『こころ』1,972日目


我が家同居のおじいちゃんがお中元で頂いた「吉乃川」低温熟成秘蔵酒。美味いっ!美味すぎる!
「吉乃川」は私が学生時代を過ごした越後長岡摂田屋(元祖浪花屋も同じです)の老舗酒蔵。長岡あたりではポピュラーな清酒にて その節は毎度しこたま頂きました。
長岡で「吉乃川」を飲みつけていた私、二十歳で就職東京に出てきて飲み屋で飲む酒がもう甘くて甘くて… 。 基本越後長岡 清酒「吉乃川」辛口です。
※ 今回頂いた「吉乃川」低温熟成秘蔵酒は 辛口というより実に芳醇です。どなたにでもおすすめできます。
今週の小さな幸せ。





本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド対岸側
今週末土日は このフィールドで アヤツをひたすら突っ走らせる Team KOKORO ロングマーキング祭りデス…ワッハッハ!
広大な河川敷を 区分ごと定期的に機械にて草刈りし 農地や 人が入れるフィールドとして維持されているのですが 今朝来てみると 先週より一段と草刈りされた区分のエリアが増え いつものような高丈草原をアヤツに突っ走らせることは出来ません。しかし ところどころ 立ち木や 畔の境界に 独立したブッシュ群が残り 逆にブラインドでは面白い設定が可能な状態。夏を前に 概ね全域にわたりひととうり刈り込まれた阿賀野川河川敷フィールド対岸側ですが、 これから秋口にかけては草の丈がみるみる高くなっていきます。現時点でも 秋の緒戦GRT霧ヶ峰フィールドを想定した実践的練習設定充分可能ですが 8月下旬から9月末にかけて アヤツの胸より深い 高丈草原になり 難易度の高い最高の実践トレーニングフィールドになっていく事間違いありません。

刈り取りたてで草丈がそれほど高くないという事は ロングディスタンスでも 主従お互いを目視で意識しながら容易にコミニュケーションが取れるという事です。Team KOKOROとしては 当然超ロングブラインドでも 普段同様の主従シンクロした動きが 150mを越えた距離のもとで機能できるかどうかの 課題を盛り込んだ練習設定になるのは フィールド状況からいっても必然です。そんなわけで1セット目は 完全ブラインド 185m x ロングマーキング 210m のブラインド先取りダブル を走らせてみました。
ハザードとなりうるブッシュ群が点在する自然のフィールドで 完全ブラインド 185m 犬を送り込むという事は 我がTeamにとっては 非常に難しいです。100〜120mであれば比較的首尾よく送り込むこと出来ると思いますが 100mを越えてさらに奥へ80m以上 犬を押し出すためには 犬が確信をもって ハンドラー指示に従い 奥へ走り込む間合いが主従で醸成できていないと そうは簡単にはいきません。  こういった間合いの醸成は 成功体験をテンポよく犬に積み重ねさせていくしか道はありません。 動画のようにブラインド側 今朝は我がTeam 七転八倒しましたが、先週同様明日 同じ設定にて再度走らせてみたいと思います。今朝のイメージが補助となり 185m先のブラインドポイントへピンポイントで送り込めるようなら一歩前進。今日の完全ブラインド185mは いってみれば 成功体験を犬へ積み重ねさせてやるための仕込みのような意味合いがあります。



