『こころ』1,973日目



本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド対岸側。
我がTeam 昨日も今日も 夜明け10分ほど前にフィールドに到着していたのですが、2日間とも付近を徘徊する一匹キツネに遭遇。明るくなってきたとはいえ まだ夜明け前の未明 獣の時間帯で予期せぬ人との遭遇に 奴さんおそらく不意を突かれましたね。昨日は車を降りた後 ブラインドダミーをポイントへ配置に歩いているときに遭遇 、 距離100m弱くらいでしたでしょうか たまたま アヤツは車中クレート待機でしたので 奴さん事なきを得ましたが、 全面ほぼ刈りたてのため にわかには逃げ込める広い藪エリアまでかなり距離のある状況に 奴さん 座ってこちらを注視しながら 一切動きません。まるでその存在と気配を消しているかのごとく…。おそらく我らに補足されているか否か わからない状況だったため 不用意に動けば 補足認識されると判断していたのでしょう。 自宅至近松林藪でのキジや 八ヶ岳南麓にてシカと 不意に遭遇した場合も まったく同様 彼ら獣は不用意に動いて外敵に身をさらせば 存在と場所を補足認識されてしまう 危険性について良く理解しているような気がします。
ここ阿賀野川河川敷でキツネに遭遇したのは今週末が始めてですが 周囲キジが非常に目につきますので そういう事なのでしょう。 この付近 上空には大きな鳶と思われる猛禽系が河川敷内動く獲物を よく物色しています。何回か 18Kgの黒犬であるアヤツにむかって急降下を受けたこともあり 1.5Kgの小型犬『小太郎』をこのフィールドで運動させるときは 常に 上空に充分注意をはらっています。アヤツにむかって急降下を受けたのは例外なく ダミー回収に走り 私から相当の距離はなれた瞬間を狙われていました。あるいわ咥えていたダミー横取りが狙いだったのかもしれません。
新潟市内から比較的近い ここ阿賀野川河川敷でも 獣たちの時間帯では 自然の摂理が支配しています。



完全ブラインド 185m
 昨日七転八倒した 完全ブラインド 185m 今朝は昨日とまったく同じコース設定でシングルにて走らせました。スタート位置セットアップの段階で アヤツ目の前に広がるいくつもの藪ブッシュ群の中で 果たしてダミーの潜んでいるブラインドポイントはどこか 感覚を研ぎ澄まして探っているようでした。セットアップの指示途中 私は何回か一旦手を下げて 方向指し示し直していますが これはアヤツの視線の先が ブラインドダミーポイントを向いているかで仕切り直しをしています。しかし結果的にこの仕切り直しが過多だと この動画のように犬を 迷わせる結果を招きます。方向は概ね理解して飛び出しましたが その方向のいくつかの藪ブッシュ群のどこがブラインドダミーポイントなのか アヤツ明らかに迷ってしまっていますね。至近で一回振り返り 私に背中を押されたアヤツ 手前の方から 可能性のあるアヤシイ 藪ブッシュ群を一つ一つ 経由確認しながら 奥へと走り込んでゆきます。ヘボなハンドラーの指示が情報不足とみると 自ら判断して ダミー確保に向け適切に合理的に動く いかにもアヤツらしい動きです。もちろん昨日のブラインドダミーポイントの意識も補助となったのでしょうが その後の動きは 必要な部分 ハンドラーとうまく連携し 大崩れなく ダミー確保。
この一本の中で ダミー確保に向け 今のアヤツ自らの出来る事は 全て出し切っていました。改善項目は走り出す前 セットアップの部分での主従の間合いです。私はアヤツの視線の先がブラインドポイント方向に正しく向く瞬間に飛び出させるタイミングを合わせることだけに集中していましたが、 今朝の この藪ブッシュ群が 各々明確に離れている コース設定であれば 具体的に どの藪ブッシュ群がブラインドダミーポイントなのかを アヤツにセットアップ時伝えきるべきでした。飛び出した後のアヤツの動きを動画で見ていると アヤツが迷ったのは正にその部分のように思いますし アヤツとならそのくらいのセットアップ時共通理解の間合いを作っていくことは出来るような気がします。
 現状で我がTeam セットアップ時アヤツに伝えられる情報は方角のみ。 セットアップで指し示された真っ直ぐ先に必ずダミーポイントがあるという意識が ガンドックの基本ですが、 犬は全て指示どうりにリモコン操作の効く メンタルに影響されないロボットではありませんから 犬を真っ直ぐ奥まで走り込ませたければ ハンドラーの それ相応の工夫が必要で それが我がTeamにとっては主従の間合いです。ただそういった主従の間合いを積み重ねていくうち結果的に ほとんどセオリーとうりの動きへ 最後は収束していく… きっとそういうものなんじゃないでしょうか。
昨日今日の 完全ブラインド 185m それぞれあまりカッコよく決まりませんでしたが 我がTeam 大きな収穫が得られたと思います。



