『こころ』1,659日目


本日早朝 新潟市近郊 田んぼの中の綺麗な芝生フィールド。草丈低く囮ダミー丸見え…。

今日も絶好調フィールド系ヨークシャーレトリバー『小太郎』。マーキングシングル 3m!
『こころ』ネエチャンとまったく同じの気になってるところがカワイイです。(親バカ失礼)

 8月最終週土曜日 本日はブラインド系の基本を ダブル設定交えながら走らせてみました。
フィールド自体は基本練習向けに綺麗に刈り取られた芝生のフィールド(よく我がTeam オビ練で使います。)で難易度を落として設定したつもりだったのですが ブラインド先取 X マーキング のダブルではマーキング側囮ダミーが走行中丸見えで 結果的に実にいい雨中練習になりました…ワッハッハ!



ブラインド 110m ダブル
 練習前半は 完全ブラインドで 110mのダブル。このフィールド芝生ですので比較的易しいのですが 立木群、遊歩道、ベンチ、看板、起伏丘と設定次第でアヤツを惑わす構成物には事欠きません。
 1本目左側回収は 適切なストップホイッスルコントロールで 立木群の奥ブラインドダミーポイントへ誘導、確保成功。我がTeam 完全ブラインド回収のスタンダートはこのくらいの感じになるようにしたいですね。
 問題の2本目。スタート後 セットアップ方向に概ねブレなく飛び出せていましたが 50〜60m走行後 実際のブラインドダミーポイントより若干右側にある 前方 丘状の起伏をアヤツ強く意識、起伏のウラから右側に確信を持って走り込んでいきます。起伏手前で ストップホイッスルコントロールしますが止まれず… 起伏の右までかなり流れた所で ロングホイッスルコントロールで我に返ったアヤツ ここでようやくハンドシグナル方向へ走り ブラインドダミーポイントへ戻すことが出来ました。 実は アヤツ 主人が強くストップホイッスルで静止コントロールさせようとしていること気づいていたと思います。 今回強く意識した この丘状の起伏付近 実はいつもこのフィールドに来ると毎回ダミーポイントに設定していた場所なんですね。しかも今回セットアップ示差で送り出された方向に対して たまたまですが そんなにブレはありません。ですのでいつもであれば ここまで走ってくればサーチモードの主従の間合いで確保OKなわけです。しかし今回は この丘状の起伏より 左側さらに15mほど奥の立木群がブラインドダミーポイントですので 結果的にはアヤツ 自らの先読みを ストップホイッスルコントロールではふり切れず、完全にはまってしまっています。それだけこの場所への確信(先読み)が強かったという事ですが…。
1本目の左側回収時は アヤツ先読みがありませんから 適切なストップホイッスルコントロール Team作業で 普通に確保できましたが 2本目右側回収は 自身の先読みに妨げられ 私をうまく使いダミー確保するという アヤツならではストロングポイントをまったく活かせていません。先読みにはまってしまったのはアヤツ自身ですが その先読みを何事もなかったかのようにブッタ切って やれないようでは ハンドラーはまったく仕事をしていないに等しいわけです。 ですので動画で見直してみると、今回のケースではストップホイッスルコントロールをふり切った時点で 大声の「止まれ!」声符で 犬を止めるべき場面であったと思いました。(おそらく主人「止まれ!」声符でアヤツ 我に帰ること出来たと私は思います。)
もうこの状況ではノイジーハンドラーもへったくれもないわけです。我がTeamなどまだそんなレベル…道は遥か。
 確信を持って走り込んでいるいる犬を ストップホイッスルコントロールで静止させる難しさと いかに犬に次の状況を先読みさせず 頭の中をニュートラルな状態にさせておくことが重要であるかという事 を今回改めて実感 学ぶことが出来ました。 犬の先読みを切れるかどうかという事に関しては 今回も含めてですが 実は 走り出す前 日常の主従の付き合いの中ですでに勝負はついているんですね。ですので 対策は ダミー練の現場云々ではないと思っています。



ブラインド先取 60m X マーキング 90m

ブラインド先取 90m X マーキング 60m
 練習後半は ブラインド先取 X マーキングのダブル設定を久しぶりに 練習してみました。
 芝生の真っ平なフィールドで易しく設定したつもりだったのですが マーキング側囮ダミーが走行中丸見えで 特に 囮マーキングが手前の2セット目は 結果的に実にいい雨中練習になりました。
2セット目のブラインド先取 90m X マーキング 60m の方が 1セット目に対して マーキング側囮ダミーよりも奥まで走ってブラインド側を先取しないとなりませんので 難易度は上がります。丈の低い芝生のフィールドゆえマーキング側囮ダミーが走行中丸見え、さらに マーキングダミー投下ポイントがスロアーと打ち合わせ場所より大幅に ブラインド側まで投げ込まれてしまうアクシデント(ミニダミーを使用しましたので 予想外に遠方まで放ってしまった結果です)。2セット目は ブラインド側ダミーポイントと囮側マーキングダミーポイント間の 走行角度差が15°あるかないかくらいになってしまいました。もうこれはほとんど アドバンスでの難関種目I型 ダブル設定の導入練習に近い状況…。
1セット目はアヤツ ブラインド先取 X マーキング の意味を理解していますので マーキング側囮ダミーポイントを意識しながらも 慎重な走行で首尾よく先取ブラインド側から確保成功。
 問題の2セット目、 アヤツうまくセットアップ示差方向はブラインド側に概ねブレなく飛び出しますが、 そこは角度差15°… どうしても目に入る囮側マーキングダミーポイント方向に緩やかにそれていきます。2回ほどストップホイッスルコントロールで軌道修正を試みますが アヤツもう一つ囮意識を振りきれず… それでも囮ダミーを目前にして 「コレ採っちゃってイイ?とうちゃん!」と アヤツ聞いてきていますので 実は それが囮である事良くわかってるんですね。 その上で目の前の囮 まあよくフリ切ったと思います。
よくやった『こころ』!
 I型ダブル (奥ダミー先取) ではあえて送り出し方向をズラして 囮ダミー付近を通さず 通過させた後 ストップコントロール⇒ハンドシグナル誘導 という ハンドリングの考え方もありますが、我がTeamは囮ダミーの至近を悠々と通過し奥の先取ダミーポイントに 何事も無かったように向かえる間合い ハンドリングを目指したいと思います。種目の意味(奥先取)を犬が理解して走れるようにすることが 安全に迂回することより重要だと私は考えています。

 本日はブラインド系で いろいろアヤツに考えさせましたので 明日のダミー練は 四の五の言わず シンプルに長い距離を真っ直ぐ突っ走る いつものヤツ をやろうと思っています。



Hey Jude / The Beatles
 おなじみビートルズの ヘイジュード。ロンドン五輪でポールが歌ったのが記憶にまだ新しいのですが  和訳の動画YouTubeで見つけました。
レノン&マッカートニーですが  歌詞も含め主にポールによるものとの話し聞いたことがあります。 レノンの息子(ジュリアン?)を励ます(例のヨーコの件?)趣旨とかの話し云々。
確かにこれちょっと説教くさいですが 元気出ますね。
前を向いていきましょう。