完全ブラインド 185m x ロングマーキング 210m
 完全ブラインド 185m は… 七転八倒してますねえ。 やはりかなり左側マーキングの印象が強く アヤツ スタート直後と ひととうり右のブラインドエリア手前をサーチ後 マーキング側 左のエリアに意識と脚が引っ張られました。これがもう少し標準的な設定 ブランド側が80m程度までなら スムーズにブラインド側からダミー確保出来て テンポ良くブラインド先取りダブルの基本積み重ねる事出来たと思うのですが、さすがにアヤツ 完全ブラインド 185m を確信をもって一直線に走り込んでいくには 奥への距離感のイメージが足りません。もっともっとこのクラスの完全ブラインド確保成功体験を積み重ねる必要があります。よって明日も先週同様 同じ設定にてこの完全ブラインド 185m 再度走らせてみたいと思います。
アヤツの回収仕事へ向かうメンタル、 反応 私との連携意識、走力、サーチとも 決して悪い状態ではありません。あとは ブラインドポイント付近手前 ハザードに囲まれまくっていても ハンドラーの指示した方向へ確信をもって走り込んでいけるよう 推進力をやしなう練習を積み重ねる中で 私がうまくお膳立てして アヤツに自信をつけさせてやることだと思います。
 今朝のこの設定での収穫は アヤツとの間合い醸成のための 真っ直ぐ後方へ距離を延ばして走り込んでいく部分の私の指示 バック号令と、アヤツの中でのバック号令の意味合い理解 を実地で積み重ねられた事です。バック号令で奥へ押し出す間合いは まだまだ我ら試行錯誤中 ノイジーハンドラー全開のカッコワルイ状態ですが、最後の最後 ブラインドポイントに向けて奥へ走り込んでいった 局面ではアヤツ 意味合いを少しずつ理解してきているように思いました。完全ブラインド 185m になると 私も右往左往しながら必死でアヤツに指示を伝えようとしているのが精いっぱいの状況ですが 今日のようなアヤツのメンタル状態を主従で無意識に保てるようになってくれば  いずれ150m以上先でも 主従シンクロした動きとダミーポイント特定に向けた落ち着いた連携 徐々にですが充分有効に機能できるようになってくると思います。現在のような我らのレベルでは 洗練されたハンドリングを意識することなどまだまだ先の又先!



ロングマーキング 225m x2
距離はありますが 走行途中は ほぼ刈り込まれたエリアを横切っていく設定ですので アヤツ比較的走りやすかったように思います。それでもダミーが投下された付近のエリアは 草丈がアヤツの腹下くらいまであり ダミーは完全に埋没する状態になるよう設定されています。
 1本目 スロアー付近まで到達したアヤツ ダミーが投下された方向とは逆の左側に若干意識が流されているきらいはありますが サーチモードで捜索エリアを少しづつ絞り込み ダミー確保。2本目は スタートでマーキングダミー空中軌跡を追い切る事に完全に成功していた様子、ダミーが投下された左側のエリアに確信をもって一直線に走り込んでいくのが動画でわかります。 サーチモードをまじかで垣間見ていた 我がTeam専属スロアーによると 今朝のアヤツ 自慢の鼻を全開で使い 埋没したダミーをサーチしまくっていたそうです。いいぞっ!『こころ』!
ガンドック仕事は マーキングの設定で犬を走らせても 投下されたダミーが落下後目視でもできないかぎり 最終局面では 必ず鼻を落としてサーチモードを経てのダミー確保となります。スタートでマーキングダミー落下空中軌跡(獲物の落下空中軌跡)を 正確にマーキング記憶する能力と 一気にマーキングダミーポイントをめざし走り込んでいく走力 そして最後はダミーポイント至近で鼻を使ったサーチダミー確保能力 それぞれをいかんなく発揮できてはじめて良い仕事になります。

2本とも回収後 褒美のボール遊びを少ししてやってから スタート地点に私が意識して落としておいた 2本のダミーを 指示でアヤツに回収させていますが、この落としておいた2本のダミー アヤツにとっては私の回収指示を受けるまでは指示外ダミーの認識なんですね。当然指示外ですから 勝手に確保してしまったら失格になるというアヤツの認識。 2本目などはアヤツ「ホントに獲ってええんかいトウチャン」と自ら確認してくる念の入れよう。 これはダミー練を繰り返すうちに 緩くですが私が意識してアヤツに教えました。もうこの状況 アヤツにとってすでに当たり前のことですので 目の前にあるダミーを獲れなくても全く気にならない。ましてやストレスなどにはなりません。
但し 落としてあるのが我が家のTVリモコンや 私の靴下 カミサンのスリッパの類ですと もうアヤツ獲りたくて獲りたくて 気もそぞろに陥ってしまうと思います。ワッハッハ!



「青い影」 (A Whiter Shade of Pale) / Procol Harum 1967年
プロコルハルム 1967年のデビュー曲。誰もが聴き覚えのある曲ですが、プロコルハルム 実は私「青い影」以外の曲は まったく知りません。リリースの1967年 私はまだ幼稚園児ですので当然リアルタイムではないのですが 洋楽を聴き始めた中学高校時代にはすでにいつの間にか 違和感なく旧知のスタンダードナンバーのように認識していたような気がします。 美しいメロディーとゆったりとしたテンポの オルガンサウンドはいつ聴いても心に響きます。こういうのを名曲って言うんでしょうか。 48年前の曲ですが 今聴いても全く昔聴いた輝きが色褪せない。