『こころ』2,014日目


"仮想霧ヶ峰" 新潟東フィールドにて朝練後… アヤツ 納得した顔してます。

練習終了 撤収中。

練習後半から大粒の雨に見舞われ、撤収後KOKORO号に戻ってみると… カタツムリクンが吸着!


 Team KOKORO 今週末土曜日は実戦を想定した練習。フィールドは当然 "仮想霧ヶ峰" 新潟東フィールド。
やはり角度25°での指示順 ブラインド先取 ダブルは… 難しかった。



ブラインド140m 先取 x マーキング 75m 指示順ダブル 25°
角度25°での指示順 ブラインド先取 ダブルです。 目の前75mでのマーキング ダミーへの意識を振り切って 140m先の先取ブラインドポイントまで犬を送り込めるかどうかという設定。実際に走らせてみると…この角度ではほとんど目の前 真横のマーキングダミーをチラ見しながら 奥へ通り抜けなければなりません。名物種目 I型ダブルほどではありませんが、これは簡単な事ではありません。 しかしGRTアドバンス クラス設定としてはまあよくある普通の設定ですので、 我らTeam KOKOROもアドバンス参戦2年目で これを普通にこなせなければ 立派なアドバンスペアとは言えませんね…ワッハッハ! 首尾やいかに。
セットアップで送り出されたアヤツ 間違いなくブラインドポイント方向へブレなく飛び出すこと出来ています。しかしここからは どうしてもマーキングスロアーが大きくアヤツの視界に入るんですね… アヤツあっという間に手前右の後取マーキングダミーポイントの方へ弓なりに吸い寄せられていきます。 あわてて私がアヤツの背中越しに ホイッスルコントロールと声符で 犬の動きを完全に一瞬止め、 ブラインドポイント方向への ハンド指示とバック号令にて どうにか軌道修正リカバリー 。これでマーキングダミーへの意識を 振り切ったアヤツ、後はいつもとうり ロングディスタンスでのブラインドポイントへ主従の間合いでアヤツを送り込む 我らの形にもってこれました。まだまだこういった超実戦的セットになると 初っ端からリカバリーの動きでなんとか帳尻を合わせる 事態に陥ってしまう我がTeam。アドバンスペアとしては まったくパッとしませんね。Team KOKORO 立派なアドバンスペアへの道は遥か…。
それでもアヤツ よく止まりました。



マーキング 130m x 2
練習後半は 130mのマーキングを返しで2本。 出来るだけスタート位置で、マーキングダミーの空中投下軌跡を追い切る成功体験をアヤツに積み重ねさせてやるねらいで、スロアーはあえてブッシュのウラに配置しアヤツから見えないようにし、 距離も比較的抑え、スローも背景が空になるようコース設定してみたのですが… 肝心のアヤツ 1本目スタート位置でまったく別の方向を向いちゃっています。ここでスタートへの入り方を一度リセットして 正しくダミーポイントへ正対するよう修正しようか少し迷ったのですが 、今回はより実戦的に走らせてみる目的と ガンドックの競技趣旨(そもそもマーキング種目で、往々にして ハンターでもありうるハンドラーにとって 一番集中すべきは 獲物を落とすことで、 犬なんぞに意識を煩わされることなど本末転倒なんですね。) に沿って あえてそのまま マーキングさせてみたんですね。 動画ですと私の影になりよく見えないのですが、 アヤツ 発砲音ダミースロー時 腰は全く右の方を向いちゃっているも 視線は マーキングダミーが投下される方向を見ていること その場で私は認識していました。これはやはり 私が正対している方向へ アヤツも意識じたいはあったんだと思います。
問題の1本目 走らせてみると アヤツ マーキングダミー空中軌跡じたいはほとんど見きれていなかったようですね。これは首尾よく マーキングダミー空中軌跡を追い切れている2本目と較べると一目瞭然。腰の向いている方向へそのまま飛び出していってしまいました。 スタートして前方すぐに比較的丈の高い ヨモギ群のエリアがあり 、キチンとマーキング出来ていないアヤツ、確信をもってマーキングダミーポイントへ一直線に走り込みようがありませんので、自然とそのエリアを迂回するようなコースとりになっています。ヨモギ群を越えたあたりで どう動くか迷ったアヤツ 自ら私とコンタクトをとり 方向指示を引き出し これで確信を持てたアヤツ どうにかマーキングダミー方向へ一気に走り込んでいきました。もうこの1本目 ほとんどブラインドでの 動きでリカバリー。 この距離でマーキングをしそこなうなど アドバンスペアにあるまじき失態ですが、その後はセルフィーに陥らず 落ち着いてダミーポイントを確実に俯瞰出来ていること理解している 私の指示を引出し 一見何事もなかったかのように合理的にリカバリーしてしまうあたりは、決してほめられたレトリーブとは言えませんが やはり アヤツならではと思います。 1本目のダミーを私に手渡した後 アヤツちょっと何気なく左後方へひと回りするなどして 誤魔化そうとしてますね。自分で マーキング不首尾をやらかしてしまった事、なんとかリカバリーしたけど トウチャンは誤魔化せないこと アヤツよくわかっています。 バレバレそっ『こころ』!…ワッハッハ!
その後の2本目はアヤツ 不首尾を何とか取り返そうと 物凄く気合いが入っていること 動画で見ると はっきりとわかります。マーキング空中軌跡完全把握、高丈ヨモギ群ど真ん中をマーキングポイントに向け一直線、サーチモードでは自慢の鼻力全開にて 早業ピンポイントダミー確保!! 2本目に限れば 私として文句なしです。 やはり アヤツの胆はメンタルなんですね。
 2本目後 いつもより過剰に褒美遊びでアゲアゲにお付き合いしてやったのは そういう理由です。アヤツが不首尾を必死で取り返そうとした 健気な努力を評価してやって、 アヤツが 納得して練習を終わらせたかったという事。



Take It Easy / Eagles  
「テイク・イット・イージー」はイーグルス ファーストアルバムから おなじみのナンバー。初期のイーグルスを代表する カントリーっぽい軽快な楽曲です。イーグルスは 私 そんなに聴いてきませんでしたが そのヒットナンバーの数々は当時から自然と耳に入りました。いわゆるウェストコーストサウンドなのですが 、ウェストコーストサウンドでは どちらかというと当時 同じように人気が出始めていた ドゥービーブラザーズ の方が私は贔屓だったんですね。 イーグルスは デビュー後 1977年発表の不朽の名作アルバム 「ホテル・カリフォルニア」に向け メンバーチェンジを経て 徐々に楽曲に ロック色が強くなっていきます。 この動画は おそらく 彼らの最盛期 1977年の ワシントンDC郊外 キャピタルセンターでの有名なライブ動画と思われます。盛り上がってますね。アメリカンってのは本当にカントリーウェスタン好きなんでしょうな。このキャピタルセンターライブ 特に名曲「ホテル・カリフォルニア」での ギターの2枚看板 ドン・フェルダージョー・ウォルシュの絡みが本当にスバラシイのですが、この「テイク・イット・イージー」でもジョー・ウォルシュ のリードギターは出色ですね。