『こころ』1,952日目


今宵は八ヶ岳南麓にて サントリーシングルモルト「白州」

千葉練から帰着後 本日夕方 八ヶ岳南麓拠点小屋至近フィールド 気温15℃

 今週末土日はGW以来の千葉練遠征。土曜午後業務を切り上げ 千葉市宿舎まで移動、本日日曜早朝より千葉練に集う仲間とじっくり昼過ぎまで ダミー練に取り組みました。
 我がTeamにとって千葉練は毎度メンタル修行の場、今日も 非常に蒸し暑い気候条件の中 アヤツには あれこれ待機時間を長く忍耐制約を課すことあえて意識、本当はこんなこと忍耐制約などとは捉えないでほしいのですが 、そこは普段日常 地元新潟で アヤツ中心のアヤツだけのダミー練積み重ねる日々、 本日の例でいえば 10頭近い参加犬ということは 目の前で10頭ほどのレトリーブを涼しい顔をして見送らなければならないわけですから いつものようにテンポよく気持ちいいだけではありません。実際のGRT試合時は こういった待機や移動、また天候によっては暑い日差しで真っ黒なアヤツの背中が焼かれるような状況にも慣れておく必要が 我がTeamには絶対にあります。(アマチャンに育てられたアヤツ、どちらかというと そういったことの影響を受けやすい犬なってしまいました。)
 本日の千葉練フィールド、草丈の高い部分とある程度刈られたが部分が混在し なかなか面白いコース状況でした。結構難しいコース設定深い草丈の部分に引っ張られ ブラインドでダミーポイントを見誤る場面もありましたが アヤツ最後までよく頑張りました。ただそういった 若干しくじった回収に限って アヤツ 帰りの脚が今一つ伸びなかったりして… 首尾よくいかなかった回収は アヤツ自身で既によくわかっているんだなと改めて思いました。そんないまいちノリの悪くなった時 アヤツをホグす 体操、一緒に練習していた黒犬ユリウスのやってたヤツ (ご主人は"アクロ"とおっしゃってました) をまねして試してみましたが… 私がアヤシク踊っているだけの結果に…ワッハッハ。でも少し工夫すればコレはGRT試合時スタート待機とかで アヤツの気分転換にけっこう使えそう。思わぬ収穫。
終盤草丈の高い方のフィールドで ウォークドアップ練習中には 出会いがしらに カモに遭遇! (キジなら潜んでいそうな草丈でしたが水辺が無くてもカモもいるんですね。) アヤツ…突然の出現にウハウハで 図らずもよく頑張った褒美となりました。
 心配された雨にも見舞われず いつも以上にたのしい千葉練の一日でした。また宜しくお願いします。


 千葉練後 今日は八ヶ岳南麓拠点小屋へ入ったのですが いつもの新潟への帰路に比べるとやはりずいぶん楽ですね。ちょうど夕暮れ時に到着で 小屋に入る前に拠点小屋至近のフィールドを覗いてみると いつもより少し草丈が伸びてイイカンジです。気温も15℃と先ほどまでの千葉練フィールドと違い 暑くもなく寒くもなくイイカンジ。 本日の千葉はいつ雨に見舞われるかわからぬような天候ゆえ カメラも回せませんでしたので 本日の練習の〆に完全ブラインドで実戦的なヤツ一本走らせました。それが次の動画。



完全ブラインド 150m (千葉練から帰着後 本日夕方 八ヶ岳南麓拠点小屋至近フィールド )
 画面ではわかりにくいですが 奥のダミーポイントに向かってけっこうな勾配で下っています。ダミーポイントは正面若干左の白い花がついている目立つ木の右けっこう奥で 150mほど。下りで走らせたのは もう今日はアヤツかなりの距離を千葉練で走ってきましたので 下りコース設定でアヤツの背中を押してやる意図があります。
スタートにつくまでのあいだ 私のヒールに付き アヤツ 全身の感覚を研ぎ澄まして ダミーポイントはどこか探っているのがハッキリとわかります。こういうところは生来の狩猟犬だと思いますね。私とともにスタートにつけば アヤツやるべきこともうはっきりとわかっていますので あとの 話しはシンプルです。セットアップで方向さえ明確に指示してやれば ほぼ100m程度はブレなく 進み そこから先は アヤツ 必要に応じ私と連携しながらダミーポイントを予測 最後は犬の領域 自慢の鼻でサーチ ダミー確保。 この一本反省点は一点だけ。 画面左に外れたあたりに池とその背後に若干藪が広がっているのですが、アヤツそちらにだいぶ意識が流されていますね。(ここいらは昨年けっこうカモが付いていました) ただセットアップで送り出された方向へのブレはそれほどなく首尾よく100mほどは何とか送りこめていますが、 さらに奥へのバック号令に応えた際に 左側池藪の意識が強く 画面左へどうしても一旦流されてしまいます。それでもアヤツ 私のホイッスルコントロール、ハンド指示によく応え 大過なくダミーポイントへサーチエリアを戻せていますので この程度でダミー確保出来ていれば 今の我がTeamとしては上々と思います。 この動画のようなシュチュエーションに於いても 100m先からのバック号令で 真っすぐ背後へ走り込んでいけるような間合いをまだきちんと醸成出来ていませんので また工夫して克服できるよう いろいろ試行していこうと思います。
 往路が下りということは この設定戻りはけっこうな上りですが… アヤツ 私とうまく連携イイカンジでダミー確保出来たという気持ちがあるのでしょう、戻りの脚もよく伸びています。Teamとしてノリのいい状態を演出しておくっていうことも 我がTeamにはけっこう大切なことであることがわかります。これもハンドラーの仕事のひとつ。



Jason Mraz - Wordplay  2005年
ジェイソン・ムラーズの「Wordplay」。先月Youtube視聴したジャック・ジョンソンの流れで偶然視聴。私 あまりサーフサウンドもラップボーカルも聴いてこなかったのですが この「Wordplay」 なかなかイイじゃない。 インターネットや Youtubeが無ければ 私には多分縁のない楽曲だったでしょう。 ちょっとだけ先入感の垣根を越えるといろんな可能性が広がるってことですね。
Team KOKOROもかくありたし。