『こころ』1,966日目



本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド(対岸側)
エリアを区切って定期的に草刈がおこなわれますが 今朝の草丈状況はまあまあイイカンジです。


 Team KOKORO 週末2日目 日曜の朝練は 昨日不首尾に終わった 「ブラインド 100m x マーキング 195m ダブル復習 」を1本 昨日と同じ 阿賀野川河川敷フィールド(新潟市側)で走らせたあと 河川敷フィールド(対岸側)高草丈原へ移動、鼻を使ったサーチ力を鍛え上げる練習をおこないました。高草丈ロングマーキング 200m 返しで2本、時折 ポツポツくる雨に高草丈は濡れ けっこう重くなっています。往復400m x2 + サーチ走行分 でおそらく 一度に1Kmくらいの距離を 濡れ草を裂き多少上下に跳ねながら走りまくるわけですから 走力のトレーニングとしても最高です。 ただし鼻を使ったサーチ力トレーニングだっ、走力のトレーニングだっ と人が意気込んでみたところで 動画のように アヤツにとっては 単なるロングマーキング祭り、娯楽に過ぎないんですね。犬が楽しければ人も楽しい…ワッハッハ!



ブラインド 100m x マーキング 195m ダブル復習
昨日の「ブラインド 100m x マーキング 195m ダブル」練習にて うまくいかなかった項目 ハンドラー側に起因する事項(ブラインド&マーキングのダブルであること半信半疑でスタート、セットアップで送り出された方向へ真っ直ぐ突き進む ブラインドの基本、犬のメンタルをきちんとコントロールして 私の指示をアヤツに伝える。) について動画反省会にて総括したことを 実践してまとめておくために 昨日と同じコース設定にてもう一度復習しました。設定じたいで変えてきたのは 発砲音を 明確にダブルとわかるよう 2発発砲 (ブラインド側はスロアーを配置出来ませんので スタートで私が2発発砲。) と マーキング側スロアーの服の色だけです。
 195mとはいえ フィールドは刈り込まれ何の障害物もありませんので スタートに付いた時点で アヤツ マーキング側スロアーの位置は 明確に脳内インプットされています。 発砲音2発後 ほとんど目視では方向程度しか追い切ることが困難な195m先のダミースローをさらっと見せて 速やかに先取りブラインド側へ犬の意識が向くように スタートでの犬の向きをいつもより早めに切り変え セットアップの態勢に入ってみました。マーキング空中軌跡追い切りが中途半端だったのでしょう アヤツ セットアップの態勢に入ってからも マーキング側スロアーの方をさかんに気にしています。 セットアップの態勢に入り マーキングスロアー位置とは明らかに違う ブラインドダミーポイントの方角を指し示されているわけですから こここはマーキングダミーポイントが気になろうがなんだろうが まずは先取りブラインド確保に 主従ともエネルギーを集中できるかどうかが問われる場面です。 ブラインド側は100mほどですが 背後に広がる岸部深藪は 幅広さと 送り込む角度ゆえ ピンポイントで フィールド端外 夏道を越えてすぐの藪内ブラインドダミーポイントへ送り込むこと なかなか難しいです。 アヤツ セットアップの方向へブレなく飛び出し フィールド端に走り込む直前手前で 振り返り 私の指示を利用してきます。もうこうなればあとは主従いつものようにシンクロした動きでダミーポイントを特定するのみ…我らの形に持ってこれました。途中昨日同様 またフィールド内端部に意識がいきますが 犬の動きを一瞬止め ハンドシグナル一発でエリア修正。 ブラインド側は上々だと思います。
 返しの2本目 195mマーキング側。アヤツ 1本目ブラインドをかたつけて 待ってましたという状態 でマーキングスロアー方向へ一直線に走り込んでいきます。ダミー投下ポイントがスロアーの右か左かくらいまでは見えていたようですが 今日はマーキング側ダミーポイントのフィールド端部 藪内ダミー確保にだいぶ手間取りましたね。 こちら側のダミー投下ポイント付近も フィールド端部藪(ダミーポイント) ⇔ 夏道 ⇔ フィールド外深藪 と少しひねりのあるシュチュエーションで アヤツ ハメられたようです。やはりフィールドが全面刈り込まれた状態ですので どうしてもダミーを目で探す意識が前に出てしまうのではないでしょうか。 まだまだですね。



