 90m
  こちらは先週から取り組み始めた 左右ターンバックを指示方向でおこなう基本練。相変わらず主従ともぎこちない動きで あまりカッコ良くないですが しばらくは こんな練習を積み重ねていこうと思います。



阿賀野川中洲暑気払い
 練習後 阿賀野川中洲に渡り 軽く暑気払いしてきました。 日本各地大雨のニュースを目にしますが 新潟地方は先週来しばらくまとまった雨がありません。いつもの阿賀野川中洲付近の水量、水位と較べると 非常に少ない状態でした。(大雨が降ると中洲はなくなります) そんな状況でも 川の中央付近けっこう早い流れに抗し アヤツ上手に泳いで 放りこまれたミニダミー回収してきています。これが真冬の積雪期であっても アヤツまったく入水に対して躊躇することがありません。