『こころ』1,937日目


サントリーシングルモルトウィスキー「白州」の故郷、"地元" 山梨県北杜市サントリー白州蒸留所に行ってきました。
ウイスキー蒸溜所ガイドツアーの案内をしてもらった お姉さんと 記念撮影。蒸留所内記念撮影ジャッター合図はすべて「いち、にの、サントリ〜!」


 サントリーシングルモルトウィスキー「白州」は私のお気に入りのウィスキーの一つです。Team KOKORO 八ヶ岳南麓拠点小屋より車で 40分ほど 小淵沢方面に下り釜無川を越えた甲斐駒ケ岳直下森の中に 白州蒸留所はあります。南アルプスの天然水と森の空気に育まれ 独特な風味 味わいを持つウイスキー「白州」、拠点小屋には何本か常備していますが 森香るウイスキー 山で飲むにはぴったりです。
 今回ガイドツアーとして 仕込み、発酵、蒸留、貯蔵の各現場を実際に見ることが出来ましたが 映像やパンフレットなどで 見るのと実際に見てみるのでは 残る印象がだいぶ違います。理由はおそらく 工場全体を包み込む 白州の森のピリッとすみ切った空気と 各工程現場それぞれの過程での強い香りとのコントラストを 身をもって感じられること。動画、画像、文章 では伝えきれぬことが実は沢山あるんですね。
 最後に見学したウィスキー貯蔵庫では 一歩足を踏み入れた時点で 貯蔵庫内の空気がウィスキー香で包まれていました。空調等を一切おこなわず白州の森の空気との自然循環のなかで 樽の番人が、各年代の樽を熟成具合を一つ一つ見ながら配置も変えていくのだそうです。昔から日本の酒蔵でも同様な独特な文化がありますが ウィスキー貯蔵庫内は 正に神秘の世界 流れる空気が違います。 正直感動を覚えました。
 サントリー白州蒸留所ガイドツアー ウィスキーが好きな方には 私のようにあまりウィスキーに詳しくなくても 充分楽しめます。私的にはここいらじゃあ一押しの観光スポット。 http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/inspection/guide/midokoro.html?fromid=db20131028




我ら Team KOKORO。 回収担当 FT系ラブラドールレトリバー『こころ』

我ら Team KOKORO。 回収指示担当

我ら Team KOKORO。 ダミースロー、動画撮影 、福利厚生 担当

我ら Team KOKORO。 諸事見習い中 FT系ヨークシャ レトリバー『小太郎』



 今週末は たまたま私の業務の都合で金曜に 長野県軽井沢地区のクライアントにうかがう予定があり 金曜午後業務終了後 Team KOKORO 全員で 八ヶ岳南麓拠点小屋へ入りました。
本日夜明け直後 拠点小屋至近フィールドにておこなったダミー練。ロングブラインドでの 100mを越え さらに最後の50mを森中奥へ送り込めるようになるための練習設定で走らせました。 この課題が我がTeamにとって このGRTサマーブレイク期間中にバージョンアップすべき部分そのものです。動画のように まだまだまったくではありますが この夏 腰を据えてじっくり取り組みたいと思っています。黙々と練習を積み重ねて少しづつ上げていく手法は Team KOKORO得意とするところ。10月秋の緒戦 霧ヶ峰GRT ロングブラインドでは きっと送り込み 一発ピンポイントで決められるよう チャレンジしていきたいと思います。



ブラインド 150m 送り込み練
スタート後 障害物のない鹿糞の散乱する鹿糞原を突っ切り 森の入口生垣までは100mほどあります。八ヶ岳南麓でのロングブラインド練 今まではここから森の中せいぜい20m程度のブッシュ内にダミーを埋没し 都合120m程度で走らせていました。もう完全ブラインドでも ほぼ真っ直ぐに 大きく方向ブレする事なく 100mほどの鹿糞原を突っ切れるようになってきましたが これはある意味アヤツがこのフィールドにフィールド慣れしてきた結果でもあります。当然コース設定は常に変化させていますが このフィールドで私がアヤツに要求していることがロングディスタンスの要素である事は毎回の練習時ほぼ不変ゆえ アヤツの中では確信をもって走り込んでいく意識が植え付けられている結果となっています。これは我がTeamにとって必要な事の一つ 奥への推進力を育んでいくねらいに沿ったとうりの状態ですのでこの部分に限っては概ね上々。あとは アヤツがどんなフィールドにおいても ここと同様に確信をもって 真っ直ぐ奥へ突きって走り込んでいけるよう 出来うる限りいろいろなフィールドで同様な設定練習を 黙々積み重ねることが重要。 それと同時にGRTアドバンスにてのロングディスタンス種目で本来要求されるガンドックとしての走りを実現するためには 100mから先 森や藪等の ハザード突入後さらに 50m以上奥へ突き進める 推進力を鍛え上げていく必要があると思っています。今のアヤツの 完全ブラインドでのレンジとしては 意識が 森や藪等の ハザード突入後 20〜30m 都合120〜130mくらいなんですね。ですのでアヤツその距離まで走り込んだ後はローストホイッスル前でも どうしても周辺サーチの意識が強くなります。またハンドラーも オーバーランを意識してどうしても若干手前からローストホイッスルを吹くことが多く このへんはコース状況、アヤツのスピード、サーチ能力、風の状況等 本当にケースバイケースで ピンポイントでアヤツにサーチポイントを伝えることは なかなか判断の難しいところです。犬に一旦サーチの意識が強くなった場合 もちろんサーチは本来犬の領域ですのでそこにハンドラーが介在し さらに奥へ 30〜50m送り込む意図を伝えることは非常に難しくなってきます。これはアヤツについてのことですが 仮に20〜30mオーバーランしたとしても そこでサーチが不調であれば アヤツ 私を目視できるところまで戻り ダミーポイントを確実に俯瞰出来ていることがわかっている 私の指示を利用しようとしますし オーバーランポイントから 手前に戻りながら鼻を落としてサーチすることを 私がアヤツに伝えることも出来ます。ですので一旦は奥まで突き進む推進力をアヤツの意識に植え付けておくことはどんな局面でも非常に有効かつ重要。 オーバーランしてサーチが不調に終わったとしても そこでアヤツがセルフサーチの意識で暴走に陥ることはまずありません。実に本来のFTラブらしいまじめで健気なヤツなんですね。(ノービス時代はTeam KOKORO 暴走+鹿糞食堂 で右往左往… 毎度七転八倒しました。ワッハッハ!)
 