高草丈ロングマーキング 200m x2
 練習後半は河川敷フィールド(対岸側)高草丈原へ移動、鼻を使ったサーチ力を鍛え上げる練習をおこないました。アヤツ 草丈の高いフィールドを突っ切って ダミーサーチ確保回収 する事 大好きなんですね。なんか血が騒ぐんでしょうかね?刈り込まれた走りやすいフィールドより 一段ギアが上がります。
カメラは スロアーの背後から サーチモードに入った状態を録画できるように配置されています。さすがに距離200m、我がTeam専属スロアーの低い弾道ですが アヤツ おそらくスタートでマーキングダミーが左右どちらに投下されたかくらいまではマーキング出来ているように思います。(一緒にいた私も認識できたのはそのあたりが限界) スタートして ダミーポイント付近までの走行は 自らの視線が草丈高により見え隠れする状況の中 スロアーをアンカーにして走ってきました。 今日はそれでも比較的草丈が低めの状況ですが 以前 もう少し草丈が伸びた状況で 実際に私 フィールドを縦断して歩いてみたことがあるのですが 一度フィールドに入ったら 目標物なく人が ロングディスタンスを曲らず真っ直ぐ進むことは非常に難しいです。ましてや進んだ距離感を正確に把握することなどほとんど困難。 こういう状況でスロアーをアンカーに ダミーポイントの位置と距離感を合わせてくること 私自身は実に合理的で冷静なアヤツならではと感じています。始めからこういったことしていたわけでも 私が教えたわけでもありませんが 我がTeam ロングマーキングの練習を毎週毎週ほとんど娯楽のように楽しみながら 積み重ねていくうちに いつの間にかアヤツが自ら こういった間合いで走るようになりました。 但し たとえロングディスタンスでも マーキングダミーの空中軌跡を完全に追い切れていて その投下位置へ一直線に走り込んでいけるシュチュエーション(草丈、ハザード 等の状況) であれば アヤツ スロアーをアンカーに走ることなどはしません。ケースバイケースで状況により 当たり前のように走り分けてくるんですね。 こういったインテリジェンスな部分が 私はアヤツ最大のストロングポイントだと思っています。
いつもサーチエリア付近でアヤツの様子をまじかで見ている我がTeam専属スロアーは アヤツの今日のサーチ状況 鼻の使い方が まったく物足りなく 納得いかない出来であったそうです。曰く いい時は 鼻息が周囲に響き渡るくらいの大迫力とのこと やはり今日は いつもより目で探す意識が前へ出てしまっているようです。やはり犬は単なるサーチロボットではありませんので 前後の状況によりメンタルの影響を受けるわけで こういった部分をいかにうまくコントロールするかがハンドラー(私デス)の仕事です。スタートについた時点で勝負はついているという所以。
動画ではアヤツ アンカーとしたスロアー位置に到達後 認識できているダミー投下方向からやや大きな円を描きながら サーチエリアを絞っていこうとしている動きがはっきりと分かります。確かに今朝のTeam KOKORO サーチモードは まだまだ物足りませんね。



I Shot The Sheriff /  Eric Clapton Japan Tour 2009
アルバム「461 Ocean Boulevard」からの1974年 全米1位ヒット 「アイ・ショット・ザ・シェリフ」。レゲエの英雄 ボブ マーリー作品。
レゲエのリズムですが すっかりミディアムテンポのブルースロック。私良くわかりませんが こういうのをレイドバック?って言うんでしょうか。
クラプトンの楽曲はどれも 彼にしかない色があるように思います。その長いキャリア 人生の中で吸収してきた物 がストレートに楽曲演奏に現れる。
単なるギタープレーヤーではありません。 "本物"ってこういう事でしょうかね。
スバラシイ。