『こころ』1,808日目



 先週末土日 比較的晴天に恵まれた中 Team KOKORO 埼玉A訓練士オビ練、GRT千葉練とまわってきました。
前週 関西まで地区競技会にうかがい 帰着後 業務が超たて込んだ状態に 私自身も相当疲れがたまってきました。なんせ週末毎に愛車KOKORO号 1,150Km 、 750Kmの走破距離 。そんな中 今週末アヤツの動きも オビ練、千葉練共 いろんな意味で "疲れ"が垣間見えました。 でも遠征イベント続きで正直無理もないなと思います。 『まだやるのかよトウチャン』…アヤツと私の間ではこんな会話 この週末何回あったことか…。それでも一応仕事として完結させるのはそこは アヤツならでは。我らの間では オビ仕事もダミー仕事も 使役犬ペアとはいえ 義務感でやる仕事ではありません。そんな中 もう千葉練最後の回収設定 下記動画の 90m ブラインド X 130m マーキング(結果的にブラインド) など 実はアヤツ 『しょがねーな』と思いつつ トウチャンの顔を立ててくれているんですね。さらにそのこと お互いに共通認識していることもアヤツ理解してます。下記動画で ダミー確保後 戻りの脚をわざとのばさなかったり チッチをしてみたり(コレ実はダミーチッチなんです。バックレるときにアヤツがよく使う手。) ダミーをわざと落下して見せたり… これみんな 『もうやめようぜトウチャン』 って言ってるんですね。 それに対して私は『ほらもうちょっとだからガンバリな…』って笑って答えてます。これを不真面目な態度と取るか こんな状況に犬を置いたハンドラーの自業自得とみるか 使役や種目内容にもよりますので見解の分かれる部分だと思いますが、いずれにしても もはやスタートに立った時点で 実は勝負はついてたんですね。最初からそんな状況は分かっていたわけですから スタートへ入るインターバルで アヤツとのゾーンに入るための時間をもっともっと丁寧に使う等 ハンドラーとしていくらでもやりようはあったわけです。我がTeam そういう状況に対しての対処の仕方いろいろ蓄積してきましたし 千葉練とは我がTeamにとってそういうことを学ぶことのできる貴重な場なんですね。(地元新潟での単独練では絶対に経験できません) 今回は 若干参加人員が多く 練習の始めから 少しレトリーブ以外のいろいろな事に 私のエネルギーがいきすぎて アヤツへのその場その場での配慮扱いが若干 手薄意識なってしまっていました。 アヤツ そういう空気を物凄く敏感に感じ 絶妙にあわせてくるんですね。親バカですが もともと非常に頭のイイ犬ですので そういう部分は物凄くメンドウです。但し私がアマチャンで そういう犬にしたという部分大ではあるのですが…。ようするに犬の上を行くべきハンドラーが 犬次第の状況に陥ってしまったというのが今週末全般の状況。一言でいえばハンドラーがヘボゆえの結果です。
『こころ』! 来月の千葉練は とうちゃん コピッと決めてやるぜ! ワッハッハ!


90m ブラインド X 130m マーキング(結果的にブラインド)

千葉練最後の設定は 90m ブラインド先取り X 130m マーキング のダブルです。 アヤツ スタートに入るまでの部分いつもよりまったく気持ちが散漫なところ明らかです。ただ私としてはこんなところに 改めてエネルギーを使いたくないと思っています。(ヒールに付くことにエネルーを使うような修正は ダミー練が始まる前に済ませておく) スタートに付くと そこはアヤツ 遠方 2名のスロアー位置を確認 ダミー投下マーキングに備えています。こういった部分 オートマチックに体が動くのは 練習積み重ねているうちに自然と身に付いたこと。但し 私はその場で気づかなかったのですが動画で見ると 左のマーキング側のスローを見損ねていますね。ブラインド側が発砲音後何も投げられませんでしたので アヤツそれに気を取られ 左のマーキング側のスローの発見が遅れました。マーキング側の発砲音が 私にもほとんど聞き取れませんでしたので マーキング側スローに気づかなかったこと ブラインド側でいつ投げられるわからないという意識でいたアヤツにとって これは今回の状況では私はしょうがなかったと思います。(非常に難しい条件が重なりましたね)
 むしろ問題は ハンドラーである私が 左側マーキング認識アヤツが出来ていなかったこと気づかずに中途半端なセットアップ示差で送り出したことです。マーキング側は通常はセットアップ示差での送り出しを我がteamはしませんが 今回はブラインド側回収に時間をついやしましたので セットアップで送り出し行ないました。しかし私は概ねマーキング出来ているだろうという意識でいましたので あまり強い意思をアヤツに伝えたセットアップ指差ではなかったんですね。アヤツまったく場所を認識出来ていませんので 一旦ある程度は真っ直ぐ走り出しますが どうしても左側生垣 植木付近 に意識がいってそちらに流されていってしまいます。1度犬を止めてバック号令で若干右寄りに送り出しすが どうしても左側生垣植木のハザードに吸い寄せられてしまいます。1本目ブラインド側の走りで垣間見せたように セットアップ示差で送り出されたら ドン付までは ハンドラーに指し示された方向へブレなく真っ直ぐ突き進むのがガンドックの基本です。今回左側ハザードにアヤツが吸い寄せられてしまったのは ハンドラーのセットアップ方向への強い意思をスタート時犬に伝えられていなかったのが理由です。さかのぼれば私が アヤツの マーキング側ダミーをまったく認識出来ていなかったことに気づかない失態に端を発しています。結局 アヤツが首尾よくスムーズにダミー確保に至れない場合の ほとんどは「ハンドラーがヘボ」に原因が帰着すること間違いありません。
この動画のように とってもカッコワルイ結果であっても 後で動画を見ながら きちんと1本つづ総括していくことやはり我がteamには大切な事に思います。



松林 パトロール 近距離 ボールサーチごっこ
千葉練動画だけではあまりにカッコワルイので 昨日の 松林 パトロール 近距離 ボールサーチごっこ 動画に撮ってみました。だいたい毎日こんな感じなのですが とにかく20〜30mの短い距離を主従一体シンクロした動きで テンポよくケンコウボール確保すること意識してやってます。主従ともこれは完全に遊びなんですが 20〜30mの距離で主従シンクロして動けないようでは 160m先のダミーサーチを主従一体で動ける道理はありません。



Eric Clapton - Change The World (Live Video Version)
いつもこの曲を聴くと 小さなことなどあまり気にせずいくか という気持ちになれます。 犬とやってれば 首尾よくいくこといかぬこと まあいろいろあれど Team KOKORO成長の過程に過ぎません。
Change The World … Team KOKORO かくありたし。