ロングマーキング 250m x2
練習後半のロングマーキングは 250mを返しで2本走らせました。 途中走行のエリアは概ね刈り取られたエリアですので 250m x 4本 = 1Km以上 とはいえ アヤツ比較的走りやすそうです。ダミー投下ポイントは 草丈の高い部分が残されているエリアでしたので 完全に埋没したダミーを 例によってダミースロー範囲を見極めながら サーチ円を徐々に狭めて絞っていくいつものアヤツ サーチモードでの動き。こういった部分はもう完全に犬の領域ですね。この時間帯 画面左から右へけっこうな風が吹き始めていて、 アヤツ 最終的なダミー確保は やはり サーチ円がダミーポイントの風上側にまわった瞬間ニオイをとってのアクセスだったそうです。特に2本目ダミー落下地点は 非常に草丈の高いサークル状になったエリアで 目視で埋没したダミーを確保することなどほとんど不可能。



ヨモギ帯越え基本練
 練習最後は 幅3m 高さ私の肩丈くらいのヨモギ帯を越えて 奥のフィールド (手前と同様に刈り取られた平坦部となっています) へ走り込ませる基本練。 マーキング回収等で ハザードブッシュ帯のど真ん中を突破してマーキングダミーポイントへ一直線に走り込ませるための基本練で、 こういったハザードを真っ直ぐ抜けることに慣れて 当たり前のようにするための練習積み重ねです。ネタ元仕入先は 先月の千葉練にて 組長設定で同様な練習をしてきました。
まず始めに私がヨモギ帯をかき分け越えていくところをスタートで待たせたアヤツに見せて補助した上、 ダミー、ボール、ひも付きブンブンボールと 手を変え品を変え 近距離で反復しています。 ダミー練フィールドに出たら 適当なハザードブッシュ帯を見つけて 場所もいろいろ変えながらこの夏 やり続けようと思います。
秋口にはハザードブッシュ帯のど真ん中を突破してマーキングダミーポイントへ一直線に走り込めるような実践練習につなげていきたいと思います。



Stairway To Heaven  / Led Zeppelin 1971年
 レッド・ツェッペリン 「天国への階段」(Stairway to Heaven) 70年代後半から80、90年代にかけて 若き日を過ごしてきた 私世代にはこの曲は時代を象徴する名曲 何の説明もいりませんが 以前20才代の甥っ子と車で移動中FMから流れてきた「天国への階段」に 彼は全く聴いたことすらない楽曲との話し… 時代の流れを感じづにはいられなかったことがありました。洋楽に興味がなければそんなもんなんでしょうかね…。
 私の中学生のころ 丁度クイーンとかエアロスミスも人気に火がつき始めた時期ですが 私の周りの硬派な洋楽ロック少年の間では ブリティッシュハードロックと言えば大きく分けて レッド・ツェッペリン派と ディープ・パープル派に分かれていました。(私のクラスだけかもしれないけどね)   私はどちらかというと断然ディープ・パープル派だったのですが 熱心なレッド・ツェッペリン派友人の布教活動のおかげで セカンドアルバムになる「レッド・ツェッペリン II 」などもお気に入りでした。
今ではYoutubeレッド・ツェッペリンでもディープ・パープルでも 当時の曲をいつでも気軽に聴ける 私にはいい時代になりましたが  総じて当時聴いていた楽曲はほとんど例外なく いろんな意味での完成度が非常に高いように感じます。