『こころ』1,855日目



我がTeam専属スロアー は意識してたまに服装の色調かえているのですが… 今日は 残雪のフィールドに白かぶり… 完全に保護色化しています。ここまでは考えませんでした…ワッハッハ!


この週末 新潟地方比較的天候に恵まれ 穏やかだったのですが 週中には春の寒波到来で荒れ模様、新潟市付近積雪は大したことありませんが強い季節風に吹雪舞う状況でした。暑さ寒さも彼岸まで 新潟の冬ももう一息です。
今朝の新潟市近郊里山ダミー練フィールドにも寒波の影響で若干積雪が残りました。
そんな中 今朝はロングディスタンス ハザード突破練に勤しみました。


ハザード突破練 220m
 アヤツ スタートに入る前若干不安定で散漫な様子見て取れます。動画で見ると クニックを越える前後で 少しいつもより私がヒールに付くこと 強く要求していて何回か繰り返しになってしまっていますが 明らかにこれが原因です。強く要求していること自体ではなく アヤツから見れば 「なんだっトウチャン いまさらそんなことわかっとるがな…」とまあ面白くないわけですよ。 アヤツの場合 そもそも ヒールに付けることをに改めて私がエネルギーを使うようなこと普段はしていませんし 意識する必要もありません。それでもあえて意識してヒールに付けなければならない場面なら 我らなりのいつもの流儀があるわけです。  些細なことですが 今日のこのスタート前まったく息があっていません。 我が主従 アヤツとはそんな付き合いじゃあないんですね。 これは次週の ニックコーツ氏 ガンドックセミナーを意識して私の中にカッコワルイこと出来ないというアセリの気持ちが生じたこと、そのことアヤツにすっかり見透かされていることの結果です。
アヤツにとってはガンドックセミナーもへったくれもないわけですよ。普段の付き合いの中で共に積み重ねてきたものだけをを信じ いつものように決めて スタートに入るのが 我らの流儀です。小手先じゃあいけません。
ヘボなハンドラーが今朝のようでは 我がTeam自慢の『土佐のダイナマイト』の底力全能力を引き出すことなど出来る道理はありません。 今週一番の反省点。


 さて肝心のレトリーブのほうは…
スタートについてからは そこはアヤツ スゴイ集中力で 目を皿のようにして前方のスロアー位置を探しています。この時点でオートマチックに スイッチON。  しかしっ! 今朝のスロアージャケット 残雪と 背後白壁の建物に かぶり完全に同化。スロアー位置をまったく知らないアヤツにとって 220m先でこれはさすがに難しい。スロアー位置を把握している私でも 220m先のマーキングダミー空中軌跡は全く見えませんでした。
 ただしこのコース 距離は短くですが 年明けから2回ほど ハザード突破練で走らせています。そういう意味ではアヤツにとって マーキングダミー空中軌跡さえ追い切れていれば そんなに難易度は高くないハズだったのですが…。
しかし GRT試合時は スタートでどんなに集中していても 難易度の高いロングマーキングダミー軌跡を追い切れない状況などは よくある事です。 今日はマーキング出来ていない220mを アヤツ冷静にハンドラー指示を引出しながら2プッシュで押し出し成功。2プッシュ目のバック号令でアヤツ ひと月前に走った 奥の高台の上がダミーポイントであること完全に理解、ダミー確保に急勾配を駆け上がります。
位置が特定できていないにもかかわらず ダミーポイントより奥へオーバーランし 犬が勝手に確信をもってサーチーモードに入ってしまった場合 、 止めたり引き戻すことは非常に難しいです。 アヤツ ダミーポイントの位置も距離感もまったくわからない今朝の状況下で 冷静に手前から 適宜私の意図を自ら確認し指示を引き出した上で 奥へと動いています。普段の松林と同様に主従シンクロ出来ていたと思います。 ビンビンウハウハのテンションですが 決して勢い任せではないんですね。 こういった部分 この冬のGRTAウインターブレイク期間にダミー練や松林パトロールで何度も積み重ねた経験が活かせています。 やはり練習はうらぎらない。いいぞっ『こころ』!
一見見栄えのしないレトリーブに見えますが マーキング出来ていない この状況下においてのアヤツの対応 220mを2プッシュなら実に適切  私は上々だと思っています。
アヤツがこの集中度でマーキングに備えても追い切れなかったわけですから 設定自体が非常に難しかったということだと思います。これはこれで アヤツにとってロングディスタンスのマーキング追い切りトレーニングとしてのいい経験蓄積を出来たと思います。

Team KOKORO 今週もいい練習が出来ました。




Pet Shop Boys - Go West (2003 Digital Remaster)   1993年 グラミー賞 最優秀短編ミュージックビデオ賞
英国のポップデュオ ペットショップボーイズの Go West。
シンプルな歌詞と推進力のあるメロディーで 様々なスポーツ中継テーマ曲に使われてきました。もうずいぶん昔の話しですが アルペンスキーワールドカップ SLで 『イタリアの爆弾男』と言われた アルベルト トンバ (Tomba la Bomba!)が勝ったスベリのスローモーション タイトルバックで流れていたことがとっても記憶に残っています。(フジTVのWC中継だったとい思います。good job!) 

我が『土佐のダイナマイト』もかくありたし

ニックコーツ氏 ガンドックセミナー ご参加の GRT関係者のみなさん、次週末 富士山麓でお会いしましょう。