 動画1本目 セットアップで送り出され 方向ブレなく森の入口生垣の手前まで一直線。ここで森のどこに飛び込むか一瞬迷ったアヤツ 私をチラ見でうまく指示を引き出しています。オートマチックにこういった動きが出てくること アヤツならでは、アヤツと私の意識が少しづつシンクロするようになってきています。この後ダミーポイントがいつものとうりの 森へ突入後奥へ20〜30m であれば アヤツ難なくダミー確保していたでしょう。今回は ダミーポイントが森へ突入後森を一旦抜けた奥へ 50m のブッシュに埋没した完全ブラインドの設定。設定としては非常に難しいと思います。 アヤツ 森へ突入後奥へ20〜30m のエリアを中心に 森中を何度もサーチに走ります。どうしても見つけることが出来ず だいぶ右までサーチ範囲が流れた所で アヤツ一度 私の指示を利用すべく 手前まで森を出てきます。ハンドシグナルとホイッスルコントロールで うまくダミーポイント方向へエリア修正を伝えることなんとか出来ていますが どうしても森よりもさらに奥への距離感は伝えられず…同様な事を何度か繰り返し 一旦送り込むことを断念 私が森中まで入り 一旦誘導指示で アヤツにダミーを獲らせました。 ダミー確保後 共に走ってスタートに戻った我がTeam 仕切り直しで 今度はスタートにアヤツを待たせ 私が歩いて先ほどと同じ 森を突っ切った奥のダミーポイントへをダミーを置きに歩くところをアヤツに見せた上で 再度 2本目として送り出しました。 私が森に入って以降 アヤツからは実際にダミーをセットしているところは全く見えていません。 2本目セットアップで送り出されたアヤツ 1本目と同様 一直線に森の中まで到達、その後森中をサーチに入りますが 私の バック号令一発で ダミーポイントが先ほど同様 森を越えた奥である事理解 首尾よく森の奥へと消えていきました。アヤツ また一つ 経験値を積み重ね 学習しましたね。このGRTサマーブレイク期間中で 2本目のような ブラインド 150m 送り込みを どんなフィールドでも完全ブラインドで何事もなかったかのようにこなしてしまうTeamになることが直近の目標です。 私はアヤツとなら 絶対出来ると思っています。
 スタートでアヤツを待たせて2本目を置きに行った際、だるまさんが転んだにならぬように 私はアヤツがにじり出ていない事いつも振り返って確認していたのですが… 今回 動画を見て初めて判明! アヤツ 私の振り返る間合いを完全に読んで 絶妙ににじり出ています。私は今までこんなことにはまったく気づきませんでした…。またしてもウラを取られています。ヤラレマシタ…アヤツ 恐るべし!!

 

Allman Brothers Band - Soulshine  1994
サザンロックの雄  Allman Brothers Band 2度目の再結成後アルバム 「Where It All Begins 」からギターのウォーレン・ヘインズのナンバー 「Soulshine」。
オールマンブラザースバンドは デュアンオールマンが健在であった初期の演奏に何度か触れる機会があったのですが 私には少々"コアなサウンド"がサザンロックのイメージに合わず もう一つ好みではありませんでした。2度目の再結成後ギターのウォーレン・ヘインズのナンバー この「Soulshine」は 私の中では 少々従来のAllman Brothers とは印象が違います。ソウルフルな泥臭いサザンブルースロックのエッセンスがこの一曲には詰まっています。
メッセージはズバリ「Let your soul shine」! 実にわかりやすいシンプルな歌詞内容と ウォーレン・ヘインズ、ディッキー・ベッツツインギターが泣かせます。
Team KOKOROもかくありたし。 前を向いていきましょう。