『こころ』1,640日目

 お盆週間初日 新潟市付近昨夜遅く台風通過 未明から午前中にかけ 激しいゲリラ豪雨に時折見舞われるも 短時間、それほどではありませんでした。
さすがに今朝は フィールドに出てのダミー練中止としましたが 雨の合間を見て 朝夕2回 自宅至近松林で ボールを草藪に投げ入れ 短距離でコントロールのトレーニングを少しだけおこないました。 週末のダミー練でセットアップ示差方向に対し アヤツ左に流れる悪癖が見られていましたが 今朝もその流れをひきづってか 短距離での誘導コントロールにおいても どうしても飛び出し方向とその後の走行が左に流れる傾向顕著。 明日は 綺麗な芝生のフィールドに出て ブラインドの基本、セットアップ示差方向に対してブレなく真っすぐ飛び出していくこと もう一度見直したいと思います。
 そんなふうに思っていましたら 先ほど夕方の松林草薮短距離コントロールレーニングにおいては 今朝の状況がウソのように 方向とレスポンスとも良好。これには少し面食らったのですが、朝夕での明らかな違いは 夕方トレーニング前に ヒールウォークでの犬の位置修正を少し集中しておこなっていたことです。

ヒールウォークでの犬の位置って ほとんど傍目には変化がわからなくても ハンドラー左ひざに対して 犬の頭が 前にあるか後ろにあるか…それがわずか前後5cm程度の差であっても 犬の受け取り方が全然違います。(それはアヤツだけの事かもしれませんが。) ハンドラーの左ひざを犬が意識出来る後ろの位置にいる場合 アヤツ ハンドラー左ひざのリードに従って行動する意識となりますが、左ひざより頭が前であると 犬の意識が ハンドラーに対してよりも 前方に対しての方が強くなります。 ハンドラーが無言で停止してみると 犬の追従具合に違い歴然。 歩調は犬が決めるのではなく ハンドラーに従うもの という意識が この正しい位置でのヒールウォークで犬に 少しでも植え付けられた結果は その後のコントロールレーニングのレスポンスにすぐに直結します。 カタチ云々ではなく 何をするにもヒールウォークが基本と言われる所以。

 使役犬としてのヒールウォークって ただそれなりに出来ればいいってもんじゃないわけです。 僅かな差でもこだわって 正しい位置を犬に伝えることの重要性は 我がTeam のオビをずっとみてもらっている 埼玉のA訓練士からいつも言われていたことです。 そのこと 今日ようやく少しだけ実感としてわかってきました。 今までは全くわかってなかったんですね。 わかるまで粘り強く 待つという A訓練士の 指導 改めて 敬服しました。多分私と『こころ』ならいづれ気づくと思っていたのではないでしょうか。 なかなか出来ることではありません。
オビ試合の方は 10月埼玉秋ヶ瀬からシーズンインです。 またよろしくお願いいたします。