『こころ』1,993日目



本日早朝 新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷フィールド

8月に入りました。本日は 新潟市近郊阿賀野川対岸側河川敷フィールドにて少し難しい設定で 何本か練習おこないました。
ここの所我がTeam ロングディスタンス中心に それなりの難易度で練習積み重ねてきましたが その中でもある程度 類似構成のコース設定でで アヤツがある程度確信をもって走り込めるように考えて走らせてきました。ほぼ意図とうり アヤツ ロングディスタンスの完全ブラインド、マーキング 設定であっても 比較的テンポよく ダミー確保の成功体験をかなり積み重ねる事が出来ています。
今朝の設定はどれも 意識して 気持ちよくダミー確保することより アヤツの 予定調和、先入観、先読みをブッタ切り 少しづつ実践的な経験値積み重ねられるよう に設定してみました。
 アヤツ いつもの ようには気持ちよくダミーポイントへアクセスすること出来ませんでしたが、局面局面では 主従連携 練習を積み重ねてきた通りの動きも垣間見せてくれました。動画を見る限りは 右往左往と実にカッコワルイレトリーブ一部始終ですが 、アヤツ 本日脳内にインプットした経験値、次回以降 すぐに プラスに変えて フィードバックして くると私は思っています。今までも ノービスのころからずっとそういった繰り返しでしたし、これからも まったく変わらなぬ我らの 手法。 修正項目(伸び代ともいう) 満載につき 一足飛びには上がってはいけませんが 一歩づついくしか道はなし。
Team KOKORO 立派なガンドックへの道は遥か…。


帰宅後 いつものように洗車ノズルのシャワーでアヤツ丸洗いしたのですが… 後足の踵が若干擦れて赤くなってきている様子。今週末明朝は朝練休みに決定。ここ何週間か アヤツ本当によく頑張りました。



ロングディスタンス ダブル B 165m x M210m
ロングディスタンスこの距離の先取ブラインド x マーキング ダブル は やはり何度やってもまだまだ非常に難しい。 これブラインド側が 100m以下程度の場合と 難易度は全く変わってきます。 ご丁寧に 右側210m先のマーキングスロアーが2発 発砲し犬をあおりまくった状態の中で マーキングダミーへの強力な意識を振りきって  左側165m先のブラインドポイントまで 一直線に犬を送り込めるかか否かが問われます。 アヤツ スタートで発砲音を聞き、右側マーキングダミー投下を確認している時点で  完全にロングマーキング突っ走り課題 と理解してしまっているわけで よもや左側 ロングブラインドダミーポイント方向へ セットアップで送り出されるなどとはつゆほども思っておりません。 この予定調和をぶった切り 左側 ロングブラインドダミーポイント方向へ一直線にブレなく突き進めるかが胆。
 セットアップ送り出しで飛び出したアヤツ 私の指し示した方向へブレなく進みます。スタートでの動画を見ると アヤツ完全に 右側マーキングダミーポイントに意識が強力に持っていかれている状態は明らか。それを振り切っての 100m付近くらいまでの 一直線なブレなき走行、セットアップ送り出し基本練のフィードバックが完全に効いていますね。いいぞっ『こころ』!
しかしさすがに 100mを越えたあたりで徐々に意識のある右方向へ 走行が弓なりに流れます 、もうこうなったら主従の間合い ホイッスルコントロールから 犬の動きを一旦完全に止めてのハンド指示 (またしても得意のお笑いダンシングハンドリング露見… カッコワルイですが 私の気持ちが滲み出てまう所業 ワッハッハ!)。2コントロール程度で なんとか送り込み成功 ダミー確保。
問題は マーキング側への走行です。マーキング = 記憶することですから  ブラインド回収後は スタートに戻り 完全に目が切れた状態で 最初に記憶したマーキングポイントに向かって突き進まなければなりません。 膝下くらいまでの草丈のフィールド状況、ブラインド側165mを往復後 スタートに戻って マーキングダミー記憶の方向を正しく認識することは極めて難しいこと 今回の アヤツのマーキング側走行を見るとわかります。 この草丈になると ロングディスタンスを真っ直ぐ走る事じたいでも けっこう難しいことなのですが 往復ロングディスタンス走った後に 正しい方向感覚まではさすがにうまくいきません。 同様の設定で近々また走らせてみて アヤツが この経験フィードバックで どうプラスに変えてくるか 見てみたいと思います。



ロングディスタンス ダブル M 160m x 2
つぎは定番練ロングマーキング 160m 返しで2本の突っ走り設定なのですが … 従来と大きく違うのは ブッシュ裏にスロアーを隠し スタートからは完全に見えないように設定している部分です。この距離で 我がTeam専属スロアーの低い弾道でマーキング空中ダミー軌跡を追い切る事 正直 難しいです。一緒にいる私も 明確には追い切れないことままあるような条件です。アヤツ 従来のロングマーキング突っ走り練に関して やはりスロアー位置をアンカーに使った ダミーポイントへの距離感の合わせ方をうまく利用してきていました。 今朝の設定ではそのスロアーが見えませんので そういった距離感の合わせ方がまったくできません。 1本目 スタートからほぼダミーポイント方向へ向けてアヤツ飛び出していますので マーキングがまったく不調だったわけではないように思いますが… アヤツ 100mほど走った地点から 先ほどの マーキングダミーを獲ったポイントの右方向へ徐々に 走行が弓なりに流れ始め 結果 ダミーポイントよりはるかに右の奥 300m程度までノンストップに突っ走ってしまう結果に。動画で見かえしてみると 右に流れだしてある程度たった瞬間からアヤツの中に 先ほどのダミー確保のイメージがこの回収でのダミーポイントの確信になってしまっていること 明らかにわかります。アヤツ 完全に先読み 予定調和に頭の中支配されましたね。もう一旦犬がこういう状態になると 止めること非常に難しいです。いくところまで行ってもダミー確保出来ないアヤツ 私のホイッスルコントロールでようやく100m付近まで戻ってきました。そのあとは ハンド指示でなんとかリカバリー。 ダミー確保は出来ましたが ダミーを咥えて戻ってきたアヤツ  さりげなくひと回りなどしたりしてマズカッタ感は隠せません。 明らかに不首尾回収をやらかしてしまったこと 認識出来ていますね。アヤツにとっては 300m実際に突っ走ってしまった事実より、 トウチャンのホイスッルコントロールに反応できなかった自分の方が 、マズカッタ感の根源なんだと思います…健気なヤツ ワッハッハ!。
2本目もスタート時は概ね マーキングエリア認識出来ていた模様ですが さすがに少し慎重な動き。1本目ダミーを獲ったポイントへも確認に走る等 若干サーチで手間取っています。1本目の不首尾で若干意気消沈したところも影響しているかもしれません。 こういったスロアーが見えない設定、我がTeam 一旦もう少し距離を短く(100mくらい) して獲らせてから スタートを下げて連続して走らせるように 次回はしてみようと思います。



James Taylor You've Got A Friend / North Sea Jazz Festival 2009
 「君の友だち」(You've Got A Friend )こちらは ジェイムス・テイラーのカバーバージョン。キャロル・キングのバージョンとほぼ1971年同時期のリリースでしたが こちらは1972年 グラミー最優秀男性ポップボーカル賞 全米1位。
ジェイムス・テイラーの 声はすごくやさしい声ですね。 私には キャロル、ジェームス 両バージョンとも違った魅力を感じます。