『こころ』1,986日目



本日早朝 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド対岸側


 梅雨も明け 新潟も暑くなりました。本日土曜は Team KOKORO 新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド対岸側にて 程よく膝下程度まで伸びたイイカンジの丈高草原にて ブラインド、マーキングのロングディスタンス練習をおこないました。
ここ新潟市近郊阿賀野川河川敷フィールド対岸側 2週間ほど前の週末ダミー練をおこなった際は 夏を前にした下草刈り取り直後で 広大なフィールドのほとんどは すっかりツンツルテンに近い状況。幸い 畔に多く残る ブッシュ群をうまく使ったブラインドセットとかで なんとか支障なく練習をこなすことが出来ました。ただロングディスタンスでも草丈のない平坦なフィールドを突っ走るのと 高丈草原を若干跳ねながら突っ走るのでは 同じ設定であっても雰囲気がまったく違います。本場のガンドック達 レトリーバーの仕事場は基本どちらであるか 本場DVDや Youtube映像を見ても明らかなわけですから 我がTeamは常に 程よく膝下程度まで伸びたイイカンジの草丈となる練習フィールドを求め その時のフィールド状況を見ながらそれぞれ特徴のある いくつかの練習フィールド 渡り歩いています。 新潟市内、近郊、八ヶ岳南麓 と 我がTeamけっこうそういった環境には近場で恵まれているように思います。今朝は阿賀野川河川敷フィールド対岸側で朝練後、 新潟市東部 工業団地遊休地の新規フィールドを視察にいっていきました。 なんかブッシュの感じが 富士見中学林、霧ヶ峰に似ていてこれもイイケンジ。(一番下 練習動画)
同じブッシュ群高丈草原でも 河川敷の ブッシュ群高丈草原とは 走行抵抗がまったく違います。やはりいろんなところで犬は 走らせておくべき。
類は友を呼ぶ…今朝は2頭のセッターを連れたハンターさんが犬を走らせていました。少し情報交換。



高丈草原 完全ブラインド 165m
膝下丈に伸びた下草原を 165m走った先 目標物のまったくない草原のど真ん中にダミーが埋没している完全ブラインドです。いってみれば砂漠に落ちた10円玉探すようなもの、人間などでは手も足も出ない 犬の領域の仕事。ただ私のハンドリング目印に 園芸杭先端に白のコンビニ袋をつけたもの ポイント付近に刺しておいたのですが… アヤツひょっとするとこれを目印と理解しているやもしれません。(私のしそうなこと知ってますから アヤツならそのくらいのこと普通にやりそう。) 目標物のない中で サーチモードに入るタイミング、さらに真っ直ぐ奥へ走り込む距離感を私からアヤツに伝える事が徐々にできはじめてきました。最終的にはこの1/3くらいの バック号令で 我がteam ロングディスタンス完全ブラインドでの距離感 合わせこんでいけるように練習積み重ねていきたいと思います。
 セットアップで飛び出してしばらくすると どうして左方向に流れていくクセ 、まだまだ修正しきれていません。今回もやや左から回り込む程度で大崩れなく ポイントまで距離を送り込むことなんとかできていますが 結果オーライにすぎません。ハサードブッシュ群に囲まれた中での走行経路でしたら ポイントではないハザードブッシュ群に吸い寄せられて刺さってしまったかもしれません。



高丈草原 ロングマーキング 200m x 2
 膝下丈に伸びた下草原での ロングマーキング200m 返しで2本、このフィールドではもう定番の突っ走りロングマーキングです。
いつものようにスロアーをアンカーとして アヤツ 200mの高丈草原を一気に走り込んできます。スローアー付近到達後 ダミー投下到達可能範囲を大きな円を描きながらアヤツ サーチに入るのですが 1本目は動画を見た感じスロアー付近到達後一瞬逆方向へ向かいますがその直後 アヤツ ダミーのニオイをとったように見えます。風はほぼ無風ですが基本草丈にダミーが埋没してしまうフィールドでのダミー確保が アヤツにはすでに当たり前ですので すっかり鼻を使ったサーチとダミー確保になれてきています。 こういったダミー練フィールド選定の部分で、 マーキング投下ダミーが地面で目視出来てしまう草丈の低いフィールドでのマーキング種目回収に犬がなれてしまうと、 いざというとき どうしても鼻より目でダミーを探す意識が犬に強くなってしまいます。アヤツの場合もそういったこと顕著に影響を受けますので、 マーキング種目コース設定時は出来るだけ投下後ダミーが目視できないようなコースを 設定時意識しています。(※ 但し練習意図によっては あえて目視出来るマーキングダミーポイントへ 犬を確信をもって走らせること積み重ねる等 逆のケースもあります。自分の犬の状況を見ながら、必要なことを考えケースバイケースで適切に意図をもってコース設定していくことが大切のように思います。)   返しの2本目ですが ダミーの空中軌跡を落下位置まで完全に追い切る事 なかなか困難な距離200mで しかも真っ直ぐ走り切ることが難しい高丈草原ですので アヤツ スローアー付近到達後 すぐに2本目ダミー投下埋没ポイントへ直行とはうまくいきません。 まずは1本目 のダミーを採ったポイントへ 再度確認に走るケースがアヤツの場合 返しの2本目 ロングマーキングでは よく見られます。今回も1本目ダミー確保ポイント付近をまず確認後 大きな円を描きながらアヤツ 周辺サーチに入っています。多少大きな円を描くサーチになりましたが ダミーポイントがほぼ特定できている マーキング種目の場合 たとえ超ロングマーキングであっても 大きく左右前後走行が流れてしまうようなこと もはやアヤツには心配無用ですね。アヤツ自慢の鼻を使ったサーチモードでの動き スロアー背後40mほどの設置カメラ画像で確認できます。



ブラインド短距離間合い基本練 (工業団地遊休地の新規ダミー練フィールド視察、なんかブッシュの感じが 富士見中学林、霧ヶ峰に似てない…?)
視察に訪れた 新潟市東部 工業団地遊休地の新規フィールドでの 完全ブラインド 50m ダブル。丁度いい下草丈と そこらじゅうに点在するいくつものハザードブッシュ群、いくつかの樹林帯 と 従来の我がTeam 練習フィールドにはあまりなかった実戦的フィールドです。今朝の完全ブラインド 50m ダブル 我がTeam右往左往してますね…ワッハッハ! ブッシュ群、下草の感じが 富士見中学林、霧ヶ峰に似ていて 秋のGRT緒戦 霧ヶ峰を想定した 仮想霧ヶ峰設定練習には最適です。周辺状況により 走らせる方向、距離 等 コース設定は限られたものになると思いますが ここでは実戦的練習をコンスタントに積み重ねていこうと思います。



Progress / スガシカオ 2006年
スガシカオの「プログレス」。NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」(毎週月曜22:00〜)の主題歌でおなじみ。
スガシカオはとっても好きなのですが 、何年かに一度特に私の心に刺さる楽曲を残します。「Progress」もその中の1曲。 大切な事、ピュアな心意気みなたいな物が ストレートに楽曲に表れるからだと思います。
Team KOKOROもかくありたし